7月13日(キャンプ最終日)


8:30am。
昨日の午後の練習で「足首あたりが痛い」と言っていた選手と練習開始前に話す。 「昨日よりも少し痛くなってきている」と言うので、早速怪我の評価に入る。
左足の外側のくるぶしの上あたりが一番痛いらしく、特にランニング中にそう感じるとのこと。
私は“Shin splints(シンスプリント)”と最初仮定してみたが、それにしては痛みの場所に疑問がある。

注)“Shin splints”は一般的な呼び名で、正しくは“Medial Tibil Stress Syndrome(内側脛骨圧迫症候群)”

そこで“骨の成長期と過度の練習による疲労的な痛み”と予想してみた。
考えた理由として、彼は野球のほかに、サッカー、バスケットボール、フットボールをしているらしく、全ての種目において“走る”ことが共通しているから。 それに彼の年齢はこのキャンプ期間中に13歳となり、まだからだが成長期であるから。

痛みは二ヶ月ほど前から始まったらしく、それ以来ランニング中はよく痛みを感じるとのこと。
このような痛みの処置法としては、安静とアイシングが基本なのでそうさせた。
彼には、「一週間ほど運動は控えて、アイシングをすること。 そしてそれでも痛みが続くようならば、医者に診てもらうように」と言った。

今日の練習は、メインの野球場とその隣にあるソフトボール場を使って行われた。
野球場ではゲーム形式の練習、グランドのサイズが小さいソフトボール場では、キャンプ参加者でも年齢が低く、体格が小さい選手達でホームラン競争が行われた。
私は、相棒一号の電動ゴルフカートと共に野球場とソフトボール場を10分間隔でドライブしていた。

練習内容からしても怪我の発生率は低く思われ、私はのんびりと彼らの練習を見ていた。
ソフトボール場では、外野で退屈そうに守っている子たちと話をしたり、一緒に球拾いなどをした。
野球場では、「きんじ、打ってみろよ」と声が掛けられ、コーチの一言で“代打、きんじ”が登場する場面もあった。

とにかく参加者全員とスタッフ一同が、このキャンプ最終日を楽しんだ。

練習後、コーチの締めくくりの言葉と共に、彼らは円陣を作り掛け声の準備に入った。
そしてまたこう叫ぶ、
「くーすもと!!!」
私は、笑顔と拍手で彼らにお礼を言った。

11:20pm。
キャンプ最終日終了。

今日の教訓:
「スポーツはやっぱり楽しんでやらなければならない」

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