はじめに・・・
普段我々がラジ、エピと呼んでいるものの正体を確認します。以下の文書では正式名称を使っているので注意してください。
ラジ⇒マナスル(ラジってどういう意味でしょう?)
エピ⇒ガスカートリッジ系火器(ちなみにエピのEPIはイーピーアイと読みユニバーサルトレーディングの商品名の総称です。)
また、以下の文章では液体燃料系火器とガスカートリッジ系火器について考えていきます。
普段我々がラジ、エピと呼んでいるものの正体を確認します。以下の文書では正式名称を使っているので注意してください。
ラジ⇒マナスル(ラジってどういう意味でしょう?)
エピ⇒ガスカートリッジ系火器(ちなみにエピのEPIはイーピーアイと読みユニバーサルトレーディングの商品名の総称です。)
また、以下の文章では液体燃料系火器とガスカートリッジ系火器について考えていきます。
今回の革命はマナスルの老朽化と時代遅れさに、このままマナスルを主力火器にしたままでは合宿の円滑な進行に支障をきたすとの意見から、マナスルに変わる火器を発掘しようというコンセプトのもと行われました。今回新たな火器を選ぶにあたって重点を置いたポイントは、
1. 大なべを沸騰させる火力が出ること
2. 燃料の補給が簡単に行えること
3. 一回の使用時間がうちらの料理の時間(約2時間としました)より長いこと
4. 燃料が安いこと
5. 持ち運びにかさばらないこと
6. 丈夫であること(壊れにくいこと)
7. 修理が簡単に行えること(部品が簡単に手に入ること)
です。途中からあまり気にしてないけど・・・。
皆さんは燃料についてどれくらい知っているのでしょうか?俺の知っている範囲で紹介します。
l 灯油(ケロシン)・・・・・ガソリンスタンドで買える灯油君です。ただいま値上がりして60円/L位だと思います。ススが出やすいけど安全です(ってみんな知ってますね)。
l レギュラーガソリン・・・・・車に使うやつです。通称赤ガス。こいつもガソリンスタンドで買えます。100円/L位でしょう。赤ガスにはアンチノック剤という車やバイクがノッキングを起こし難い効果を得るための成分が入っていて、これがバーナーのジェネレーターやノズルを詰まらせる一因になっているため普通の火器では使えませんが、オプティマス8R、スベア123、MSR各種(駄目なのもあるらしい)、SIGG ファイヤージェット(俺の持っているやつ)、そしてピークワンやスポーツスター、オプチマスのNo.11エクスプローラー、No.111Cハイカー、No.11エクスプローラーなどは大丈夫だそうです。
l ホワイトガソリン・・・・・通称白ガス。コールマン推奨の白ガスは700円/L(2000円/4L)ですが、ガソリンスタンドでも10件に1件くらいは売っているらしく、値段は200円/Lらしいです。最近の液体燃料系火器はこいつが主流です。
l ガスカートリッジ・・・・・EPIのやつです。500円/500mlって感じです。
PS:液体燃料系のは燃料ボトルというのが必要になります。だいたい1Lのボトルで1600円です。
l 液体燃料系火器
マナスル 121
収納サイズ 145×195×100mm
重量 1350g (ケース込み)
燃料 灯油 0.4L
燃焼時間 約2.5時間
価格 定価 \11,500 → \8,050
小人数パーティーに最適な小型モデル。
バーナーヘッドは126と同じのため、火力は強力。
安全弁付きタンク。
金属収納ケース付き。
平塚さんが書いたのをそのままパクリました。ちなみに火力はSRCの店員いわく1700〜1800kcal/hだということです。いきなり値を出されてもわからないかもしれませんが他の火器と比べて相対的に評価してください。俺はこの火力が信用できなかったので実験(水1Lを沸騰させるというもの。ちなみにマナスルは4分50秒。詳しくは後で)を決行しました。
オプティマス No.111C ハイカー ¥22,000
強力なコブラバーナー強固なスチールケースを持つヘビーデューティーモデル。No.111Cハイカーは別名ヒマラヤストーブとも呼ばれ、これまで多くのエキスペディションを支えてきました。U.S.陸軍制式採用モデル。
燃料:ホワイトガソリン、灯油、アルコール
重さ:1640g
サイズ:180×180×105mm
タンク容量:350cc
燃料時間:約120分
出力:約2500kcal/h
オプティマス No.80 NOVA ¥23,000
(フューエルボトル付き)
燃料:ホワイトガソリン、灯油、ディーゼルオイル、燃料用菜種油
重さ:440g(ストーブ&ポンプ)、550g(ストーブ、ポンプ&ボトル)
サイズ:86×110×65cm(収納時)
:約2500kcal(2850watt)
:燃焼時間:最大出力で約2.5時間(0.45リットルの燃料を使用)
184分(ガソリン)〜224分(灯油)(燃料約850ml)
21℃の水1Lの沸騰時間=3.5〜3.9分
395g (付属品込み510g)(ボトル別)
ホワイトガソリン、無鉛ガソリン、灯油
15900円
184分(ホワイトガソリン)〜234分(灯油)(燃料約850ml)
21℃の水1Lの沸騰時間=3.5分〜4.4分
330g (付属品込み460g)(ボトル別)
ホワイトガソリン、無鉛ガソリン、灯油
12000円
PS:ドラゴンフライとインターナショナルの違いはインターナショナルの方が「シンプルで軽量、コンパクト。ドラゴンフライに比べ、火力調節などの使い勝手は多少落ちますが、構造がシンプルでトラブルの発生確率が下がるので、長期間の海外での使用などにおすすめ」ということらしいです。
プリムス EX-MFS
(エクスカイザ マルチストーブ)
価格:\17000
出力:2750〜2500kcal/h
重量:370g(本体のみ)
燃焼時間:ガソリンだと約150分(燃料約850ml)ガスだと約130分(500g缶)
ガス、ガソリン、ケロシンの3タイプの燃料が 使えるマルチストーブ
プリムス EX-LFS
(エクスカイザ LFSストーブ)
価格:\12,800
出力:2500kcal/h
重量:418g
燃焼時間:約150分(燃料約850ml)
ガソリン、ケロシン等液体燃料専用ストーブ
l ガスカートリッジ系
プリムス スパイダーキット 3800円
いきなり例外的な奴です。これを使えば、今までのが分離型にできます。
直結型バーナーやランタンを3本脚で安定感のある分離型にすることのできるキットです。
脚部は折り畳み式なので、コンパクトに収納できます。
EPI PSSA−III ストーブ 8500円 今うちの部で使っている奴です。
|
サイズ |
138mmφ×81mmH |
|
重量 |
312g |
|
風防 |
あり |
|
オートイグナイター |
装備 |
|
出力 |
3,200Kcal |
|
ガス消費量 |
265g/h |
|
収納 |
プラスチックケース付 |
スノーピーク ギガパワーBFストーブ \8,200
|
サイズ |
本体/110×100×100mm、収納時/140×80×105mm(収納ケースサイズ) |
|
材質 |
ステンレス、ブラス |
|
重量 |
315g |
|
ガス消費量 |
150g/h(500g缶で200分) |
|
出力 |
2,800kcal/h |
プリムス P-171
(171ハイパワーバーナー)
価格:\8600
出力:4,200kcal/h
重量:184g
燃焼時間:約100分(500g缶)
プリムス最高出力バーナー
ZIPPPO WPS-Sガス・ストーブ
最大出力 4,200kcal
希望小売価格 10,500円
燃焼時間その他不明です。
別名火遊びともいいます。
目的〜
今うちらが使っているマナスルの本当の火力はどれぐらいなのかを調べる。
方法〜
米コッヘルに水1Lを入れて次に紹介する火器どもで加熱し、水が沸騰するまでの時間を計った。
挑戦者たち〜
1. マナスル 火力:1700〜1800kcal/h
2. SIGG ファイヤージェット(俺の持っている奴) 火力:2000kcal/h
3. ZIPPO ポケット・ストーブ 火力:2700kcal/h
4. EPI PSSA−III ストーブ 火力:3200kcal/h
補足:1,2は液体燃料系で3,4はガスカートリッジ系です。また、3,4に関しては燃料にEPI缶(ガス残存量約40%)とZIPPO缶(ガス残存量約66%)の両方を使った。
結果〜
|
火器 |
1 |
2 |
3(EPI缶) |
3(ZIPPO缶) |
4(EPI缶) |
4(ZIPPO缶) |
|
時間 |
4分50秒 |
4分35秒 |
5分50秒 |
4分30秒 |
5分30秒 |
3分40秒 |
考察〜
ガスカートリッジ系の火力表示は信用ならん!なんでEPI缶とZIPPO缶でここまで時間が異なったのか正確にはわからないけど、たぶん缶の種類の差というよりガス残存量の差だと思います。それにしても40%も残っているのにこんなに火力が弱まっていいのか?と思います。正直主力火器にはできないかと・・・。んで問題のマナスルですけど、3,4をZIPPO缶のほうの値を信用したとすると、1,2はだいたい2000〜2500kcal/hの火力は出ていると思います。だからマナスルの火力は2200kcal/hとして他のとくらべても問題ないかと・・・。
どの商品も一長一短です。個人的にはハイカーが好きですが、見た感じでは大鍋が乗るかどうか不安です(わかっていると思いますけど別紙に写真があります)。壊れにくいといった観点からはどの火器も使い方次第だと思います。直しやすさとしてはどの会社のもメンテナンスキットが出ているので、今後は合宿に行く前にメンテナンスキットを用意すれば合宿中は何とかなると思います。また、なんとかするためにもみんなが火器に詳しくなることが必要だと思います。
文責:大木 健二