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CAPITO = got it ! あっ、そうか、わかった。いま「IN」している、これから「IN」しそうな人、物、事を取り上げていきます。すでに「きている」ものもあります。ただし、「IN」と思うかどうかは、あなたの感性次第です。すぐに「くるか」、10年後に「くるか」〜 あなたにとってCAPITOかどうかは〜 Coin toss, please. Top or bottom? |
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1.ラクロス〜「女の子」が好きなスポーツ(2001-04-04) 数年前よりそれなりの女の子には、かなり人気のあるスポーツである。テニスでいうラケットにあたるものをクロスという。もう10年以上前からテニスラケットを持って電車に乗ったりすることは結構恥ずかしいことに属するが、クロスを持って電車に乗っているのはなかなか格好のいいこととなる。 それなりの大学や女子大にはすでに体育系のリーグ戦が存在し、同好会もかなりある。実際のプレーをみるとアイスホッケーのようにゴールの後ろの方も使ったりするのでいろいろな作戦を必要とし、運動量も多く、一種のコンタクトスポーツとしてハードなものである。国際大会もすでに日本で開かれている。 ラクロスをやる女の子は、アメフトをやる彼氏がいたり観戦したりする人が多い。これには2つの理由がある。ひとつは、アメフトもラクロスもある程度の大学の付属高校からやっている人が多いのでそこから交流が生まれ、大学入学後も続くからである。現実的な側面としては代理店の関係で、アメフトとラクロスの用具、ウエアを扱うスポーツ店が同じところに限られることにもよる。都内でも渋谷、新宿、駒沢など数店しかない。 またCX(フジTV系)などでは、朝の放映が始まる前にBGVとして大学リーグ戦や練習の様子を流したりしているので、そのことも影響しているかもしれない。ひとつの風景である。 TV東京の佐々木明子アナ(学習院大学OG)のお兄さんは日本におけるラクロス普及の先駆者であり、佐々木アナも実際プレーしていた。国際大会が行われるのは江戸川陸上競技場であり、この地域ではUrban Leagueという日本での数少ないアマチュア・アメフトリーグが開催されており、すでに10年になる。そのつながりもあってラクロスの国際大会もこの地域でおこなわれる一因となっている。 2.坂下千里子〜リファインされた女性版・中山秀征 or 恵俊彰(2001-04-13) 坂下千里子、テレビ時代が生んだ製作者側にとっては使いやすく、視聴者からは座持ちのいい「流せる」司会やサブとして最適なタレントである。男性版としての中山秀征のカントリーっぽさ(群馬出身)を抜いた感じ、あるいは恵俊彰の鹿児島を抜く形である。 坂下千里子は京都出身で関西弁を使わないスタイルである。逆にいうと週末の関西系の朝ワイドに京都弁を使いゲストなどで登場させることもできる。またすでに23歳ぐらいなのでそこそこ大人としての領域もこなす。急に出てきたタレントでもなく割合と確実に仕事をこなしてきているので現場サイドにとっても仕事をやりやすく、それなりの存在感も示せる。ただし番組の中ではあくまで空気のような役割を果たす。ボックスコーポレーションでの次女的存在(一色紗英、中山エミリーなどが所属)なのもナベプロにおける中山や恵とよく似ている。ナベプロの場合、以前よくやった吉田栄作などとからませバラエティをこなすパターンである。 さらに坂下の場合、ある程度のレベルを上げてもO.K.であるところがプラス材料である。梅宮アンナと組ませてもそれなりに「2番手」として手堅くこなし、番組の品位を落とさずメインをうまく立てる。お笑い系とも実にうまく切り回す。ココリコ・田中(吉本興業)を半年がかりでドッキリにかけるということを見事にやった。また大勢のゲストのトークで2〜3番手をきちんとやりとげる器用さも持っている。 こういう「2番手」スタイルのルーツは、石井光三事務所の赤信号のリーダー・渡辺やラサール石井、最近の磯野貴理子のスタイルである。石井光三氏の天才的なタレントマネジメント手法であり、番組では決してメインを張らないというものである。常にサブの立場において次の新しい番組へつないでいくというやり方である。中堅プロダクション独特のやり方で、大手のプロダクションの番組に自分の事務所のタレントを送り込んだり、中堅・系列プロダクション同士で組むのである。例えば前者が石井氏のラサール石井を明石家さんまのサブに、後者がマセキ芸能社のウッチャン・ナンチャンが松竹芸能のよゐこや鶴瓶とやるというようなやり方である。これの究極が「メチャイケ」であり人力舎の光浦やす子やイエローキャブの雛形あきこを入れたりする形となる。 坂下千里子は今春の改編でかなりこのスタイルでレギュラーとして出演しはじめている。本格的なブレークは夏明けの特番から秋の新番組で、「ビッグ」な位置を不動のものにする予感をさせるタレントである。 3.fashion side story - オカサーファー vs ガモラー (2001-04-17) 4月、new comerが新しい生活をはじめる季節である。new comerは現在の日本語ではフレッシャーというがこの造語にはいまいちなじめない。 ファッション関係者が地方に行ったときに、女性のどこを見るかということを聞いたことがある。ずばり「先端」である。ヘアとシューズ。確かにこのことは当たっていると思う。少し近郊や地方の電車に乗ると一応‘共通化’したウエアを着てはいるが、ヘアの手入れとシューズに注意が行き届いてないことが多いような気がする、というより明らかに多い。これは別にどんなに〜オシャレな〜といわれるスポットにいってもこのことができてないと浮いてしまうということにつながる。 しかしファッション雑誌はこのことにはあまり触れないでウェア、シューズ、ヘア、アクセサリー、メイクなどを切り離して特集したり記事を組む。すこしダサく誌面作りをしたほうが売れるからである。パーフェクトなファッション誌は決して作ってはいけないのである、というより作れないといったほうが正確。正しくコーディネートするように雑誌を作ったらとても今の料金設定では採算がとれないから、ということである。 さて上記タイトルであるが、これも完璧にファッション関係者からのサイドストーリーである。使い古されたシロガネーゼ(このように言われて喜ぶのは「ダサい」人の典型であるが)、に続く造語は何か? オカサーファー、以前流行したおかサーファーとはまったく違う意味である。字としては丘サーファーと書くのかもしれない。渋谷のショップを見て歩くのはあまりにも「ダサい」(特にこの時期)ので、自由が丘である。自由が丘のショップを買う、買わないに関係なく毎日見て歩く女の子である。サーファーはもちろん、ネットサーファーに由来する。 ファッション雑誌業界にとってはキーワードが必要なのでこのようないい方を作ったか、みんなに言わせてしまえば使いやすいということになる。半蔵門線、東横線人気などがこれを支える。 もうひとつのガモラー、これはよくも考えました、という記号としての言葉である。ひとつの形として大きなマーケットがあるが、「ダサい」を超越したものもあり広い意味でファッション業界としても無視できない。かといって、いままでの表現では新しい需要が見込めない。どうしようか? そこで、ガモラー = 巣鴨にいくOVER熟年層ファッションピープルの総称として使いたい、という一部のファッション業界やファッション雑誌界がひねり出したキーワード。 うまい、とも思うし、たぶんそういうふうに使われていくような気がする。才能のある人はいるものである。 4.東京CAFE事情〜西郷山公園下から池尻大橋へ(2001-04-20) CAFEがここ1〜2年のひとつの動きである。 CAFEをひとことでいえば「まったり」感である。ブランチやアフタヌーンティー、またはゆったりとした午後のランチである。これを先駆けてやったのが墓地下(青山墓地下)の米軍英字紙「Stars & Stripes」紙の近くに作ったアパレルレストランの「B.L.T.」ではないだろうか。 レストランでのいわゆるきちんとした食事でもなく、かといってどんどん減っていく喫茶店は no smoking を取り入れなかったところが多かったことや、インテリアの改善が2極分解化したこともありまったり感はさらになくなっていった。この2極分解のもうひとつがStarbucksなどに代表されるようなSeatle発のフランチャイズ型であり、もっとも新しいかたちは本格的なespressoを出すBar(バール)が日本(渋谷)にもできてきている。 まったり〜これは次第に都内各地に広まっていったが、いつの時代でも考えるのが〜いちばんまったり〜はどこ?ということになっていく。いちばんまったりの意味はその立地、環境なども巻き込むこととなっていく。 西郷山公園下から池尻大橋へ、これは明治通り沿いの目黒川から松見坂交差点、さらに246青山通りの池尻大橋へとつながるスポットである。松涛、神泉などをかすめるのがポイントともいえる。目黒川はまた青山墓地よりも静かに花見のできる隠れたスポットでもある。 なぜ西郷山公園下か、それは代官山がにぎやかになりすぎたからである。これは10年以上前に西麻布が六本木化したことにより、どんどん広尾からさらに仙台坂などへレストランやワインバーなどが移行or逃げて?いったことにも似ている。 西郷山公園は代官山を抜けて少し神泉よりへいったところにあり、Jun Ashidaのofficeを下っていくと目黒川にぶつかる。本来の住所は目黒区青葉台である。青葉台というと田園都市線の青葉台(横浜)と思う人が多いが、本来の青葉台はここである。Jun Ashida officeの近くには‘ひばり御殿’がある。しかし、御殿というようなつくりではなくごく普通の瀟洒なマンションの雰囲気なので知らないとまったくわからない。 西郷山公園は散歩をするにもちょうどいい規模であり、特にここから見る夜景は知る人ぞ知るスポット。 地下鉄の二子玉川線池尻大橋ができてから、10年以上前に、わりあいと種々なレストランが住宅地になぜか急激に増えた三宿とつながることもあり「まったり」としたCafeがこの中間にできる最適な条件がそろった感がある。 さらにこのスポットにCafeが増えていくとまた同じような現象がおこる。次はどこなのだろうか? 5.多様化するアナウンサーという「職業」〜future several years (2001-05-04) これから数年のアナウンサーという職業像はどんなものになっていくのか? かなり多様化し、絶対数も相当ふえてきたここ数年の傾向をチェックしてみると、将来のキャスター、タレント、アナウンサーがどのようになっていくのかみえてくるものがある。 最近のアナウンサーを分類してみると、これからのアナウンサー像は、、 A)報道志向型 いわゆるキャスター志望タイプであるが、この分野は相当実力が要求されてきている。ますますグローバル化するジャンルのためかなりの少なくとも英語力または他の語学力が最低限必要とされる。ただし、報道というジャンルの正しい総合的な能力を要求されるために単に英語力があるだけではまったく意味をなさない。 この二つの能力を持ち合わせる人は少ない。フジTVの木幡美子アナは、落ち着いた読み、またTOEIC 890点という高いレベルで国際的な対応もいい。同じくニューヨーク特派員をへて現在キャスターをつとめる田代尚子アナもレベルが高い。 アナウンサーから報道局に転進してキャスターになった例としては日テレの木村優子記者、同じく力をつけてきている薮本記者。TBSでは実力派の吉川美代子アナなどがいる。この人たちの先駆者が現在はフリー(元フジTV)の田丸美寿々キャスターである。 しかし純粋な報道志向でない場合やタイプ的に違う例に日テレのズームイン朝にでている山岡アナがいる。彼女は宝塚〜学習院というだけでも異色なのにTOEIC 900点前後でそのことに関する著書まであるというすごさだが、番組の中では結構ドジなのがなかなか面白い人である。 B)帰国子女からハーフ世代の時代へ 古くは長野智子にはじまり岩瀬恵子(ともにフジTV)、最近の木佐彩子まで、一応海外で生まれました、または数年間海外で過ごしましたという帰国子女型はべつに珍しくなくなった。以前は多くは小さいころ、特に小学生時代を海外で過ごしたというパターンだったが、これは当然、駐在員が子供の教育を中学生になったら日本でという時代の反映にほかならない。 いまでこそいろいろなタイプの日本の学校の現地法人がふえたのと、予備校の海外ネットワーク化(この中間に桐蔭学園Stuettgart校=ドイツがある)、日本側の中学、高校、大学が帰国子女枠やAO入試枠を多様にふやしているのでそんな心配も少なくなったが, 以前はアルザス成城中・高(フランス)などごく一部だった。最近の野球部,ラグビー部にまで出身者が一人はいる慶応ニューヨーク学院などは結構新しいほうに入る。 アナウンサー業界でもここ数年はついにミドルネームを持つ本当の意味での外国育ちのハーフアナが誕生している。日テレの鈴木ラルフ崇史アナは,十数年間ヨーロッパで暮らしていたという「正統派」帰国子女アナである。'高校生クイズ選手権'の司会を福澤アナの後釜としてやることになったが、さてあの濃い顔で大人向けの番組の場合ブレイクするか? もう一人はフジTVの滝川クリスティーヌアナであるがまだ大きな番組は持っていない。 C)バラエティ、スポーツ系など ここが一番大変である。とりあえず知名度を上げるための意味もあって、バラエティにのサブ司会やコーナーに出るかたちがふえてきたこともあり、あきらかに局側もそれ用として入社させるケースもふえている。当然、スポンサーの息のかかった採用アナも多くなっている。さらに最近の特徴としてはスポーツ系、タレントなどの取材が楽だからという理由による出身校による「枠」と思われるアナもかなりいる。スポーツ系ではTBSの小笠原アナ(野球〜東洋大)、タレント系ではテレ朝の勝田アナ(一芸入試入学タレントの多い亜細亜大)などのケースも出てきている。 このようにアナウンサーという職業、業界の定義そのものがさらにわからなくなってきているといえるかもしれない。 |
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6. アマチュア・ドラフト評論家〜21世紀のプロ野球に新しい魅力を持ち込む人たち(2001-05-17) 小関順二氏という方をご存知であればよく理解できると思いますが、近年本当の野球ファンがふえてきています。筋金入りともいうべきこの人たちは、本来の仕事を持ちながらも野球が大好きであらゆる時間を費やして全国各地の大学野球、高校野球、社会人野球の予選からビッグな大会までをネット裏から観察し、スカウト顔負けのネット網を誇る人たちです。 今年から週刊文春のコラムや「プロ野球問題だらけの12球団」などの著書のある小関順二氏(日本大学卒)のような、つい最近プロの評論家になった人を除けば、すべてアマチュアでありなんの報酬も彼らにはありません。しかし野球が好きで好きでたまらない人たちです。 彼らの情報網や観察眼、見識はプロのスカウトもかなわないぐらい豊富で鋭いものがあります。すでにネット上でホームページはもちろん、メールマガジンなどで定期的に執筆活動をおこなっている人も何人かいます。掲示板のアクセス数は、この数年間で100万ヒットに迫ろうかという人もいます。たとえば「蔵立て男」氏(慶応大学卒)、「柳川」氏(日本大学卒)、「どあら」氏(中央大学卒)、関西では正確なハンドルネームではありませんが思いつくまま上げれば「立命ファン」氏(立命館大学在学中)、「智弁を応援する}氏(京都大学卒)などの人たちです。なかには女性の方もいてその内容量たるや膨大です。 こういう人たちが真の野球ファンといえます。もちろん、外野で旗を振ったり、楽器を鳴らしたりする応援団に同調して大騒ぎをしている人たちもりっぱな野球ファンといえるかもしれません。しかし、このようなスタイルの応援がほんとうの野球ファンがスタジアムに足を運ぶことに対して逆効果になっていることは、今年のメジャーリーグにおけるIchiro, Nomo, Mac Suzuki, Hasegawa, Ohka, Irabu, Yoshii, Shinjohなどの活躍するメジャーのスタジアムの雰囲気を見れば一目瞭然です。そこには笛、太鼓、トランペットなどは一切ありません。投手、打者の行き詰まる対決に息を飲み、またブーイングをします。 小関順二氏はドラフト倶楽部という野球好きな人たちで独自に、自分たちがその年の有力選手を「仮想ドラフト」するという活動を10年近くもやってきました。「野球好き」の人たちに圧倒的に支持されたことは当然のなりゆきといえます。 いまや上記の「ドラフト評論家」が注目する選手は数年後にプロ野球で活躍したり、入団したりするパターンになっています。なかにはプロのスカウトたちが参考にしていることも少なくありません。こういう「アマチュアドラフト評論家」はプロから見ても決して看過できない存在になりつつあります。 21世紀の日本プロ野球を新しく変えるかもしれないこの「ドラフト評論家」達は、今日も砂塵舞うグラウンドで名もない選手を求めて大好きな野球を見るのです。報酬は、愛する野球とプレーヤーを見続けたり発見する喜びです。 |
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7.インテリジェンス化するお笑いの世界〜テレ朝深夜番組「虎ノ門」(2001-05-20) インテリジェンスがなければ「お笑い」はできない、これは当然のことであるが、この傾向は近年さらに進行してきている。現在この究極のインテリジェンスと彼らのタレントとしてのセンスと能力が問われる番組が登場した。 テレビ朝日の「虎ノ門」=金曜深夜25:00〜28:00(なぜか最近のTV業界の時間表現はこうなってきているし、このほうがわかりやすい)である。 この番組のメインともいうべきコーナーが、いとうせいこう司会によるパロディ版「朝まで生どっち」である。レギュラー陣には現在のお笑い界のインテリジェンスを代表するタレントがそろっている。浅草キッド(=水道橋博士、玉袋筋太郎)、海砂利水魚(有田、上田)、さま〜ず(=バカルディ、三村&大竹)、勝俣州和(K-2)、それにセミレギュラー的に演出家の和田勉、まんがの蛭子よしかず,芸能レポーター・梨元氏などである。 番組がスタートしてまだ4回目ぐらいである。内容としては、たとえば「戦国時代と1980年代はどちらがレベルが高いか」、「カリスマはどっちか? 勝新太郎vs横山やすし」といったことを内容を掘り下げ且つ笑いのセンスをとりまぜながら論じるという、各タレントがあらゆる能力を問われるというものである。 いとうせいこうは早稲田大学時代にすでにNHK教育TVなどのいわゆる若者向け番組の中で、同じく当時中央大学の学生で「中大パンチ」編集長だった、えのきどいちろう(コラムニスト)などとともにインテリジェンスのある笑いを取り入れながら頭角を表していた論客である。国会議員を父に持ついとうせいこうの面目躍如である。 ここでちょっとかわいそうなのが蛭子さんである。膠着したり、笑いが薄くなったときのいとうせいこうは、必ず蛭子さんを意識的にいじめることで笑いを取り戻し、CMに持っていくという確信犯的な司会進行をする。 パネリストの中でピカイチは、やはり水道橋博士である。ダンカン(立川談志の弟子だったが、談志がその能力を見越し北野武にあずけ、たけし軍団の放送作家として演出構成に才能を発揮。現在の阪神フリークもこの放送作家としての能力をタレント部分に見事に反映)とともに、現在、北野武門下の知恵袋として参謀をつとめる広島(岡山?)大学付属中学、明治大学出身の水道橋博士のインテリジェンスには敬服するものがある。彼はまた格闘技評論家としても一流である。さらにゴーストライターを使わない数少ないタレントとしての芸能界論などの内容の濃い著書も何冊かある。 これに対抗するのが、ここ1〜2年その能力を買われ始めている海砂利水魚であり勝俣州和である。海砂利の有田、上田は早大、立大卒らしい裏打ちされた知識と論理で、また勝俣(日大国際関係学部卒)は彼の信条である「タレントにはそれぞれの持ち場がある」を実践し、お笑いであるはずの「朝まで生どっち」を水道橋博士とともに、本家である「朝まで生テレビ」を凌駕するレベルまで引き上げている。 これら「論客」にからみ、自分の役割を見事に演じるのがさま〜ず(=バカルディ,東海大高輪高卒)の、いまやその「つっこみ」が冴え渡る三村とおおぼけを“自然”にかます大竹である(実は本来のコントでは三村がぼけで大竹がつっこみである)。彼らはいわゆる江戸っ子で下町育ちの伝統の関東のお笑いをフリップを使いながら、上記の舌鋒鋭い連中にわざと突っ込ませながらも、レベルの高い「間」でぼけたりつっこんだりするわけである。 吉本興業などの関西系お笑いに対抗するには、このようなインテリジェンス系の笑いでいくのが、多様な視聴者が存在する東京サイドの「王道」であるとわたしには思える。 なお、「朝まで生どっち」の前の映画監督筒井氏による関西系毒舌、実は真実の映画評論も必見である。 Change is beautiful - The rival ( さまぁ〜ず vs くりぃむしちゅう)へはここをクリック |
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8. 各大学リーグの実力を反映するプロ野球選手〜東都、六大学、etc.(2001-05-28) 東都大学リーグ春季リーグ戦は17シーズン振りに日大が優勝、六大学リーグは法政が立教に王手をかけ優勝に大きく近づいた。 ここ数年、各大学リーグの実力が確実にプロ野球にも反映されてきている。プロ野球入団選手というよりもレギュラークラスや一軍ベンチ入り選手の出身校をみると現在の大学リーグの実力を正直に映し出しているといえる。 この傾向が好対照に出ている巨人と阪神を例にとってみると次のような結果になる。 1. 巨人 A.野手:仁志(早大)、清水(東洋大)、高橋由伸(慶大)、ニ岡(近大)、阿部(中大)、川中(東洋大)、堀田(中大)、 B.投手:上原(大体大)、高橋尚成(駒大)、入来(亜大)、三浦(東洋大)、河原(駒大)、三沢(早大)、木村(青学大) 巨人はかつてのV9時代もそうであったが、かなり各大学リーグおよび高卒、社会人野球などバランスのとれた補強をしているといえる。ただし、V9時代は社会人野球出身者は高校〜社会人だったが、最近は大学〜社会人というケースが多い。川中、高橋尚、入来などである。構成比としては東都が多く次に六大学という形である。 これに対して最近の阪神における出身校は、圧倒的に東都出身者という関西球団にもかかわらずねじれ現象を起こしている。まるで東都大学リーグOB会のようになっている。この現象はなぜかここ数年かなり激しい。ただし高校や出身地が関西というケースが多いことが影響しているのかもしれない。 2.阪神 A. 野手:今岡(東洋大)、沖原(亜大)、桧山(東洋大)、坪井(青学大)、赤星(亜大)、矢野(東北福祉大)、広沢(明大)、 B.投手:福原(東洋大)、藪(東京経済大)、葛西(法大)、吉野(日大)、伊達(法大)、弓長(亜大)、成本(京産大)、川尻(亜大)、 などである。これは面白いというより実に不思議な現象である。実力選手をとればスカウトの仕事が楽?という阪神球団編成部のイージーな発想なのだろうか? 阪神が真に関西に根付くために「正しい補強」をするには、もっと地道に関西大学連盟や関西六大学リーグからの実力選手のスカウティングが必要なのではないだろうか? 例えばオリックスや大阪近鉄はそのような努力をかなりやっている。オリックスをとってみると、いまやパ・リーグを代表する田口(関学大)、イチローの後を受け継ぎ台頭している葛城(立命大)、ルーキーの大久保(立命大)などである。また大阪近鉄では、リリーフの岡本(関大)、中継ぎの宇高(近大)、湯舟(奈良産大〜阪神から移籍)、吉川(龍谷大)、捕手の藤井(近大)などである。 ただしダイエーのようにオーナー代行の出身大学の色濃い補強というケースもある。青学大の小久保、井口、倉地などであるが、この1〜2年は山田(立命大)、山村(九州共立大)などの実力派や地元九州の大うれ学からドラフトする傾向になってきている。しかし、今年は再び青学大&実力派という一挙両得のドラフトになると思われる。 現在の各大学リーグや各大学における実力度からいって、これからプロ側にとって今後数年間の選手供給源は、東都大学リーグでは相変わらず青学大、亜大、東洋大であり、また最近盛り返している日大出身者がふえると思われる。六大学リーグでは安定的に法大、そしてこのところ再び強くなっている早大、立大などの出身者がふえるのではないだろうか。 もちろん、地方リーグで健闘を続け、各プロ野球チームに満遍なくドラフトされている東北福祉大などは、マリナーズでの佐々木の成功の影響もありこれからもふえると思われる。これに対抗する九州共立大(柴原〜ダイエーなど)も注目である。 |
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9. しなやかに自己表現する「神戸発」のキャリア女性〜最相葉月&坂上みき(2001-06-04) とっくにブレイクした二人だが、これからもっと掘り下げた自分自身の本質を発揮していくと思われるのであえてとりあげてみることにした。 最相葉月(さいしょうはずき)はデビュー作の「絶体音感」もいいと思うが、彼女の資質をさらに具現化しているのが今回出版された「青いバラ」である。長年人類がロマンとして追求してきて実現できなかったが、ようやくサントリーが開発に成功した青い花弁のバラ作りのバイオ・ドキュメントリポートである。 彼女の真骨頂ともいえるが、これらの作品が両方とも理系の分野というのが特徴である。しかし、彼女は法学専攻である。論理性が似ているのだろうか、それとも女性特有の緻密な積み重ねのようなものが理系にフィットするのか? ただし、彼女のエッセイを原題にしたものが、今夏、真中瞳主演(ニュースステーションで脚光をあびる、ただし原稿読みはいただけない)による舞台も予定されている。 この最相葉月は活字媒体だが、もう一人の坂上みき(さかじょうみき)はトークによる自己表現である。とっくにMC, DJ, また映画コメンテーター的な分野まで幅広く活躍しているが、もともとは新潟放送のアナウンサー出身である。しかし数年でフリーになりFM TOKYO(80MHz)の午前中の番組でブレイクした。これには時代背景があって、FMがAMのようにあまりトークをしないのが「FM」らしいといわれたのがあきられてきた頃に、彼女の軽く本音をみせる「関西のり」のトークがうけたのである。この番組をきっかけにJ-WAVE(81.3MHz)の番組は次第に勢いを失い、AMをマイルドにしたような TOKYO FM, FM YOKOHAMAなどが支持されだした。 この時代にJ-WAVEで坂上みきの裏番組をやっていたのが、現在フジTV系のサッカーコメンテーターとして、弟の川平慈英(ニュースステーションのサッカーコーナー担当:ミュージカル俳優・上智大学卒)より少し落ち着いた路線を狙った兄のジョン・カビラ(ICU卒)である。現在おこなわれているコンフェデレーション・カップのスタジオMCもやっている。二人ともAmerican-Okinawanである。 最相葉月、坂上みき、この二人には共通するものがある。ふたりとも神戸育ちであることである。彼女たちの表現には方法は違うが、神戸という国際性のある街で個人としての資質をだいじにして育ったという印象が強い。関西特有の気取らないつっこみやぼけもある。特に坂上みきは、「関西おもしろお嬢系」である。すなわち神戸らしく、しつこくないなかにきちんとした自己主張を盛り込んでいたりする。二人とも関西学院大学卒業。 出版社やマスコミサイドが今後とる路線は、最相葉月の場合、これまでの未来型理系要素を入れたリポートものにプラスしてキャリア型女性のエッセイもの、しかし読者には堅苦しさを感じさせない将来性や夢を持たせるような期待感のあるジャンルではないだろうか。 また坂上みきのケースは、もうほとんど彼女自身の好きな仕事をやっていると思われるが、さらに BS,CS系などの落ち着いたナレーションや、彼女の語学力を駆使したステージ、映画などのドキュメントやリポート、また雑誌、エッセイなどの出版ものもふえていくような期待感がある。当然ライブなどのMCや仕切りをやらせれば抜群である。 |
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10.問われる自治体のセンス〜スタジアムニックネーム(2001-06-15) ワールドカップもいよいよ近づいてきて、次々と新しいスタジアムが完成している。今回のFederations Cupでも新潟、鹿島などで試験的に使用されたが、やはり一番の問題点はソフトやノウハウにあったように思います。これは自治体のセンスが一番問われるところであろう。 しかしそのような面に関しての議論は専門家にまかせるとして、以前から気になっていたサッカー、野球スタジアムやいろいろなスポーツチームのネーミングセンスについて触れてみたい。 スタジアムの名前から親近感や愛着、あぁ、あそこだね、といえるようなところはどのぐらいあるだろうか? これはそれぞれの地方自治体のキャッチコピーセンスが問われるところである。 たとえばわたしがうまいなぁ、と思うのは、野球ではマスカットスタジアム(倉敷)、アルペンスタジアム(富山)、ぼっちゃんスタジアム(松山)などである。サッカーでは、エコパスタジアム(静岡・袋井)、ビッグスワン(新潟)、神戸ウィングスタジアム、ビッグアイスタジアム(大分)などがある。 地元の人も全国的にも(世界を含めて)いいやすくてすぐにわかる、これが一番だいじである。東京スタジアム、横浜国際、札幌ドームなどは地域名のほうが有名なのでこれでいいと思う。それにもかかわらず神戸はウィングという名前をつけた。これは同じ地域にあるほかのスタジアム(野球のグリーンスタジアム神戸)との差異化をはかるという明確な意思がうかがえる。 誰でも知っている神戸ですら、このように工夫をしているのである。わたしは別に特定の地域に何の偏見もないが、首を傾げたくなるようなネーミングにはがっかりすることがある。たとえば、宮城県営野球場、山形県野球場、また、これからニックネームがつけられるのかもしれないが新設のワールドカップ用の埼玉県サッカー専用競技場などである。 自治体の人たちはどんな感性なのだろうか? 自分たちやその地方に住んでいる人たちがわかればいいというのだろうか? まったくその考え方がわからない。スタジアムのニックネームがその地域の絶好の広報、宣伝媒体となるのに、と思うからである。 このようなことをいうと叱られるかもしれないが、たとえば、TVなどで一般人が自己紹介するときに「〜〜で有名な XX から来ました」というフレーズがあるが、この XX をたまたま知っていても、〜〜で有名というのがその地域である XX でしか有名でないことがよくあります。全国的にはほとんど知られてないということがあるのです。例え方としてはちょっと違いますが、「木を見て森を見ず」の類のようなものです。 XX でさえ知らない人がずっと多いかもしれないのに、、、 そこでわたしが考えたニックネームは次のようなものです。 埼玉県サッカー専用競技場 = さいたまスタジアム(イージーですが、これが一番わかりやすいでしょう) 山形県野球場 = チェリースタジアム (やっぱりさくらんぼでしょう、これしかないと思う) 宮城県営野球場 = 青葉城スタジアム or 伊達スタジアム (ここは難しい、仙台スタジアムのほうがわかりやすいか? ぼっちゃんスタジアムにあえて対抗して) 札幌ドーム (ホワイトドーム〜これはサブネームで使われるらしい) 鹿島スタジアム = ジーコスタジアム(いまは鹿島でも十分通用するが、アントラーズの歴史からジーコに敬意を表して) ほかにも特に、サッカーチームのネーミングについても同じようなことがいえます。やはり秀逸はコンサドーレ札幌だと思います。道産子の逆読みにイタリア語、スペイン語の語尾をつけたものです。いろいろな造語をひねった他のチームに比べても語呂もよく、なにより日本各地の北海道出身やゆかりの人たちにインパクトを与えたと思うからです。 「地元では有名である」とか「自分たちは知っている」ということに加えて、「他の人たちが知っているか」とか「他の人たちにも知ってもらおう」という姿勢がマーケティングとしてもとても大切なことです。 |
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11. グローパル人間へ〜日本人にとっての「共通語」と専攻(2001-06-25) Do you speak English? このフレーズは何気ないものです。しかしたいていの日本人はこのフレーズを一般的にこういいます。 Can you speak English? Do と Can ではどう違うのでしょうか? 日本人にわかりにくい違いのひとつです。逆に理解できていればかなり事情がわかっている人ともいえます。 これはヨーロッパなどで生活や一時期でも過ごすと簡単にわかることです。ふだんの生活のなかでcommunicationをとるときにどうするか、ということです。つまりお互いの「共通語」を最初に見つける必然性があるのです。自分ができる言語、相手が理解するであろうと予想する言語、これをお互いに見つけ出そうとするわけです。 日本人の場合、一般的にはやはり英語で意思を伝えようとする人がフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などよりも比率としてはどうしても多くなります。したがって最初に発するフレーズとして一番多いのが Excuse me? Do you speak English? ( = May I communicate with you in English? Or any other language, you speak? Which one is better for you? ) ということになります。 これを多くの日本人が Can you speak English? といってしまったりします。通じればいいという観点からいうと、言語には間違いということはありませんからこれでもべつにいけないことはありません。しかし、個人として対峙するときにこの Can you 〜? を使えばマナーに欠けることになったりします。 「あなたは英語がわかるのか?」という相手に対して失礼な言い方になったりします。これが単なる個人間で発生した’事故’であればまだあやまってすむことかもしれませんが、仕事、特に組織においての上下関係においてこのようなフレーズを発したりすれば「あなたはわたしに能力がないといっているのか?」という事態になりかねません。このようなことは日本企業が欧米進出し、現地の部下を初めて持った日本人がよくひきおこす例です。 その他に具体的な例は多々ありますが、ここでいいたいことは「共通語」という認識です。これは日本語に置き換えるととてもよくわかります。たとえば、日本語でいろいろな地方の方言がありますが、ずっとその地方で生活していけばいいという人にとっては、その方言のlistening と speaking さえできればいいのかもしれません。しかし、自分たちのことを相手に伝えるという communication が発生した場合はどうでしょうか? 当然のこととして「共通語」で意思を伝えることができなければなりません。したがって、このような自己の意思を伝えたり、コミュニケーションをとるときには絶対に「共通語」かそれに近い listening と speaking ができなければ相手にわかってもらえないということになります。 これの世界版が英語ということになります。世界の絶対人口からいけば中国語やヒンズー語などが多いことは確かですが、これはあくまで絶対数というだけで現実的な生活やビジネスでは圧倒的に英語の比率が高いということになります。基本的に現在もっとも多く「共通語」として認識されているのが英語ということです。当然、これにプラスして、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語など地域や状況に応じてわかればさらにコミュニケーションは広がるし便利であるということになります。 このようなことから上記の Do you speak English? の基本的な意味や重要性がおわかりいただけると思います。 それではこれからの日本人がグローバル化するには具体的にどうしたらいいのでしょうか。これについてはいろいろな考え方がありますが専門的なことは別にして、個人的な考え方として(暴論もあるかもしれませんが)、、、 1.英語を「勉強」する、という考え方はやめる。英語は上記したように「共通語」としての個人のコミュニケーションの道具である。コミュニケーションがうまくいかないのはその個人の問題と思われます。 2.くりかえしになりますが、英語を「勉強」しているうちは決してコミュニケーションのとれるようにはならない。日本人は一般的に「勉強」が好きですが、なんでも「勉強して」といえばすむと思うのは大きな間違いになりかねないような気がします。 3.いわゆる’英語がペラペラ’というのは人の話をよく聞いてないということになります。どんな言葉も自分のことを一方的に話したり表現することほど簡単なことはないからです。一番だいじなのはコミュニケーションです。そのためには人の話をよく聞くことです。listening ができる人ほど理解度が高いといえます。相手の話を聞いて、それに対して話したり、自分の考えをいうことがいちばんたいせつです。listening はコミュニケーションの原点です。実際 listening は相手の国による訛った英語、その人の考え方、環境、相手とこちらの知的レベル、内容さらに専門的なことになればいろいろ難しかったりお互いの理解に人間的な努力が必要になってきます。もちろんこのようなことをクリアしての‘英語がペラペラ’というのは理解できます。 以上のようなことを考えていくとこれからグローバルな人間になるための近道となる専攻学部や学科は次のようなものと思われます。 A. 従来の、外国語学部、国際関係学部および文化人類学系(いわゆる文学部は含まれないことが多い) B. 1990年以降に創設された総合政策学部、法学部系の国際企業系、地球環境学系、国際学部系などの学際系といわれる学部、学科 もちろん従来の法、商、経済、文学部などや理系でも自分自身でのはっきりとした意思をもっていればいくらでも身につけることはできます。しかし‘近道’ということを考えた場合上記の2つのケースはわかりやすいといえます。特にBはそのために新しくつくった学部、学科が多いといえます。もちろん、それに伴ったふさわしい内容を必要とします。その意味では、ここ数年にできた‘名前’だけのBのような学部、学科では条件的には難しくなります。 Bとして創設された学部では、大学によっては入学時にかなり厳しい足切りをおこなっているところもあります。具体的には入学時にTOFFEL500点(=TOEIC630点相当)を最低点とするとか、3年次進級条件をTOFFEL550点(TOEIC730点相当)といったような例です。これは「共通語」である英語を最低限の必要条件とするだけのことであって、当然、それに付随する専門科目などの習得なども必須のこととなります。これらの条件を設定しているところでの卒業時の当然の目標としてはTOFFEL600点(TOEIC860点相当)というのが一般的のようです。もちろん、実際にはこれ以上の人も多く存在します。 Aには上智大学外国語学部、比較文化学部、国際基督教大学教養学部国際関係学科(ICU)などがあります。 Bには慶應義塾大学総合政策学部および環境情報学部(いわゆるSFC=湘南藤沢キャンパス)、中央大学総合政策学部、法学部国際企業関係法学科、上智大学法学部地球環境法学科、青山学院大学国際政治経済学部などがあります。 個人的には早稲田大学もBのような新しい学部をぜひ創設してほしいと思っています。 さらに2004年からスタートするロースクール(Law School)を含め,専門系でありながら国際系を視野にいれた経営、会計などの大学院です。これはアメリカでのMBA(Master of Business Administration)の日本版に匹敵するものです。 いずれにしても個人がはっきりとした意思をもってグローバルな人間になろうとすることがいちばん大切なこととなります。 Go to Current Globe Vol.62 / 恋するヒンギス初戦敗退・ウィンブルドンテニス Go to Current Globe Vol.72 / パーティー好きと呼ばれる大学〜今年はどこ? |
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12.スター・もって生まれた輝き〜井口(ダイエー)のオールスター戦(2001-07-12) スターとはなにか? もって生まれた天性の才能を堪能することがわたしは好きである。おりしもプロ野球オールスター戦のファン投票の結果が発表されたが、この中で輝いているスターの要素を持った選手は誰か? 私は迷うことなくダイエーの井口を上げる。井口はすでにプロ5年目であるが、初のオールスター選出である。スポーツ好きのわたしは今までいろいろ生のプレーを見てきたが、どんなスポーツでもそのスタジアムに入った瞬間に、たとえ練習時であっても、パッと目につくプレーヤーが存在する。 野球に関していえば、古くは日米大学野球のバッティング練習をしていたときの原(東海大〜巨人〜現巨人コーチ)であり、その後ダイエーにドラフト一位指名されるだろうと予想されたときに見にいった当時青山学院大4年生だった井口である。いずれも神宮球場で見たが、練習中には各チーム30人ぐらいはプレーしているのだが、原、井口ともにすぐにわかった。 まるで輝きが違うのである、スタジアムに入ってグラウンドに目をやったとたんに、原だ、井口だ、とすぐにわかるのだ。「スター」というのはそういうものなのだろう。もちろん、スポーツに関しての技術に優れた選手はたくさんいる。しかし、井口などに違うものは何か〜「顔」がいいのだ。そして雰囲気がある。すごいことに天は二物を与える。わたしはこの「二物」をもらったような才能を見るのが好きなのである。決して、ひがんだりして欠点を探したりしようとは思わない。単純なわたしは、そのすごさを素直に「堪能」するのが好きなのだ。 井口は176cmぐらいしかない選手で、野球選手としては大学生の中でも小さい方かもしれない。しかし、すぐにわかる。当時井口は巨人かダイエーか両球団がかなりスカウト合戦をおこなったが、結局、ダイエーの故・根本編成部長の交渉力の高さとダイエー・オーナージュニアが青学OBということもあり破格の条件で入団した。 しかし、ルーキー時はそれなりの活躍をしたが、その後やや低迷(といっても期待が大きかった井口にしてはという意味であるが)、去年ひじを手術し、今シーズンは見事に蘇った。現在2割7〜8分、17本塁打、32個の盗塁という「奇跡」のカムバックである。 ダイエーは小久保(青学大)、城島(別府大付属高)、松中(社会人チームより入団)、柴原(九州共立大)など実力を備えた上げ潮の選手が多い。特に、井口、松中、柴原は同年度のドラフト1,2,3位という大ホームランのようなドラフト成功の好例である。松中は2年目ぐらいからホームランバッターとして、柴原は3割を打ち足、肩のすばらしいセンターとしてトップバッターに定着したなかで、井口は2,3年目にひじ痛によりやや低迷したことに本人が一番忸怩たる思いをしたに違いない。 しかし、今年は手術も成功、去年までの“意外な打者”から脱却し3番に定着した。ホームランも現在17本、このままいけば25〜30本ぐらいは打つだろう。なんといっても今年の驚きは去年までは年間数個だった盗塁をすでに30個以上も記録しているということである。このことはダイエーの小久保、松中の「二人の4番打者」をさらにパワーアップさせている。あとは打率を3割以上にもっていくことだけである。しかし、思い切りのいい打撃が売りの井口としては、2割8分程度でも十分役割を果たすことになると思う。 この井口が小久保、松中、柴原、城島などとは一味違う輝きを持つ「スター」なのはどこか? それは「顔がいい、雰囲気がある」ことである。 男は顔「が」(〜「も」ではない「が」である〜)よくなければならない。 オールスター戦、パリーグのセカンド井口資仁(いぐちただひと)〜ダイエーに注目を!! |
13.おすぎとピーコ・ルネッサンス〜重宝がられる本音トーク(2001-08-14) このところおすぎとピーコが業界用語でいう「セット」や「ピン」でテレビ、ラジオとも出演する機会がふえている。さらに講演、シンポジウムのパネリストなどでの登場もとみに多くなっている。 これは彼らの幅広い長い年月を経た交友関係や彼ら自身の才能によることはもちろんだが、かれらのトークのうまさや回転の速い頭の良さにもよるものである。まさに「おすぎとピーコ・ルネッサンス」というべき時代に入ったような感がある。 わたしはかれらのような「世界」にはまったく興味はないが、なぜあの世界の人たち、といっても一部のレベルの高い人たち〜古くは美輪明宏、そして現在のおすぎやピーコなどはいくら裏世界といってもあのように日本や世界の政界、財界、文化人などのトップクラスに交友関係を持ち、またかれら独特の「本音トーク」を話せるのか不思議に思う。 かれらの感覚では「男は男にしかわからない」ということらしいが“公表”されているだけでも三島由紀夫と美輪明宏の関係などは文学に昇華していたりする別の危うさを持っていたりする。 おすぎとピーコに話を戻せば、この二人の本音トークの真髄のような番組がフジテレビ水曜深夜26:00、そのタイトルも「おすピー」としてはじまった。これは多分、ワンクール(3ヶ月)で終わるであろうが、あらゆるジャンルの新人のVTRをみてこれからいけるか、いけないか、を本音でいい、時にかれら独特の人間味あふれる暖かさでエールをおくるという番組である。 これの原型はやはりCX=フジTV深夜でやっていた新刊、旧刊を問わずにストレートにいいものはいい、だめなものはダメ、とはっきり書評を加え、時には感銘を受けた本の理由をきちんと述べるという番組である。この番組は6月で終了したと思う。参考までにいえば、現在ヒット中の関口宏の「ほんパラ」(テレビ朝日)はこの番組をベースにしてゴールデンタイム向けに編成したものである。 このなかでかれらのすごさはそのような偉大な著者たちや一流人たちと(この場合、男も女も)ほとんど面識があったり、人間的に深いつきあいがあったりすることである。「タレント」としてのかれらはあの世界のひとたち独特のサービス精神でかなりおちゃらけたり、製作者サイドから「ガス抜き」タレントとして使われたりするが、実はいろいろな真実、世の中や人間を知っている「文化人」である〜とひそかに思っているのはわたしだけではないと思う。 ただし、あの世界のひとたちとは一度も話したこともないし、話したいとも思わない。第三者として観察するだけである。一度だけ、近くで見たことがあるのがピーター=池畑慎之介である。さすがにフェロモンのある美しさは超一流の「女性」であった。父が人間国宝である大阪の人形浄瑠璃の跡取りとして生まれたがそれを拒否して現在に至っている鹿児島ラ・サール高校中退という経歴である。 Go to WAVE ついにブレイク 〜 さんぺいデス! 〜 吉本不思議キャラ ( お笑い ) / 2002-03-01 |