新たな挑戦(オールラウンダー!)
船橋秋のシングルス1R負けに納得がいかなかったので、珍しく草トーナメントにエントリーです。
場所は南市川テニスガーデンで、定期的に行われている『男子シングルス(オープン)』です。
このテニススクールは日常的に草トーを開催しているので、コンディション調整で出るにはいい感じです。
今回は17:00集合のナイターです。
集まっている顔ぶれを見ると、市川市民シングルスBと船橋市民シングルスBで優勝したシコリのY氏が友達と来ています。「AIM」(千葉市のスクール)とロゴの入ったTシャツを着た小学3〜4年生の子が母親と一緒に来ていたり、幅広い年齢層が集まっています。
ここは男子シングルスでも、ビギナー、アドバンス、オープンとクラス分けがきっちりとしており、自分に合った試合を選べるので人気があるんだろうと思ってます。日程の都合上、オープンにエントリーしてみました。ビギナーとかはラウンドロビンで戦うのでたくさん試合ができるのですが、オープンではトーナメントでコンソレーションがあります。
サインインを済ませて、外を眺めていると、「ひろさん試合に出るんですか!」と話しかけてくる人がいた。「0-40のリョウイチ」だった。こっちは試合前でそれなりの緊張をしているのに、リョウイチはおねいちゃん達と楽しそうにクラブハウス内のテーブルで盛り上がっている。話を聞くと、ここで別サークルの練習をしていて今終わったところだそうだ。そのままリョウイチのつてで、そのテーブルに座るのもいいかも♪ ふと、考えてしまった。(笑)
ドローの抽選が始まります。早めにクジをひき相手がいないところにはいりました。どんな相手が1Rであたるんだろうと観察していると40歳前後の人でした。ドローは32ドローです。5回勝てば優勝だーってお気楽に思ってしまいました。
秋の夜なのでそれなりに寒いですが、冬に比べれば全然へっちゃらです。
ナイターはボールの遠近感が捉えづらく、私はあまり好きではありません。視力は両方2.0なんですけどね。
サーフェスはアウトドアであまり速くないハードコート。ベースラインプレイヤーには丁度良いかも知れません。
試合は1セットの6ゲーム先取(5-5で12ポイントタイブレーク)、デュースあり。私の出番はまだまだなので、AIM小学生の試合を観る。このテニスクラブは2階テラスからコートが観やすく、ここで観戦することにする。
この子はフォアもバックもしっかりしており、シコリのおじさん(45歳前後)相手に各ポイント毎に長い長いラリーを展開している。『攻撃する小学生』を『いなすおじさん』って感じで永遠にラリーを続けるような勢いです。私には両方とも、とても相手にしたくない(出来ない)タイプです。とうとうタイブレークにもつれこみ小学生が粘るも5−6(5)で負けてしまいました。コーチらしき人が付いてきており、試合後に簡単にアドバイスを受けていました。お母さんとは宿題の話をしていて何とも微笑ましい光景でした。私の出番になりました。
今回、私はある方法を試すつもりでした。
H15春の実業団戦以来、不足しているストローク力をつけるために、いつも通っているスクールのコーチにお願いして、実戦で使えるストローク戦の練習をしてきました。
これまでの実績で私のサーブ&ボレーはあるレベルまでは通用するが、今以上のレベルを目指すのであれば、プレイの幅を持たすためにベースラインから組み立ててポイントを取る事を覚える必要があるとコーチと相談し考えました。
ベースラインでどこまでやれるのか?
これから1年くらい掛けて新たな挑戦をしてみたいと思います。
カウンターパンチャーになるのか?オールラウンダーになるのか?ベースライナー(シコリ)になるのか?
どれに適正があるのか、のんびりと楽しみながら探してみたいと思います。その第一弾として、今回はベースラインで深いボールを打って浅い球をアプローチしてネットで勝負!の戦術をとりました。
1Rの相手は身長が180cm位の40歳前後のおじさんです。
偶然にも同じスペックのラケットです。ちょっと親近感が沸きました。試合前の練習で情報収集です。フォアはイースタン、バックは片手のスライス、ボレーは薄いアタリで、サーブはチョイスライス。ストローク主体のベースラインプレイヤーって感じを受けました。ボレーは上手くなさそうです。
トスは私が勝ち、お約束のリターン。コートは交通量の多い道路を背にしたくなかったので、道路に向く方をさりげなく選びました。3ゲームは様子を見ようとネットの上を高く通すボールを打って、長いラリーをして更なる情報収集に努めます。サーブはそんなに早くないのでリターンゲームで手を焼く心配はないなーと思っていたら、簡単にブレイク。1−0。サービスゲームは遅いスピンサーブをバックハンドにしっかりと入れていきます。スピンサーブが苦手の様でバックハンドスライスに威力がありません。こっちはしっかりとストロークをしたいのでペースを落としてトップスピンを深め深めに打っていきます。高い打点でバックハンドスライスを打たせるとネットしてくれます。1〜2歩走らせてのフォアはバックアウトをしてくれる。少しずつ解ってきてキープ。2−0。
攻撃したい気持ちを抑えて長く続くスローペースのストローク戦に付き合います。今までなら速攻でアタックしていたのに・・・俺って成長したジャン♪なんて余裕をかましながら、そんなラリーに飽きてきました・・・。相手は体勢が整った状態で踏み込んで打つフォアは威力があります。油断できません。ネットを取るまでもなくポイントが終了します。ブレイク3−0。
情報収集の3ゲームが終わり、そろそろ攻撃したいねー。なんて思いながら、1stサーブの確率を上げるべくスピンサーブで攻めてみる。しっかりとベースラインでラリーが出来、ストロークの安定性が出てきた。相手のミスをしっかり誘って40-0、アクセントでサーブ&ボレーをしてみる。相手は驚いたのかリターンが浮いてきた、効果があった。キープで4−0。
そんなこんなで5−0になり、サービングforザマッチ。1stサーブにフラットやスライスを混ぜてみる。効果あり!リターンが浅くなりちょっと強めに打ってみる。バックアウト。ふふっー(笑)やっぱりまだまだだなー。ついでだからこのゲームは浅いのは強打してみようっと、バックアウト連発。ブレイクされて5−1。でも、しっかりブレイクバックで6−1。
5-0からのサービスダウンはいけないけど、いろいろ試せて良かった。ストローク戦でもポイントが取れてたのはちょっと自信になった。
2Rは22〜24歳位の社会人なりたてのようなカッコいいお兄さんです。彼女も応援に来てる。いいねー!
試合前練習での情報収集はフォアはグリグリのスピン、バックは片手のスピン。サーブはトップスライス(スピンとスライスの中間)にスピンと学生時代はやってたんだろうなー。って印象でした。
ボレーはいまいち掴み所が無く、ネットに出てきたら一回くらいは打たせてみるか?って感じにしました。トスは負けて、相手はサービスをチョイス。私はコートをクラブハウスを背にしたくなかった(声とかが気になりそうだったから)ので、クラブハウスに向かうサイドを取りました。
フォアでのクロスtoクロスの打ち合いを相手は望んできているようでした。とりあえず、3ゲームは様子を見るつもりだったので、付き合います。気負わないように力を抜いて深いボールをネットの高い所を通すようにしっかりと打ちます。そうすると、相手は強打してきます。バックアウトにサイドアウト、うーーん、相手はミスが早い。これは楽な展開になりそうだね。ブレイク1−0。サービスゲームはスピンでステイバック。
今度は相手がバックハンドのクロスtoクロスを仕掛けてきた。しっかりと受け止める。私のバックはフラットドライブ、あっちはスピン。相手はこすり過ぎで回転量が多く、浅いボールが多い。
序盤なのでラリーを続けることを第一に考え、情報収集に励む。グリップが厚い相手や両手打ちバックハンドの人は低く弾まないスライスを嫌がる。様子を見ながらバックハンドスライスを混ぜてみる。御約束のようにしっかりとはまってくれる。キープ2−0。相手のサーブは1stがほとんど入らない。
いいサーブなんだけど・・・。コースを狙うわけでもなく、打ってくる。レシーバーとすれば気分的にはかなり楽になる。
2ndはとりあえず入れにきているのだが、これも浅い。打ち込みたいけど、今回は序盤という理由をつけて、我慢する。ベースラインより少し中へ入ってストローク戦に終始する。相手の強打はことごとくアウト。こっちはベースラインより中に入って打っているので結構深いボールが行く。ブレイク3−0。相手の情報収集はなんとなく出来たので攻撃開始。
バックハンドに来るボールは廻り込みフォアで相手のバックを攻撃、浅くなったところをフォアへフラットドライブで強めに打ってアプローチする。これがウィナーになる。ストローク戦で押していると必ず浅くなる。あとは浅くなったところをバックハンドスライスでアプローチやフォアのアプローチでウィナーになる。完全にパターン化してポイントが取れる。キープで4−0。相手の1stサーブが入りだした。でも、コースを打ち分けてこないので、気楽に相手の足元狙いで深いリターンを返す。
相手も考えてきたのか、中ロブを入れたりしてきた。欲が出てちょっと強打してみる。力が入って振り遅れのサイドアウト。どうも最近振り遅れのサイドアウトが多い、きっとフットワークがしっかり出来ていないのだと思う。
相手も調子を取り戻して深いボールが返って来る。私のグリップは厚いので足元や低いボールの処理は下手くそだ。ミスが続き4−1。相手が調子付いてきたので、こっちは得意のドロップ&ロブ作戦をやってみる。相手のリズムになりそうな時は経験上、自信があって得意なパターンをやるといい(流れを持ってくるには早めに効果を期待できるパターンをしかけてみる)と思っている。
バックハンドのクロスtoクロスからバックハンドのドロップショットをストレートに打つ、ほとんどの相手はストレート(意識的に空けて誘っていたりする)に流してくる。それを相手にバックのハイボレーをギリギリ届くかどうかの所に優しくロブを上げる。と、ラケットミスするか、ウィナーになる。もちろん、スマッシュをドカンと打ち込まれる時もあるが・・・。
今回は、通用する。これをこのゲームはしつこくやった、キープ5−1。相手のサーブは調子を取り戻したようだ。サーバーが一番ホッとするリターンミスを連続で犯してしまう。5−2。
最後はきっちり締めようと思い、1stにフラットサーブを使う。しっかりと狙ったコーナーに決まる。
最後はサーブ&ボレーでキープ。6−2。勝利。なんとか、ベスト8になった。賞品がでるのは、ベスト4からだ!もうひとつ勝ちたい!
QFの相手は真っ黒な顔をしたおとうさんだった。
年は45歳前後、小さめで、すばしこそうな印象。
高校生くらいの息子がネットフェンス越しに見ている。
トスの前に既に汗をびっしょりかいており、サウナから出てきたようだ・・・。
「これはきっと疲れているに違いない。勝機♪」と思った。1Rの時の隣のコートだった。
トスは相手が勝ってサービスを選択。こっちは1Rと同じ向きのサイドを選んだ。
練習は無いので、3ゲームは情報収集。
普通の速さのラリーで様子を見てみると、ラリーがしっかりしている。
やっぱり、ここまで残るにはちゃんと理由があるんだなーと思った。
ストローク戦が長い、1ポイントのラリーが長く感じる。短いボールにはしっかりとアプローチしネットを取る。うまいもんだ!侮れない。0−1。相手は見た目より強い。よく見た目でなめてしまい負けた経験は数知れず・・・・。今回は要注意!
とりあえず、スピンサーブで様子を見ようとするが、1stサーブが力む。2ndサーブにプレッシャーが第2ゲームから掛かるとは・・・。腕がしっかり振り切れない。2ndのリターンはしっかり打ち込まれる。冷静にラリーにならない。ダブルフォルトがからみ、いきなりブレイク。0−2。「結構やるねー!」これは本気でやらんとなー。気合を充填する。
ストローク戦で深め深めを狙って打っていくが相手は今までの対戦相手と違いストロークが安定していてミスが少ない。ただ、打点を落として打ってくれているので、攻撃されているーって感じはしない。
深めを狙いすぎてバックアウトが多い。短いのはしっかりとネットを取られて、ボレーもプレースメントがちゃんと出来てる。キープされて、0−3。マジでやばい!
相手はかなりストロークが上手い!
サーブ&ボレーで仕掛ける。パスで抜かれる。うまい!
パスで抜かれることで凹むことはないけど、今回は中途半端なサーブ&ボレーは通用しない。(これまではこの状況でもサーブ&ボレーをしていたので負けていた)
相手のストローク力を認めて、得意のドロップ&ロブを使ってみる。
がびーん、足もちゃんとある。懲りずにドロップ&ロブ。今度は上手く行った。
デュースが長くなる・・・。サービスをしていてのデュースは本当にしんどい。
前後に固執して振ってみる。
相手に読まれ始めた。んーーー。
弱点らしい弱点が見つからない。
相手のバックハンドはスライスのみ。フォアはセミウエスタン位。高い打点は落として打ってくるし、低いボールを苦にする訳でもない。強打はないけど、コースはしっかり突いてくる。上とネットはそつなくこなす。考えるほどこれと言った穴が無い。
でも、絶対に弱点はあるはずなんだよなーー。
決め手に掛けて、デュースが続く。
とりあえず、バックハンドを狙って廻り込みフォアで攻めてみる。浅くなったところをフォアに切り替えす。
なんとかキープで1−3。相手のサーブは威力はないがしっかりとコースを狙って、的を絞らせない。癖の無いチョイスライスサーブで1stをきっちり入れてくる。
リターンダッシュを試みるもサーブが深いのでミスる。
ここは徹底してベースラインで頑張る。
その後、お互いにベースラインから浅いボールを待っての我慢比べ。
イージーミスが少ない。
深いボールをバックハンドを狙って、その後の展開で何とかポイントを作っていく。キープキープが続いて3−5。とうとう、相手のサービングforザマッチ。
「これは負けるかもしれない。」弱気なひろが顔を出した。
相手を崩しきれない。緩急をつけて浅いのを強打すると、その強打がカウンターで返ってくる。
そう!相手はカウンターパンチャー!
しっかりと嵌ってました。ストローク力の無い私には一番苦にする相手だったんです。これだ!と思って打った強打がそのまんま返ってきます。カウンターが上手かったんだ!
ここに来てそれに気がつきました。ハハハ。3−6。握手を終えて、相手に「フットワークが弱いことに気づきましたか?」と聞いて見たかったけど、その言葉が出ず・・・・。
さっぱりと負けてしまいました。ジタバタしてみたけど、後から気づくのはフットワークとストローク力の無さ。
ベースラインで打ち負けることは無いけど、緩急の緩はできるけど、急の方に課題が残った。強打の精度が低いなー。とりあえず、ベスト8。
ベースラインからでも試合になったので、これからはストロークとフットワークに重点を置いて、練習しようっと。フェデラーのようなオールラウンダーを目指そう!
今回はこれで終わり。