早いもので、もうビザ更新をしなくてはならなくなった。今回はサクッと一日で取ってきたかったので、日帰りが可能なルートである東北部のアランヤプラテート〜カンボジアのポイペト間の国境をこえて、再び一ヶ月ビザを取得する事にした。
このコースは日帰りが可能な代わりに、スケジュールはハードだ。朝の5時55分バンコクはファランポーン駅発アランヤプラテート行に乗り込み、6時間の旅路をタラタラ進む。48バーツ也。
だいたい正午頃にどっと疲れて到着し、そこから国境まではソンテウで向かう。5バーツ也。
ソンテウでは国境近くの市場で降ろされる。そこから5分程度歩いて国境まで。途中、出入国手続きのお手伝いをするというおっさんたちが声をかけてくる。はっきり言って必要ないのでいつも相手にしないのだが、彼らはタイ側とカンボジア側の出入国カードと、更にカンボジアビザの申請用紙を持っている。それら書類は、イミグレなどで手に入るのだが、いつもその都度その場所で書いているので、その間に列にいっぱい人に並ばれ、仕事の遅いカンボジアのイミグレなどでは結構な時間のロスとなり、ストレスも溜まる。従って今回はそいつらを使ってみる事にした。値段の話は敢えて出さなかった。
タイ側の出国手続きの合間に、必要書類全てに記入して、そのまま出国スタンプをもらい、カンボジアビザを申請する。案の定、たくさんの人がその場で記入していたが、前もって記入済みだったので、並ぶことなくあっさりとビザを取得する事が出来た。要写真。ビザ代1000バーツ也。
カンボジアのイミグレは出入国両方が同じ建物の中に入っている。二列に並んでいるそこの、向かって左側が入国、右側が出国である。そこでもやはりたくさんの人が出入国カードに記入している。それを横目にすぐに列に並ぶ。途中、現地のおっさん達が何度か列を飛ばして、手にしている欧米のパスポートを職員に渡し、それが優先的に扱われる。どうやら300バーツで並ばずにサクッとスタンプを押してもらえるらしく、私にも話を持ちかけられたが、それは断った。
しばらく並んで待って、ようやく入国手続きが終わると、そのままその足で右側の列に並ぶ。私とほぼ同時にイミグレに到着していた日本人は、出入国カードをその場で探して記入していて、私よりかなり後ろに並んでいた為、私が出国手続きをする頃になってようやく入国手続きをしていた。やはりあらかじめ入手して記入しておいた方が得策だと思った。まぁ、カードを入手して、並びながら記入すればいいのだが、探しているうちに何人かに並ばれてしまったら、それだけでかなりの時間のロスになるくらいカンボジアの職員の手際は悪く、更にはカネで優先順位も決めてしまうので、それを考えるとあらかじめカードは手にしておいた方がいい様に思う。
さて、カンボジアでビザ更新をする際の出国手続きにつきもののお茶代、まぁ賄賂の事なのだが、今回もあっさり100バーツ請求された。前に並んでいたインド系のおっさんが、それを払わないでいるとスタンプを押してくれなかった様子を見ていたので、素直にお支払い。インド系のおっさんを無視して、職員は私のパスポートにスタンプを押した。ここの職員は足元を見るのが御得意なようで、前回ここに来た時に私の前に並んでいたフィリピン人は200バーツ請求されていた。途上国の人間は、それなりに入国が困難だから、仕方なく素直に200バーツ払っていた。気の毒に。
続いてタイ入国手続きを何の問題もなく済ませ、バスターミナルへ向かう。道中ずっとついてきた例のおっさんは、そこでようやくモジモジと「あのぅ・・・サービス料・・・」と言って来た。それを言われる少し前にタバコを一本あげていたので、20バーツを渡すと、「せめて50バーツを・・・」と言って来る。「タバコあげた。」と告げると、OKと引き下がった。
バスターミナルまではバイタクで向かった。珍しく女性バイタクドライバーだった。トゥクトゥクが大体50バーツだったと記憶していたので、40バーツと告げるとあっさりOK。もしかしたら、もっと安く行ったかもしれない。
ターミナルに着くと、幾つかの代理店がチケットを売っていて、代理店によって値段も違うが、一番近くにあった代理店に、今まさに出発するというバスがあったので186バーツでチケットを購入。前はもっともっと安いチケットを買った記憶があるのだが、一応水とお菓子が付いていたし、すぐ出るし、という事でそのバスに乗り、4時間半くらいでバンコクの北バスターミナルのモーチット2に到着した。ビザ更新完了。これでまた一ヶ月滞在可。