−−−−−−−−−−−−−−日本シリーズは巨人が勝つ−−−−−−−−−−−−−−−
10月17日
セ・パ両リーグの全日程が終了し、巨人とダイエーの日本シリーズまであと4日となりました。下馬評では巨人が
有利とされています。たしかに、両チームとも中継ぎ陣は、右・左、質量ともに充実していて、「どちらが上」かは
甲乙つけがたいですが、肝心の先発投手を比べると、巨人が工藤・メイ・上原・斎藤雅・高橋尚に対し、ダイエー
は、若田部・永井・ラジオ・星野と、見劣りします。
打線は、「200発打線の巨人の方が上」と見る人が多いかもしれませんが、小久保・松中・城島ら中軸の勝負
強さ、打線のつながりを考えると、迫力という点では巨人打線の方が上ですが、ダイエーもひけをとらない打線だと
思います。
中継ぎ投手・打線は両チーム同等の力を持っている、しかし、先発投手は巨人が上。そうなるとやはり、「巨人
有利」というのが私の予想です。
しかし、「ストッパー」という部門では、ぺトラザがいるだけに「ダイエーが上」といえます。接戦に強い、というのも
ダイエーが優れている点です。ただ問題は、「接戦に持ち込めるか」という点でしょう。今年の巨人は、早い回に
ホームランを中心に大量点を奪い、そのまま逃げ切るという展開を得意としています。二ケタ勝った投手がひとりも
いないダイエー先発陣が、中盤まで少ない失点に抑えられるかどうか。「正直言って巨人打線を押さえるのは難し
いのではないか」というのが、私の意見です。
それから、今年のシリーズは、「初戦が大きな鍵」とみる人が多いようです。以前は、初戦は相手の探り合いをし
て、二戦目にエースを先発、という戦い方もありましたが、近年は「短気決戦は勢いに乗ったもん勝ち」というような
考え方になっています。昨年のシリーズの初戦で工藤が中日打線を抑え、そのまま4勝1敗でダイエーが日本一に
なったのがいい例です。まして、今年の巨人の初戦の先発はその工藤が有力なので、「初戦が大事」といわれるの
は当然でしょう。特に、戦力的に不利と思われるダイエーにとっては、初戦を工藤に封じ込められ、負けるようだと、
苦しくなるでしょう。
百戦錬磨の工藤に対し、ダイエーの初戦先発が有力視されているのは、今シーズン9勝11敗、防御率4.43
で、絶対的なエースとはいえない若田部、この二人を比べても、やはり「巨人有利」だと私は思います。