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イングランド − ナイジェリア
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0 − 0
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引き分ければ勝ち上がりが決まるイングランドと、既に敗退が決まりプレミアへの就職活動の場となるナイジェリアの対決。 立ち上がりは静かな展開で、イングランドは注意散漫な印象を受けた。中盤の底が最終ラインに吸収されるという、スウェーデン戦の様なイングランドの悪い所が出て、そこを起点に左右に振られ、マークを外してヒヤリとするシーンが頻繁にあった。特にイングランドの右サイドからセンタリングを逆サイドに上げられる事が多く、そこからの決定的なシュートが何本もあった。その後も前半はいまいち気持ちが入っていない様なプレイ振りだった。 ナイジェリアはリラックスしている様子で、サッカーを楽しむかのように伸び伸びとプレイしているようで、放り込むような雑な事もせず、グラウンダーでしっかりと繋いで来ていた。 前半が終わる頃にはイングランドもいい形を作るようになってきた。序盤に悪かった中盤の底が、ポジショニングの悪さを修正し、その後見事に建て直して来た。このポジションの出来如何でイングランドの出来も決まってくるといえる位、大事なポジションだという事が言える。この頃から後半にかけてイングランドがいい形を頻繁に作れたのも、バットやスコールズの出来がかなり良くなってきたからだろう。それに連動する様に、両サイドバックの攻撃参加も、今大会で一番の出来だったように思う。 しかし、いかんせん、「何が何でも一点をもぎ取ってやる!」という執念のようなものがなく、気力と意志に欠けていたのではないか。それが無得点という結果に繋がったように思う。 だが、イングランドにとっては、スコアレスドローも充分な結果。手堅く決勝トーナメント進出を決めた。 |