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キリンカップ、対中国戦!!


■RE:キリンカップ、対中国戦!!のF3 2000年3月17日(金) 18時52分

カ杯に比べて随分まっすぐなラインを保てるようになってきたと思います。
面白いなと思ったのは敵陣で日本マイボでプレーが止まったときに
最終ラインが必ずハーフウェーライン上に並んでいたことです。
真っ直ぐラインを保つための標準計器にハーフウェーラインを使っていたのか
低くなりがちなラインの高さをリセットする為なのか
あるいは、最終ラインの一番高い位置がハーフウェーラインなのかな、と
いろいろ考えてみました。
いずれにせよ、トルシエの意図でそういうルールがあったと思われます。

それでもディレイをかけて下がりはじめるとゾーンディフェンスが
どうしても崩れてしまってたと思います。
ロングボール主体の中国相手にはあらかじめラインを下げておくというのも
ひとつの対処法であるかと思いますが、そういうF3応用編の段階はまだのようですね。
それと服部が入ったあたりから最終ラインが敵オフェンスと
走りあいになっていたので、この日のF3がそんなに良いとは思えませんでした。

森岡はオーバーエイジの中にあってはゾーン感覚を身につけていると思いました。
ボールが遠いときも、攻められてる場面でも首を振ってあちこち見てますし
人につきすぎることもなかったです。
フィードが力強く正確でフィード先の選択も正しい。

松田はクレバーリベロ氏のご指摘通り彼独自のF3を模索しているように見えました。
それを果敢なリスクチャレンジと見るか、
そのことによって生まれるスペースを問題視するかは
見る人のサッカー哲学によって異なることでしょう。
ただ、以前にカキコした問題点である
ボールもしくはボールホルダーしか見ていないから
ゾーンのケアとマークの受け渡しができないとか、
体の向きをこまめに入れ替えておかないから直前でのステップが最低ひとつは多い
という点はそんなに改善されてませんでした。
身体能力と攻撃力は申し分ない選手ですのでポジショニングと体の向き
ハイボールの落下点の読みをアルディレスあたりが日々薫陶してくれるのを期待してます。

全体としてフル代表のF3も進歩していると思いますが、
まだ基礎編をマスターしたとは言い難いと思います。
フル代表の目標はアジア杯なので悲観することはないと思います。
F3が応用編に入ったら攻撃練習もセットプレーからやるのではないかと思います。
五輪チームそういう手順で育成してましたからね。
フル代表のほうはまだ、チームとしての攻撃パターンをする時期にないでは?
これは逆にいうとトルシエのコメントと裏腹に、フル代表では
まだまだF3で練習すべき事があると私が推測する根拠のひとつでもあります。

今回のF3はかなり好評のようなのできっと↑は少数意見でしょうね。