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7月4日、また日本が世界に一歩近づいたことをはっきりと認識できる日の到来であった。 昨年ようやく悲願のワールドカップ出場を果たした日本サッカー、メージャーリーグで活躍できることを示した野茂、伊良部、吉井などの日本人選手達、そして日本人で100mを9秒台で走ることを可能にしてくれそうな伊藤浩司と、着実にそして一歩一歩世界に近づく日本スポーツ界にとって、それはまた一つ世界の頂点をかいま見ることのできる出来事であった。 日本の競馬界は他のスポーツに類を違わず明らかに世界の後進国であった。当時まだそれほど日本人のベクトルが世界に向いていない時代ではあったにせよ、日本の競走馬が世界で勝つことなどめったになかったのだ。ましてやG1レースなんて、それも世界の一流馬を相手に。そんな時代を辿ってきたからこそこの勝利は多くの日本競馬関係者を喜ばせた。エルコンドルパサーのサンクルー大賞典快勝!ついに日本も世界の競馬ファンと同じ喜び、同じ楽しみを味わうことができるのだろうか。あの、誇り高きフランス人に「これは日本の馬だよ」と微笑みながら語りかける、そんな時代が来るまで決して何年も待たなくても済むのかもしれない。ロンシャンの坂を最初に駆け上がって来るのは・・・。凱旋門賞は10月3日である。 |