Vol.7: Uneasiness 2
前回の続きだが、 試合時間3時間の Oklahoma University 対 Louisiana State University 戦は、午前12時過ぎに終わった。しかし、ペンシルバニア州にいる私の所では、時差のために午前1時を回っていた。
まぁ、そんなことはどうでもいいことなのだが。
アスレチックトレーナーをしている人なら必ず経験することだが、試合後の宿泊先への移動時間は愉快な時もあれば、憂鬱な時もある。
愉快な時とは、もちろん試合に勝ったときである。 当然憂鬱な時は、、、
試合に直接出場しないとはいえ、トレーナーもそのチームの一員である。 だからトレーナーとて試合前の緊張、試合中の興奮、試合後の疲労は選手たちと変わらない。
“試合後の疲労?”
そうである。 トレーナーも疲れるのである。
身体的そして精神的にカラダは疲れを感じているのである。
「どうして?」とトレーナー業を知らない人は疑問に思うかもしれないが、トレーナーの労働時間は、常に選手たちの練習時間より早く始まり、そして遅く終わる。 トレーナーの仕事は、単に選手たちのトリートメントをするだけでなく、練習・試合に必要な用具の準備やその他もろもろの雑用がある。
用具運びや手作業のトリートメントで肉体労働し、不規則な労働スケジュールで心を疲れさせているのである。 そしてそれらは1日の終わりにドッと来る。
さらに幸運なことに、トレーナーのトレーナーなんか存在しない。 自分のお世話は自分でしなければならないのである。
「まったく、トレーナーは何もしてないよ」と選手からイヤミを言われると、私個人としては腹立って仕方がない。 そんな時は電気治療の強度を上げて、少々痛めつけてやる。
それはともかく、昨日勝った Louisiana State University のトレーナーは一体何時にベッドに入って、今日何時に起きたのだろうか?
(Sunday,May 27,2001)