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スペイン − パラグアイ
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3 − 1
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序盤から攻守の切り替えが早い、攻撃的な試合になった。スペインは中盤でしっかりパスを回してゴールに迫るスタイルを貫いていて、ゴールからやや遠いくらいの位置からのフリーキックでさえ、放り込む事をせず、短いパスで繋げてきた。そのような姿勢を見せておきながら、前線にスペースがあり、ラウールがそれを伺っているのを感じるや、すっと切り替え、スペースに早いクロスを送ってきたりして、攻撃にメリハリがあった。 そんなスペインの攻撃をうけつつ、パラグアイはチラベルのフリーキックによりフィードされたボールがスペインのディフェンスに跳ね返されたこぼれを拾い、速いクロスを入れる。それが奏効し、スペインのディフェンダーの足に当たり、オウン・ゴールを誘った。密集したゴール前に強いボールを入れる効果の、典型的な例だった。 スペインはそれでも、直接狙える位置からのフリーキックも、素早いリスタートで細かく繋いで崩すというスタイルを貫いた。これは両チームに言える事なのだが、サイドのケアが比較的ゆるく、センタリングが上げやすい。よってスペインは特にそこを活用して、繋いで突破口を見出そうとしていた。 パラグアイは前戦からもそうなのだが、ゴール前でマークが甘くなりがちで、ボールウォッチャーになってしまう瞬間がある。それまで何度かピンチを招き、事無きを得てきたが、セットプレーでまでそうなってしまっては、いつかはゴールを割られるのは必然。同点に追いつかれた後も、チラベルのミスで失点したり、PKを与えたりで、どうも落ち着きがないというか、集中していないというか、その辺の強さが見られない。これで決勝トーナメントは微妙な状態になったが、たとえ上がれたとしても、このままじゃその後もあまり期待できないだろう。 私個人の収穫としては、例の黄色い声援の主が韓国人と確認された事か。 |