
ニシキハナダイ
水深:60m 体長:100mm
2000年4月1日 岬先端(大瀬崎)
ちょうどこの頃、ヘンタイとそのジャンキーな仲間達は大瀬崎で深場のエビ捜しをしていた。。。(^^;;;
そんなある日、はごろもで深場のエビ談義をしていると、A氏が「あっ、そうそう、ちょうど同じあたりにこいつが居るらしいっすよ。」
A氏は大瀬崎ガイドブックを持ち出し、「ニシキハナダイ」と言う魚を指差した。「へぇーーこんなのがいるんだぁ、ふぅーーん・・」
ヘンタイの反応は意外と冷たい・・・そう、ハナダイとは言え、イズハナダイの仲間は、ちと地味なのである。。。(笑)
地べたをチョロチョロしている「ゴンベ」の仲間に見られやすい。要するに、注意していないと見過ごしてしまうのである。(笑)
場所は岬の先端、水深60m・・「まぁ、どうせそこには行くつもりだし、ちょっと見てくるか・・・」くらいの軽い気持ちでいた。。。
岬の先端と言っても、結構エリアが広い。ヘンタイ達が行こうとしている所は、やや湾内寄りの深場である。
前回のエビ捜しの時に築いておいた‘石塚’をランドマークに潜行を始める。先端の浅場は意外と目安となるものが無いのである。
ヘンタイ達は、何か‘イイモノ’が見つかるとその真上の浅場、水深5m前後にゴロタで石塚を作のである。(^^;;
幸か不幸か、石塚を作る時間に不自由はしないのである。時間があり過ぎて、思いの他立派な‘石碑’となってしまう事も・・(笑)
深度を下げていくと、根が切れて砂地になり、突如また根が現れてくる。と言うような光景が繰り返されるようになる。
それに惑わされないよう、更に深度を下げていく。。。前回見つけたエビ君はちゃんと同じスナイソギンチャクに付いていた。
「ヨシヨシ、イイコ、イイコ」撫ぜこそしないが、呟いてしまう・・・エビもさぞかし気持ち悪かろう。。。(^^;;;
「さてと、このもう少し下だよなぁ・・」少しだけ深度を下げる。「この当りだよなぁ・・・」
そこは、砂地に出来たゴロタの盛り上がりのような根であった。水は良いのだが、さすがに暗い。。。(^^;;;
目を凝らして良く見ると、ゴロタの上にポツンポツンと、魚の影が・・・4−5匹いる。。。こいつか?
ライトを当てると、色が浮かび上がった。「こいつだぁ!」図鑑で見たヤツだぁ。更に寄ってライトを当てる。
意外と逃げない。いいヤツだ。。(笑)更に色が浮かび上がって来た。「ふぅわぁぁ」「奇麗だぁぁぁ・・・」
ビデオファインダー越しに見たそれは、緑色の瞳にサクラ色の肌・・・頭部の色は濃く、下半身は白っぽく見える。
しかし、よーく見ると白っぽい肌に薄紅色に斑紋が浮いている・・・実物の方が格段に綺麗じゃん・・・(笑)
じっくり撮っている時間も無く、2カットほど収めてそそくさと退散する。。。(笑)
この後、何回か撮り直しにトライしたが、もう一度お会いする事はなかった。。。(T_T)
IOPのブリマチで2個体お目にかかれたが、この時の個体とは色合いが違っていた。婚姻色だったのだろうか??
わからない事だらけである。。しかし今回はイズハナダイにしっぺ返しを食らったようだった。。(笑)
自分の目で見るまでは、変な先入観は持ってはいけない。どんな魚も一期一会、その瞬間を大切にせねば・・・
堅く心に誓うヘンタイであった。。。(笑)