10月日誌

『Fall Season から Winter Season へ』
先週末は男子バスケ部。
そして今日から今週末までは女子バスケ部での仕事。
本当にコロコロと働く場所が変わるが、“室内種目”なので全く文句なし。
半袖のユニフォームを着ていても決して鼻水を垂らす事がないので、本当にボケーっと練習を眺めている。

Cal U にいた頃の自分の Sophomore ローテーションにはバスケ部が入っていなかった。だから、自分が Cal U のバスケ部で働いた経験と言えば、本来働くべきのクラスメートが Thanksgiving や Christmas で実家に帰った時にホーム試合の手伝いを数日間した程度。
バスケのサマーキャンプで働いた事があるが、超短期間の仕事だったので、「バスケで働いた」とはあまり感じていない。
だから DePauw での今回の経験は結構期待している。
特にバスケは自分の好きなスポーツの一つなので、なおさら楽しみである。

さて、彼らの練習を初めて見て、、、「こんなもん?」というのが正直な感想。
何故なら、Cal U の練習の方が凄かったから。
選手のレベルの高さだけでなく、チームとしての戦術面も本当にまとまっていたから。
Cal U が所属している PSAC(Pennsylvania State Athletic Conference)の男子バスケはかなりレベルが高く、このカンファレンスを制したものは NCAA トーナメントでも必ず上位に進出していた。
学生トレーナーとして Cal U のチームでは働いた経験がほとんどなかったにしても、自分は彼らのホームはもちろん、アウェーも大学が放送するテレビで彼らの試合をよく見ていた。
そんな“自称大学バスケ評論家”から見た DePauw のバスケ部は何か物足りない。

が、しかし、あのチーム。昨シーズンの男子バスケ部は SCAC(Southern Collegiate Athletic Conference)を制覇し、NCAA トーナメントでは Elite 8 の成績。
そして女子バスケ部も同じく SCAC を制覇し、NCAA トーナメントでは Final 4 の好成績を残した。
「なっ、なにぃー、こげんチームがぁー!!!」とビックリしている。
所詮“D3”レベルでの話かもしれないが、それでも NCAA トーナメントに出場するだけの実力はあるのである。
凄いことは凄いはず。

“自称大学バスケ評論家”
早くも撤回します、、、。

とりあえず、今週末の練習はフィールドホッケー部の遠征に同行しているアシスタント AT がいないので、自分が“臨時代理ヘッド AT”として威張っている。
しかし、シーズンが始まれば自分は “雑用兼アシスタント AT” へと降格、、、。

まだ男子・女子バスケ部で働き始めたばかりだが、両チームのコーチ達は怪我に関する事は全て自分に任せてくれている。
とても仕事がやり易いし、変なストレスも感じない。
何人かの選手達とは仲良くなりつつある。
自分が最初に感じた通り、“いごごちが良いチーム”となるのであろうか?

(October 24, 2002)

『今年もまた九州男児には辛か季節がぁ,,,』
“剣道”が専門だった自分が現在のように短期間で他の様々なスポーツで働いてみて、いろんな発見がある。
毎日の練習を見れば見るほど面白い。
『へぇー、こげんしながら戦術とか覚えていくったい』とか、『普段は自分勝手に行動するアメリカ人やとけ、こげんふうにスポーツする時はちゃんとコーチとかの言う事ば聞くったい』とかいろんな事を頭の中で考えている。
一方、練習を一生懸命にしている選手達からすれば、『なんやアイツ、鼻水ば垂らしながらボーってして、、、』など思われているに違いない。

アスレチックトレーニングを学び、学生トレーナーとして実際に仕事をし始めた頃、カラダの中の何かがうずき、選手たちと一緒に練習したい気持ちが常にあった。
しかし、最近はそう感じない。
言葉としてこの気持ちを今どう表現して良いかは分からない。
ただ何か少し自分の中で変化しているような気がする。

大学院のクラスで“知識”を増やし、現場での仕事を通して、、、うーん、単に“経験”だけとは言えない。
他にも増えた事がたくさんある。
しかし、“怪我人”だけは増やさないように今後も努力しなければ。

(October 22, 2002)

『GA アスレチックトレーナー奮闘記』
男子・女子サッカー部は共に今週末、テキサス州で試合アリ。 そしてその遠征に同行するアスレチックトレーナーは GA の自分ではなく、先週まで担当だったアシスタント AT。
まぁ、これは当たり前だと思う。
つい最近働き始めた自分よりは彼の方がチームの事は分かっているし、コーチたちや選手たちも余計な気を使わずに試合に集中出来て良いはず。
それから、基本的に自分は遠征試合には同行しないようになっている。

今日の仕事は、フットボール部で“臨時代理ヘッド AT”として3人の ATS を従えて働いた。
“ヘッドアスレチックトレーナー”と書くといかにも凄そうに聞こえるが、別に大した事はしていない。
大きな怪我もなく、無事終了。
ただ練習前の ATR では、選手40人以上を相手に自分を含めた2人の ATC と1人の ATS のみ、、、。
分け分からないほど忙しかった。

今は担当外だが、クロスカントリー部の選手で、昨夜から足の裏に小さな木の破片が刺さり込んでいて、それを取るのになんと20分以上もかけてしまった、、、。
今日の時間ロスの敗因です、、、。
ただ言い訳させてもらえば、あれは難しかった。

フットボールの練習中は出来る限り選手の近くで見ている。 距離が近い方がもし何かあった時に対応し易いし、“チームの一員”という感覚が感じられやすいから。
だが、いまだに DePauw では“自分らしさ”が表現出来ていない。
場所が変われば当然仕事のやり方も変わる。
しかし、それに上手く適応させながらも、自分の力が発揮出来るように頑張りたい。

明日、明後日は男子バスケ部で仕事。
また新しい経験。
当然“臨時代理ヘッドアスレチックトレーナー”として働く予定。
コーチ陣をはじめ、選手たちとはほとんど初対面。
今度は何が起こるのだろうか?

自分としては、怪我さえなければ、嬉しいです。

(October 17, 2002)

『慣れる間もなく、“はい、次”』
今日は女子サッカー部のホーム試合で、自分が働くスケジュールとなっていた。
そして、来週の月曜日から自分の担当種目は主に男子・女子サッカー部になっている。

実は前々から話されていたことだが、AT の学部長兼ヘッドアスレチックトレーナーが個人的な事情により、明日から最低6週間ほど仕事を休む事になっている。
従って、今までサッカー部を担当していたアシスタント AT がフットボール部を担当する事になり、自分が彼のポジションをカバーする事となった。
そしてもう一人のアシスタント AT はフィールドホッケー部+クロスカントリー部を掛け持つ事となっている。

フットボール部 → 女子フィールドホッケー部 → 男女クロスカントリー部などと、慣れる間もなく次々と異なる担当種目が割り当てられる。
当然、選手たちの名前なんてほとんど覚えていない、、、。

男子サッカー部の方はまだよく分からないが、女子の方は現在の所、ナショナルランキング(D3)でなんと11位である。
今日の試合はナショナルランキング15位との対戦で、4ー1で DePauw が勝った。
上位のチームに変化があれば、このチーム、ナショナルトップ10入りは間違いない。
そのチームで自分が AT として働く事となっていて、もしプレーオフの NCAA トーナメントに出場する場合、自分が同行する事に決まっている。(今の調子なら、当然 NCAA トーナメントには出場するはず)

いくら D3 とはいえ、全米レベルでランキングしているチームで働く事は、非常に良い経験だと思う。
しかし、プレシーズンキャンプから今まで一度も練習さえカバーしていないチームに入って行く事は、自分だけでなく選手・コーチたちにも何かしら違和感が感じられるはず。
実際、今日の試合前のトリートメントでは自分の方よりも学生トレーナーの方に話し掛けたり、相談している選手が多かった。
まぁ、これはしょうがない。
コーチや選手たちとの関係は、自分の努力次第だと思う。
とにかく頑張るしかない。

しかしサッカー部に慣れ始める頃には、男子・女子バスケ部の本格的な練習が始まり、当然自分もそのチームで働く事も決まっている、、、。

あぁ、なんてこったい。

(October 12, 2002)

『アスレチックトレーナーとしての“壁”』
タイトル通り、“壁”を感じるここ数日間。

「アメリカのアスレチックトレーニングの分野は、日本のよりも最先端をいっている」
本当だろうか?
日本での活動や経験が全くない自分にとって、この言葉が正しいのかどうかは分からない。

「新しい場所で、新しい経験をする事は良い事だ」
本当だろうか?
本当だと思う。
ただ“楽しい経験”や“心地よい仕事”とは限らない。

DePauw で実習を始めて、本当に考えさせられる事が多い。
Cal U での活動とは、180度違う。
めちゃめちゃ抽象的な表現だが、不特定の人たちが読んでいるので、あまりゴチャゴチャ書かない方がいいと思う。
ただ今現在、自分の思うように仕事が出来ていないのは確か。

“教科書通りに進まない”
分かっとっさ、そげん事。

(October 11, 2002)

『全員集合!!!』
早くも10月第1週目が終了。

今月から実習先の DePauw でフルタイムのアシスタント ATC が働き始めた。
それによって、自分の仕事も Men's & Women's Cross Counrty が主な担当スポーツとなり、肉体的・精神的負担が軽くなった。
なので、練習前のクロスカントリーの選手たちのトリートメントが少ない時は、のんきにフットボール選手たちにテーピングを巻いている。

それからもう一つの仕事の Rehabilitation Coordinator は、単なる“Faclity Athletic Trainer”という ATR でのお留守番役。
ヒマヒマ。

しかし、そんな事はどうでもいい。
ここ DePauw ではなんと週に3日、ドクターがやって来る。
月曜日・木曜日は大学の保険管理センターでも働いている内科医。(しかしスポーツ医学も学んでいたらしく、ATC よりは整形外科学の知識もあり!)
火曜日は外部からの整形外科医。
この“Physician's Clinic”と呼ばれている医師たちの診断に、自分は立ち会わさせてもらっている。
これが、もの凄く勉強になる。
医師とのマンツーマン授業で、教材は実際に怪我をしている選手たち。
これ以上の臨床的な勉強方法はないはず!!!
週2日来てくれる大学の保険管理センター所属の医師は、自分に怪我の解説をしてくれるだけではなく、選手にも触れさせて“体感”させてくれるとてもいい人である。
ただ問題があるとすれば、めちゃめちゃ早口でしかも専門用語の連続、、、。

とにかく、その医師から何でも学び盗むつもり。
医師と会話すればするほど自分の勉強不足を感じるが、同時に学べる嬉しさをも感じてならない。
これは丁度、下っ端学生トレーナーが自分から『ストレッチしてみるや?』と体験させてもらえるような感じである。

DePauw の AT スタッフが全員そろって仕事が分担化されていったが、一つ問題がある。
それは、プログラムディレクター以外(自分も含め)はみんな新人という事。
新しく入った2人は、ATC 暦1年である。(ちなみに、自分はまだまだ若葉マークの ATC。それから残り2人のベテラン ATC のうち、1人はバレーボール担当なので自分らの野外担当スポーツ AT スタッフとは基本的に別行動)

とにかく“若い”DePauw University の AT スタッフ なので、それぞれに仕事方針や内容が違う。

さぁーて、どうなることやら、、、。

(October 05, 2002)

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