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日本に何十万人、いや何百万人といるG党の中に、あの劇的なサヨナラ優勝をオリンピック特番のニュース速報で知らされたは人達がいったいどれだけいただろうか。毎日朝刊の一面を飾るプロ野球も、4年に一度のスポーツの祭典と比べてはさすがにかすんで見えた。あらためて、日本のプロ野球が国民の感情から次第に離れていっているような、スポーツ全体の時代の流れにおいて行かれているような気がしてならない。 オリンピックの野球もまた、選考でもめた競技の1つだ。オールスターで行くべきだ、いやいやアマチュアだけで望むべきだ、混合が最適だ、なんて意見されていた。古田は行くのか行かないのか、古田の代わりは誰がやるのか、メディアはにぎわっていた。結局パリーグはチームの主力1人、セリーグはプロテクト選手以外からということで、最終的に2人選ばれたに過ぎない。多くの人が望む結果にはならなかった。誰がプロ野球選手の派遣を決める権利を持っているのか。というよりも、誰がプロ野球を仕切っているのか。それは各チームのオーナーである。プロ野球は全てオーナー会議によって最終的な決断がなされている。言い方を変えれば、プロ野球の各チームはそれぞれオーナーの持ち物である。オーナーは別にオリンピックで野球チームが負けたとしても、自分のチームに影響さえなければ問題はないのだ。自分のチームが優勝すればそれでいい、これが今のプロ野球の現状なのだ。
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