大学院での夏学期も2週目が終了した。 新しい環境に慣れる間もなく、これまでは分けが分からないまま授業を受けていたような気がする。
それから、勉強以外にもその他諸々の手続き等があり、なかなか授業に集中出来なかった。
しかし、ようやくこの場所での感覚がつかめ始め、自分らしく振る舞えるようになってきた。 と同時に、これから1年間の大学院生活を共にするクラスメート達とも仲良くなり始めた。
前学校同様、日本人大学院生は自分一人のみ。 やはり始めの方はクラスメート達からちょっと“構えた態度”で接せられていたが、今では普通に話す。 そして冗談を言い合って、お互いをからかい合えるようにまでなっている。
クラスメートは自分を含め、全部で18人。 男10人に、女8人。
前の大学では13人のクラスで、男3人そして女10人だった。
だから、実際はちょっとしか違わないのだが、今のクラスは大きく感じられる。 しかし今回は男の方が多いので、以前のように肩身が狭い思いは感じられない。
さて、大学院ということもあり、その学生達は様々な場所から集まって来ている。
もう既に ATC になっている者、あるいは今度再受験する者など、具体的な人数は把握していない。 しかし、CAAHEP 公認の“カリキュラム校”出身者よりも、“インターンシップ校”出身者の方が人数が多いのは分かっている。
自分は“カリキュラム校”で Undergraduate AT Program を学んだ。
しかし『だから、何?』と軽くあしらわれるほど、他の学生達の実習話を聞いてそう思った。
ある者は、AT 学生なら誰もが一度は聞いたことのある超有名な教授から指導を受け、またある者はここで名は明かせないが、日本の元プロ野球選手で現在ある3Aのマイナーリーグに所属しているチームでのインターン経験。 他には、大学卒業後は高校で数年間ヘッドアスレチックトレーナーとして働いていたもの。
まだまだ他にもいろんな場所で、様々な経験を積んだ学生達がいる。
それに比べ、自分のこれまでの実習経験は“思春期の幼い中学生にやっとスネ毛が生えた程度”であった。
授業では、各自が今までの経験を元にディスカッションを始め、たとえ復習程度の授業内容でも真剣に先生に質問する。
自分はただただ圧倒されるのみ。
しかしだからと言って『“ガリ勉集団の集まり”か?』と言えば、そうではない。あるクラスでは、授業の始まる前に1日1人ずつニックネームを付け合い、和気あいあいと楽しい時間を過ごしている。
それから週末はビーチバレーをしたり、何かみんなで遊んでいる。
勉強は勉強、遊びは遊びとはっきりとケジメをつけているので、自分としては居心地が良い。
これから1年間はこのメンバーで一緒に時間を過ごしていく。
放課後の実習場所はそれぞれだか、お互いに情報交換を行い、それらをまた自分らの活動にフィードバックさせていければ、さらにレベルの高いものが出来上がっていくと信じる。
これからの1年間、先に大きくつながるようなバックグランドを得ようと思う。
(Saturday,July 20,2002)
補足:
クラスメートたちと仲の良さが日々増してくる。
真剣な事を討論し合ったり、冗談を言い合ったりなど楽しい時間を過ごしている。 それぞれの性格が分かってきたし、みんなも自分の事が分かってきていると思う。
また、各自それぞれの“バックグランド”の話を聞いていると、『へぇー、お前んとこ、そげん凄かとぉ?』と興味津々な内容ばかりである。
特に Division 1 レベルの大学になると、内容のケタが比べ物にならない。
『もし自分もそんな D1 の大学で勉強していたら、、、』と感じる時もたまにある。
しかし“D2”出身だからこそ、経験出来た事もたくさんある。
どちらが良く、どちらが悪いとは言えない。
ただ“自分自身がどれくらい一生懸命に頑張ってきたか?”
この自問自答に堂々とした答えが返せるほど努力してきた。
頑張ってきた。
来週からいよいよ実習が始まる。 今度は“D3”レベルので活動である。
数名のクラスメートが担当する“D1”の選手レベルとは比較にならないが、アスレチックトレーナーとしての内容の質や量では負けないくらい頑張ろうと思う。
常に“向上心”、“好奇心”、“探求心”を持っていろんな事を体験していこうと思う。
そして1年後に「どんな時間を過ごしてきたのか?」、「何が変わったのか?」などと新たな答えが分かるはず。
(Sunday,August 04,2002. Informational board より)