
ダイナンギンポ
水深:2m 体長:70mm?
2000年6月11日 岬先端(大瀬崎)
ビデオを撮っていて時々思う事がある。何かお目当ての獲物があって、それが上手く撮れた時や
深場のハナダイが思惑通り押さえられた時等は、一種の達成感があり、至上の喜びではあるのだが
何の変哲もない、ごくありふれた生き物達が時たま見せる、いつもとは違った表情や仕草・・・
(これは往々にして普段目にも留めていない為、気が付いていないだけの事が多いのだが・・)
そんな瞬間を垣間見られたり、ましてやビデオに収める事が出来たりした時は、ちょっと違った格別の喜びがある。
人に自慢するようなものでなく、何か得したような、とっても幸せな気分になってしまう・・思わず笑みが零れてしまう瞬間である。
この日もヘンタイとそのジャンキーな仲間達は、深場のハナダイと戯れた後、付録のように付いてくる減圧停止に勤しんでいた。。(笑)
先端の浅場は小さ目のゴロタの傾斜地になっている。この隙間を丹念に覗いていくと色々な生物が見えてくる。
このダイナンギンポもそこの常連さんの一人。
ギンポと言うと、どうしてもコケギンポやイソギンポの類に人気が集まるが、こいつもなかなか捨てがたいのである。
いつものようにゴロタの隙間を覗いていると、何やらうごめくものが・・「おやおや、これはギンポさん、どもっ!」
でも何やら動きが変??隙間から顔を出し左右に振っている・・・ヘンタイには何やらギンポさんの呟きが聞こえてきた。。(笑)
「うだぁーうだぁー、ひまぁーひまぁー」と聞こえる。。こっちも結構ヒマである(笑)ちょっと付合う事にした。
ビデオを回しても一向に逃げる気配すらない。相変わらず「うだぁーうだぁー、ひまぁーひまぁー」である。(笑)
良く見ていると、コケギンポと同じように、左右の目を別々にクルクルと動かしている。。どっこい愛嬌のある顔である。
よっぽどヒマだったのか、しまいには大きな欠伸を一つ二つ・・こっちまで眠くなりそうであった。。。(笑)
このシーンは、そんな優雅な昼下がりの午後と言う雰囲気の中で撮る事が出来、自分では結構気に入っているシーンである。(^^)