2000年8月29日現在、レース・練習の記録でまとまったものは 
この1999年の伊豆アドベンチャーレース報告のみです。 
もうちょっとしたら、どんどん記録が増える(はず?練習熱心だし?)
なので、とりあえずこちらで、unite-xの前身、ブラックベルツの 
活躍をご覧下さい! 

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      アドベンチャーレース報告(長いです))


8月27日から8月30日にかけて伊豆アドベンチャーレースの
テストランに参加してきました。結果は下の長い文章に書いていますが、
初めは150kmの距離にかなりびびっており、完走できないか
完走できても途中でフラフラになっているだろうと考えていましたが
思ったよりは楽でした。(最後に暑さにやられた僕がこういうのもなんですが)

もちろん、タイムを狙って最初から思いっきり飛ばせば
相当きついと思いますが完走を目的にした場合は
大した事ないんではないかというのが正直な印象です。
このレースに誘われてからおよそ2ヶ月という短期間で
ろくにトレーニングも積めなかったのですが、
(カヤック2回、MTB3回、トレッキング1回、あとは仕事かた
帰ってきて少々走っただけ)松崎の方々に色々とお世話になりながた
練習できたことがよかったと思っています。

ほかにもオヤジさんが耐久レース時の栄養・水分の摂取方法た
調べてくれたり、また自転車のトレーニングを組んでくださったりしたこと、
また高橋が松崎の人々に絶大な人気を誇っており、
色々と協力を仰ぎやすかったこと
(そして松崎の人がそれに応えて本当によくしてくれたこと)、
菊島(およびその友人である正人君と智子さん)や優介が
サポーターをかって出てくれたことなど、
本当にみんなに感謝したいことばかりです。

さて僕自身は今回完走してそれでオシマイと思っていましたが、
どうやら来年も出る羽目になりそうです
(もちろん、オヤジさんも高橋も。あと菊島とその友達た
参加を考えているようです)。もし他にも来年出たいとか、
サポーターやりたいという人、詳細を知りたいというひとがいたた
教えてください。なんと、松崎の方がわれわれに合宿所をタダで
提供するといってくれているので、
やる気さえあれば練習もみっちりつめると思います。

下にレースの報告を書いています。
時間がなかったので日本語をキチンとチェックしてないし、
選手およびサポーターにとっては余計な部分た
間違っているように思える部分があるかも知れませんがご容赦下さい。

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<レース概要/
カヤック:約20km、MTB:約100km、トレッキング約30kmの
耐久レース。ただし今回は来年の本番に向けテストランとの
位置づけ。参加チームは「TRUE NORTH」、「K3」
(共に国際大会出場経験者から構成されているらしい)、
我ら「ブラックベルツ」(以下”BB”と表記)の3チームのみ。
そのほか、チームではないものの国際大会でた
安定して10位前後を狙えるという田中さん率いるグループが部分参加。
要するにわれわれのチーム以外はみんなすごいメンバーなんですね。
(ある意味われわれもすごいかも)

<BBのメンバー構成/
●選漆
キャプテン:高橋南海(合気道部OG@平成元年)
メンバー1:金田海鶴(至誠館門人)
メンバー2:長谷川毅(オヤジさん)(合気道部OB@昭和61年)
ポーター :中原祐二(合気道部OB@平成元年)

●サポーター
菊島明佳(合気道部OG@平成2年)
中村優介(合気道部3年)

●サポーターの手伝い
早川正人君、渡辺智子さん(菊島の友人)2名

ちなみに「ブラックベルツ」という名前は
チームで一番センスのないキャプテンが
つけたもので、個人的にはピヨピヨ軍団「パピーズ」
にしようと主張したものの圧砕されてしまいました。

<8/28(土) 4:30起床/
当日、朝4時半に起床。サポーターを含めて
みんな寝不足気味である(高橋は良く寝たといっていたが)。
仕事が連日遅かったことも一因だが、
一番の原因はレースの準備に思いのほか
時間がかかったことである。道具の準備、飲食物の
準備、地図への書きこみ、サポーターへの指示等、
次から次にやるべきことが出てきて、もう少し事前に
(少なくとも1週間くらい前までには)準備を終わらせて
おけなかったことが悔やまれる。これから、約30時間
ほどは殆ど寝れないはずなのに、直前までどたばたやってしまった。
ちなみに、打ち合わせが出来るようにとの主催者側の配慮で
男女同室で休んだ。七徳堂での合宿のノリに近いものがある。

5時にオニギリ弁当が配布され、食事。
少し汚い話で恐縮だけど、なかには早めに食事をして
腸の活動を活発にし、早めにトイレに行くという工夫をしていた
人もいた。たしかに、カヌーに乗っている4時間は基本的に
トイレに行けないし、特に女性にはちょっとした問題では
ないかと思う。

その後は思い思いに準備を進めるものの、昨日あれだけ
どたばたしたにも係わらず、まだ準備すべきことが沢山出てくる。
今回初めてで要領が飲みこめてないのと、
危険予知不足(どのような準備が必要か、どのくらいどたばたするかた
事前に予測しておくことをやっていなかった)が原因。
とにかくレース全般においてドタバタした展開であった。

<8/28(土) 松崎海岸6:30/
レース会場に到着し、カヤックの準備。
今回2人艇に乗ることになっているが、この2人艇は
レース前日に30分だけ練習しただけというしろもの。
ちなみに、前後の二人が呼吸を合わせるのが難しく
夫婦でのると喧嘩になり、恋人同士がのると別れる羽目に
おちいるという悪魔の乗り物。
また今回スプレースカート(カヤックの中に水が入らないように
するためのカバー)やラダー(舵)を使用するのも初めてである。
さらにカヤックの出発準備を自分達でやるのも良く考えたた
殆ど初めて。当然、良く分からないので見様見真似で
やってみて一応準備終了。準備が終了したら航海安全祈願のたた
みんなで海に向かって、二礼二拍手一礼。合気道関係者の
得意分野であるのでみんなここだけ自信満々である。

<8/28(土) 松崎海岸出発7:00/
さて出発時刻の7:00が近づいてきた。僕個人は長丁場のレースだかた
とタカをくくっているため緊張感はない。もっとも「中原には緊張感がない」
とよく周囲の人からいわれるが。レースの前日懸念していた台風の影響た
なく、海も凪いでいる。素人がカヤックを漕ぐには良い条件である。
さて、7:00になりスタート合図と共に選手はいっせいにカヤックた
持ち上げて海に向かって走る。一応、僕も走る。船にのると
みんないっせいに沖に向かって漕ぎ出すが、BBの二艇は何故か岸壁の方へ。
出だし怪調である。観客から「大丈夫かー?」の野次があがる。
個人的に心配していたとおり早くも「イロモノ」扱いである。
いいわけをさせてもらうと、ラダーの使い方が分からないため、変な方向に
いってしまったのである。しかしこのような恥をかいたものの、ラダーの
効果はすばらしく、結果的にはラダーを使って良かったと思う。

カヤックは船体が軽い為、風と波で大きく流されてしまう。
素人のパドル捌きでは、なかなか自分が行きたい方向
にいけない場合があるのである。また二人艇になるとこの
方向調整がすごく難しく、すぐイライラの種になってしまう。
二人艇の場合、後ろの方に腕力がある(もしくはスキルが高い)
人がのり、前の人のパドルの動きに合わせて漕いだり方向を定めた
のが普通のようだが、前に座っている人にも自分の
思いがあるので、方向が変わるとなんとか方向を復帰させようと
努力する。前の人がその努力をするたびに後ろの人はパドルの
動かし方を調整しなければならないし、自分の思いと違うように
動くとハッキリいってイライラするのである。
まあ、前後二人とも一生懸命になっているだけに一層相手た
非難する気持ちが高まるのである。
ラダーを使えば複雑なパドリングも不要になるので
お互いの衝突はかなり少なくなる。それでも、方向が少し違うと
前の人から「キチンとラダーを動かしてください」といわれてムッとし
前の人のパドリングが怪しくなると、「もっとキチンと漕げよな」など
と考えてしまう。僕自身「前の人がどんなに怪しげに漕いでも、
後ろの人が責任を持って合わせないと駄目」と腹をくくるまで
かなりイライラしてしまった。

出発して1時間もすると、金田さんの腕が回らなくなってきた。
もともとの腕力がないこともあるが、どうしても腕で漕いでしまうようで
腕が動かなくなってしまうのである。高橋もそういう漕ぎ方た
しているためだんだん腕が動かなくなってきているのがわかる。
本当は、腕はのばしたまま固定するか、腕を突き出すかして
背筋の力で漕ぐのが基本的な漕ぎ方とされるが、
なぜ女性の2名がそのような漕ぎ方ができないのか
不思議である。センスの問題とかではなく、恐らく船のスピードに
合わせるため無理やり腕を使ってしまうのではないかな?
などと二人を見ながら考えていたが、結局原因はわからずじまい。
とにかく合気道の練習と同じで上手な人のやるのを真似れば
良いのにと考えるが、なにかそれができない理由があるのに
違いない。

<8/28(土) 宇久須(CP1)耽8:53/
出発から約2時間すると、第一チェックポイント(CP1)に到着。
チェックを受ける。出発前は、いつも痛くなる腰をここで伸ばそうと
考えていたが、今回は菊島から借りたコルセットが絶大な威力た
発揮し、あんまり痛くなっていない。そのまま沖に戻る。
回りを見ると、他のチームも近くにいる。当初カヤックで1〜2時間くらいは
離されそうだと思っていたのに、殆ど差がないのに気を良くする。
「イロモノ」チーム返上である。

出発から2時間を過ぎるとだんだん暑さで頭がボンヤリしてきた。
レース前の健康診断で「暑さに弱い体質だから気をつけて」といわれた
ことを気にして、水分はしっかり取っていたが少しやられはじめたようである。
30分ほどボンヤリしたまま漕いでいたが、次第に雲と風のせいで
涼しくなり、また元気を回復する。高橋、金田さんの両名はかなり腕が
疲労してしまったらしく、辛そうである。
しかしこの両名のすごいところはそのような状態になってからかなた
頑張れる所である。高橋は「ぷーりき、ぷーりき、ぷーりき、ポン」と
変な掛け声をかけながら漕いでいるし、金田さんも一生懸命腕を動かしている。

(後で分かったことだが、「ぷーりき、ぷーりき、ぷーりき、ポン」は
実は「プッシュ、プッシュ、プッシュ、ポン」と言っていたらしい。)

<8/28(土) 小土肥(CP2)耽10:15/
10:15分にとうとうカヤックの終点に到着。他のチームとそんなに
差はない。この時点でかなり自信が出てきた。
まあ、天候などの条件が悪くなればなるほどプロと素人の差が
出てくるんだろうけど今この時点ではそんなことを考える必要は当然ない。

さてサポーターの菊島と優介の出番である。
まず潮でべとべとの体を洗うために水をもらう。
さっぱりするのと同時に体を冷やすことができてすごく良かった。
水を流すと海水パンツとTシャツをMTB用のものに着替える。
一応着替え用にバスタオルをもってきていたのでそれを腰に
まいて着替えたが、ふと後ろを見るとオヤジさんが下半身裸で
着替えている。回りに人が沢山いるのに、それは反則ですよ、
と言いたいところだが、こういうなんでもありの所がオヤジさんの
強いところだとも思う。女性の2人は近くのトイレで着替えたようである。

サービスポイントでは、サポーターにかなり色々注文た
しまったが、2人は良く働いてくれたと思う。
サポーターと合わせるのも今回初めてだったため、いろいろと
すれ違いがあったが、これも練習しだいか。
選手側もサポーター側もサービスポイントでの状況が
イメージできていなかったのが今回の問題点。
ところでこのサービスポイントには35分間もいた。
他のチームは5〜10分位。ここで30分くらい差が
つくのである。BBのメンバーは完走目標であり、
みんなそれほど時間は気にしてなかったとはいえ
記録を狙うのであれば着替えや道具のつめかえの練習も必要であろう。

<8/28(土) 小土肥発10:40/
さてMTBにのって小土肥を出発。7〜8kmで500mののぼりである。
この区間は気温もだんだん高くなるのと、勾配がきついのとで
個人的には一番嫌なところである(とレース前には考えていた)。
実際ここでも暑さにやられてしまった。金田さんがMTBののぼりが
苦手なので、オヤジさんと僕で交代で後ろから押そうと考えていのだが、
殆どオヤジさんに押させてしまった。
(この後ろから押すというのはかなり効果的のようである)
またこの区間は次のサービスポイントまで時間がかかるたた
水を沢山持たなければならない。その重いザックが腰の負担に
なるため、どうしても腰が痛む。菊島コルセットも少しは効果が
あるが、カヤックの時ほどではない。だましだまし行くしか手がない。

まあ、暑さにやられようが何しようが坂を登らないことには
話が進まないので、とにかく自転車を前に進める。
MTBののぼりが一番速いのはオヤジさんである。
とにかく「オラオラオラ」とか「ソラソラソラ」とか掛け声をかけながた
オリャーという感じで坂を登っていく。高橋も速い。
何故か僕よりは確実に速いのである。近頃妙にハイだし
なにか変なクスリでもやっているんじゃないかと心配である。

ところで、僕の場合つらくなると
「俺、なんで休みの日にこんなつらいことやっているんだろう」とか
「はやく、誰か休みたいといって自転車からおりないかなー」と
軟弱なことを考えているのだが、彼女に「上り坂のつらいとき何た
考えているか?」と質問したことがある。
彼女の答えは「マシーンになって何も考えないようにしている」
というものであった。オヤジさんは何を考えているのだろう?
「オラオラオラ」とか「ソラソラソラ」と考えているのかね?
つらい時どのように考えを持つと楽になるかを研究するのもおもしろい。

500mの峠(船原峠)を越えたあたりで、
いままで好調を誇っていた高橋が膝の痛みを訴え出した。
鎮痛剤を飲んでも痛みがひかないとのこと。
幸い、この時点では歩くのは問題なかったので
急な上り坂は歩いて自転車を押し、軽い坂道は男性二人
で押し、平地や下りは自転車で自走してもらうことにし
だましだまし距離を稼ぐことにする。金田さんも疲れているはず
だが、持ち前の頑張りを発揮しきっちりついてくるあたりは
さすがである。

船原峠から風早峠まではアップダウンが多少あるが、
それほどきつくない。坂を登るのはともかく、下りは
爽快で、サイクリングにはもってこいのコースのように
思われる。ただ暑いのだけが気に食わない。高橋は
膝の痛みを相当我慢してたようだ。

風早峠を過ぎるとここから下りである。練習時には
滑ってこけたところである。スピードの出しすぎに
注意しながら一番後ろからついていく。
ただMTBのタイヤも練習でこすれて少し路面になじた
ようになって来ており、今回はあんまり緊張しなかった。

ところで練習時にこけたときには肘と膝をかなりすりむき、
ザックに穴があき、スパッツ(MTB用で下には何もはいてない)
も擦れたが穴はあかなかった。よくよく考えると
スパッツの下に何もはいてないので、もし破けていたた
結構恥ずかしいことになっていたのではないかと思う。
スピードの出し過ぎに要注意である。

<8/28(土) 林道入り口(CP3)耽13:16/
下り坂を暫らく降りると林道の入り口にぶつかる。
ようやくCP3着である。早速高橋の膝の様子を見てもらおうと
するが、あいにく医療班の人がいない。しょうがないので
湿布とコールドスプレーで治療をする。

<8/28(土) 林道入り口(CP3)発13:25/
ここから林道がつづくが、林道というのは同じ傾斜の舗装路よた
ずっとつらい。路面が悪いのでタイヤの力がキチンと伝わらないし
タイヤが石につっかえてしまうので、しっかりペダルを踏みきらないと
すぐ自転車がとまってしまうのである。ただ、今回は筑波山での
練習の成果が出ていてあんまり辛さを感じない。
オヤジさんが筑波山でやってくれた練習は相当効果を発揮していた
と思う。感謝。

高橋はさすがに殆どの部分を歩かざるを得なかったが
林道で急な坂ならば、漕いでも、押して歩いてた
時間的には殆ど変わらない。
体力的には押すほうが疲れない気がする。
結局他のメンバーも体力温存のため急な登りの
部分は押すことにする。
林道は下りもかなり体力を使う。路面から伝わる衝撃た
殺すため、シートから腰を浮かせて、肘と膝のバネを使う。
練習時にはサスペンション(クッション)なしのMTBで
やったが、長い下りならばやはりサスペンションがついていた
もののほうが疲れない。また石にタイヤをとられてこけそう
になったり、凸凹で体を跳ね上げられたりするので、緊張する。

<8/28(土) 林道出口(CP4)耽15:14/
<8/28(土) 林道出口(CP4)発15:17/
簡単に高橋の膝を治療した後、出発。
ここから次のチェックポイントまでは平地が多いので淡々と
MTBを漕いで行ける。
(といっても、膝を負傷していると苦しいのかも知れないが)
道も知っている部分なのでまさに練習どおりに事を進め、
個人的には何も考えないままCP5に到着。

<8/28(土) 天城温泉会館(CP5)耽15:33/
ここもサービスポイントである。明佳・優介の二人にばたばた
と動いてもらいながら、自分でもやれる準備をする。
医療班の方が気を遣って声をかけてくれる。実は日射病や熱射病
になりやすいタイプの人というのがいて、僕はそれにあたるらしく
この方に会うたびに「大丈夫ですか?」と声をかけてもらった。
オヤジさんはまだ全然平気そうだし、金田さんも疲れてはいると
思うがまだ頑張れそう、高橋もまだ頑張る模様。
ここからは、暫らく平地が続き、最後に登りがあるコースで
登る頃には少し涼しくなっているだろうと希望的観測をしながた
万城の滝に向かって出発。

<8/28(土) 天城温泉会館(CP5)発15:55/
ここからは平地、アップ・ダウン・アップと続くコース。
急なのぼり坂はともかく、平地から簡単な登りはオヤジさんと
交代で高橋の背中を押す。自分が自転車にのりつつ、
他の自転車の背中を押すのは、初めは難しいがなれると
結構簡単である。ただし、坂道だとそれなりの脚力が
要求される。今回、金田さんを殆ど押していないので
この辺りでかなり疲れていたんじゃないかと思う。
練習中は中原・高橋は自力で坂を登り、余裕があた
オヤジさんが金田さんを後押しすることが多かった。
個人的には、気温が下がってきたのと、日陰の多いコースだったのとで
かなり体力回復できてよかった。

/8/28(土)万城の滝(CP6)耽17:35/
ようやく、万城の滝に到着。ここでMTBを降りて
トレッキングに入る。サポーターの二人かた
水分の補給を受けつつ、ヘッドランプや雨具など
をザックに詰め込む。また少々迷ったが長袖に着替える。
(これは着替えて正解だった。)
またCPの人から冷えたレモンの蜂蜜漬けとパイナップルた
いただく。うまい。
元気が出たところで出発したものの、いきなり道を間違えて
笑われる。こちらも笑ってごまかし、気を取りなおして再出発。

/8/28(土)万城の滝(CP6)発17:58/
車道を登り始めると、いままで膝が痛くて力が出せず、
欲求不満になっていたらしい高橋がかなりのスピードで
歩き出した。ついて行けないほどではないが、僕からみてた
かなり速く感じる。さすがに変なクスリをやっている人は違う。
とにかく、タフなのである。
一方、金田さんはさすがに疲れが出てきたのか遅れ始めた。
スピードについて行くのが辛そうだ。どちらにしてた
4人で1チームだから金田さんのペースに合わせて動くしかない。

暫らくして本格的に暗くなってきた。1箇所分岐点があったが
そのまま地図で確認せず、そのまま通過。
この確認を行わなかったため、後で自分の位置が確認できず
少々困る羽目になる。
自分達の位置の確認に一瞬戸惑ったが、確認ができると
また足を進め、登山口に到着。ここから万三郎岳の頂上まで
急登である。

初めからガシガシと登り始めたが、金田さんが大きく遅れだした。
オヤジさんと高橋を先に行かせて、金田さんの後ろからついて行くように
する。後ろから見ていると水も食べ物も殆ど取っていない。
大変疲れているようである。金田さんの食べ物と水をもったが
それでもあんまり楽になったように見えない。
まあ、一刻を争うでもなしゆっくり歩いてもらったほうがよいと
思い、ペースについては金田さんに任せることにする。
無理させて山中で動けなくなったらそれこそ一大事である。

暫らく登ると、前の二人もペースが落ちてきた。どうやら洪
橋の膝が歩いている最中にも痛むようになってきたようである。
二人ともこれ以上無理させたくないが、とにかく次のチェックポイント
までは動かないことには棄権もできないので、ゆっくりゆっくた
歩を進める。

/8/28(土)万三郎岳山頂(CP7)耽21:36/
最後の急登をおえて、山頂に到着。山頂ではスタッフの方が
ギターを弾きながら待っていた。初めは今回、ウクレレた
持ってきていた菊島がわざわざ万三郎の頂上までやってきたのか
と思っていたが、さすがにそんなことはなかった。
(しかし金田さんもそうだと思っていたらしい。)
頂上の気温はかなり低く、吐く息が白い。長袖に着替えていてよかった。
スタッフの方にギターをリクエストして曲を弾いてもらう。
曲がのってくると何故か携帯電話が鳴って中断せざるた
得なくなってしてしまうのが面白い。山中まで苦労して持ってきたのに
他のチームの人はギターには目もくれず先に行ってしまい、
寂しかったらしい。
寒くて、人もいない頂上で長時間待っていてくれたのだろう。
とにかくご苦労様です。

/8/28(土)万三郎岳山頂(CP7)発21:48/
ここから、八丁池口のチェックポイントまでは
大部分が下りである。金田さんには好都合だが、
高橋は降りるときのほうが足が痛むらしく
どちらにしても大変である。途中から金田さんの
杖を変わりばんこに使用して進んでいく。
八丁池にでると、月明かりで辺りが一望できて
大変きれいである。どんなにきれいだったか
ここに書きたいけど、面倒くさいので止めておきます。

/8/29(日)八丁池口(CP8)耽1:45/
八丁池で暫らく休んで、再度出発。道は軽い下りだが
金田さんには大変辛かったのではないかと思う。
高橋は最後のほうはテーピングをして歩いたが、
テーピングが効いたのか、クスリが効いたのか
だんだん痛みが薄れてきたようである。
しかし、今回は二人とも八丁池口でリタイアすることに決意。
高橋の場合、体力的には全然問題がなかったたた
リタイアが大変悔しかったようだ。たしかに彼女は
膝さえ痛まなかったら、問題なく150km完走しただろうと思われる。
(というくらい、元気だった)
オヤジさんと僕もチームとして全員リタイアすべきか迷ったが、
スタッフの人に最後までやらせてくださいとお願いして続けることに。

ここで、MTBにチェンジ。サポーターから水の補給を受ける。
菊島の友人、正人君と智子さんが来ており、二人から果物と
カレー雑炊(雑炊でいいんだよね?)をご馳走になる。
これまで朝から基本的にウィダーインゼリーしか食べていなかったので
大変よかった。

またここでチームK3の人達を抜きさる。どうやらチームの一人が暑さに
やられてしまったため、長めの休養をとっていたようである。

ところで後で気づいたのだけど、この辺りから僕は重大なミスをやっていた。
水筒の残りのポカリにそのまま水を足すということをやっていたのである。
当然電解質が不足し、脱水症状に結びつくのであるが、このときは
全然気づいていなかった。この後も基本的に水継ぎ足し方式でやって
いたため、最後にひどい目にあうのであるがこの時点ではなにた
考えていなかった。こんな盲点があるとはね。

/8/29(日)八丁池口(CP8)発2:21/
すっかりくつろいでしまったが、またしても元気が出てきた。
夜ということもあり、大変快調である。
まずはすぐ近くの旧天城トンネルに向かう。
このトンネルに行ったことがある人は知っているかも知れないが
大変オドロオドロしい雰囲気の何かお化けでも出そうなところである。
主催者が思いで作りの一環としてコースにいれてくれたらしい。
うれしい配慮である。
途中、トンネルを夜中に見物に来ていた連中の声援を受けながた
一路チェックポイントへ。

/8/29(日)旧天城トンネル(CP9)耽2:47/
寂しいチェックポイント。スタッフの方も寂しいだろう。
/8/29(日)旧天城トンネル(CP9)発2:50/
CP9を出発すると暫らく車道を下り、シングルトラック
をMTBで進む。細い道と悪い足場に注意しつつ、滝などた
見ながら先に進む。一度通った道なのに以外と覚えていない。
オヤジさんと「ここ覚えてる?」「うーん、通ったような気もしますね」
などとあいまいな会話を交わしながら前に進む。
ループ峡の下と踊り子コースの入り口辺りでは迷って
いったり来たり。坂道を思いっきり下った後、間違った道と
判断して戻るときはやはり辛い。

朝の4:30くらいになると眠くなってきた。坂を下るときなんかは
意識が朦朧としてしまい、どうにも危ない。オヤジさんに
「メシ食いましょう」といって止まってもらい、5分ほど
道の隅っこに転がって睡眠をとる。目を閉じると、
疲れているときによく見る幻覚みたいな夢みたいなものた
見ながら、意識がすっと消えて行く。

5分ほど寝るとすっきりした。再出発。
見たことのある細い釣り橋やゲートボール場を通過。
おじいさんおばあさんが、まだ活動していない時間帯で
よかった。

ここから先は
練習時にきたことがないところで、地図とコンパスを頼りに
進むしかない。僕は地図を読むのが苦手なため、オヤジさんに
ナビゲーションしてもらいながら進む。途中、畑仕事に向かう
おじいさんにつかまり、10分ほど立ち話。早く先に進みたいが
なかなか解放してくれない。来年は話好きのおじさんた
何人か連れてきて、要所要所に立ってもらい、他のチームに
話し掛けてもらおう、などと姑息なことを考えつつ話をする。

おじいさんと別れたあと暫らくして川沿いの道を離れ、最後の
上り坂へ。まだまだ気温が低かったため、個人的には楽に感じる。
淡々と坂を登って観音温泉へ向かう。

/8/29(日)観音温泉(CP10)耽8:06/
ようやく、観音温泉のCPに到着。ここで水分補給の
際にまたしても水だけ継ぎ足し方式を取ってしまう。
コース的にはここからナビゲーションが一番難しいと
いわれる難所である。携帯無線機を受け取り、万が一の
場合に備える。一度このコースで練習したことのあた
高橋が棄権してしまったのが残念だが、
もともと自分がナビを苦手としていることが問多
なのであって、人のせいにはできない。
ここでも、正人君と智子さんから雑炊と果物と冷たい
お絞りを受け取って気分的にすっきりする。
サポーターも人数が殖えたことでようやく余裕が出てきたようである。
初めは選手も、明佳も優介も要領がわからず、ドタバタだったもんな。

/8/29(日)観音温泉(CP10)発8:40/
またしても長居してしまった。まだK3は追いついてきてない。
さて気合を入れてCPを出発する。
出発すると撮影隊の人達がわらわらと寄って来てわれわれを撮影。
アシックスがスポンサーだからだろうか、オヤジさんがはいていた
アシックスの靴をずっと取りつづける。
最後にカメラの人から、
「ここから曲がり角で見えなくなるまで走っていってください」
と指示を受け、曲がり角までランニング。僕達が見えなくなるまで
ずっとカメラを動かし、選手が一生懸命走っているという構図た
取りたいようである。
その指示に従いずっと走っていったが、曲がる場所を間違ってしまい
行き止まりにぶつかってしまう。しょうがないので気まずい思いた
しながらヘコヘコとカメラのほうへ走りながら戻って行った。
カメラの人も「もういいや」と思ったのか「もう走らなくていいですよ」
「頑張ってください」と声をかけてくれる。すまんすまん。

ここから知らないコースということもあり、慎重に進む。
が、いきなり道を間違っていたようで、いきなた1時間漆
道に迷う。地元の人に道をきいて、ようやくもとの道に
復帰。山の中に入っていく。
時間があまり残っていないので、のぼりはともかく
下りと平地は走る。僕自身はあんまり地図が読めないので正確な位置た
確認するのに時間がかかるが、オヤジさんは地図とコンパスで
すぐ自分の位置を読み取れるようで、とにかく飛ばし、
話に聞いていたTVアンテナまでは結構すぐに到着してしまった。
ここで少し食事をし、藪漕ぎに備えて長袖を上からかぶる。

食事と休憩をおえて再出発。尾根上の道をピークを数えながた
どんどん進む。オヤジさんが地図を見ているので僕は
木に巻きつけてあるコースを示すテープを見つけながら走る。
途中から尾根を外れて山道の方へ降りて行く。この辺りかた
自分の位置を推測し損ねていたらしく、テープが見あたらなくなる。
暫らくうろうろしていると、崖の上から誰かが声をかけてきた。
崖を登って行くとK3のサポーターがいて、僕らのコースは
間違っているよ、と指摘。しかし、この人が来た方向を聞いて見ると
明らかに間違ったことをいっているし、自分達が間違っていると
いう感覚もないので、結局自分達の考えているコースをとる。

暫らく辺りをぐるぐる回っていると再度K3のサポータと
出会い、その方が自分の説明に間違いがあったことを謝って
下さり、さらに正しい道を教えてくださったが、まだ信じられず
説明を無視して先に進む。

結局2時間位うろうろしていたが、なかなか道が分からないたた
先ほどの説明どおりに進んでみようということになり、
教えられた方向に進む。少し進むとようやく目印のテープが
見つかり一安心。さらに進むと白石さた
(主催者の一人でわれわれをレースに誘ってくれた人)が
待っていてくださり、白石さんの後ろについてCP12に向かう。
しかし白石さんが山道を走るスピードは僕達には早すぎて
ついて行くのがかなり辛い。30分ほど走ったところでK3に
おいつき、そこでようやくペースを落としたがそのまま走って
いったらついて行けなかったのではないかと思う。
山道を下るとようやくCP11に到着。

/8/29(日)八木山林道(CP11)耽12:54/
/8/29(日)八木山林道(CP11)発13:00/
ここからCP12まで8kmの距離である。制限時間は
2時間あるから余裕で着けるだろうと考える。
体を冷やすために長袖シャツを脱ぎ、ザックに
水を詰めて出発。

出発してから暫らくは山道を走って下る。快調である。
山道から車道へでる。白石さんがいったとおた
太陽で道が焼けており、見る見るうちに頭が
ボンヤリしてくる。途中の神社で水をかぶったついでに
お参りし、また走り始める。

暫らくすると体が火照ってきて辛くなってきた。
走れないことはないが、無理するとまずい感じが
ひしひしとするのである。水をかぶると暫らくは
元気になるが、すぐにまたからだが火照ってきて
ペースが落ちてしまう。水を飲んでもすぐ汗に
なって出てしまう感じがしてつらい。
しょうがないので時間を見て歩いても間に合いそうだ
ということを確認し、ゴールまで歩くことにする。

結局、ゴールのある直線に入るところまで歩き、
最後の150mくらいだけ走ってゴールイン。
14:30であった。

ゴールすると、みんなが寄ってきて水をかけてくれる。
気持ちいい。暑さで頭がボンヤリしているのでとりあえず
日陰で寝させてもらう。この後、みんなそろって海岸まで
MTBで走る予定だったが、大事をとって車で行くことにする。

海岸につくと、タイムの発表式とシャンペンかけ。
僕は暑さで参っていたので日陰で見ていただけだが、
今考えると無理して参加してもよかったかなと思う。
すぐ手を抜く性格はこんなとき損をする。

氷をもらって脇の下にあてる。熱射病のときなどはそのように大動脈の
走っている部分に氷や水をあてて冷やすと効果的らしい。
水分を取ろうとするが、少々気持ち悪くてあんまり飲めない。
みんなが飲んでいるビールは美味そうなんだけどね。
日陰でボンヤリしていたら、医療班のかたが点滴をうたないか
と勧めてくれる。初めてなので好奇心もあって、うってもらうことにする。
合計1Lの点滴。その間、疲れも手伝ってぐっすり寝てしまった。

あとでオヤジさんと脱水症状の原因の検討したところ、
どうやら途中から電解質を取っていなかったことが
悪かったのではないかという結論となった。たしかに
途中からポカリの粉を溶かしてなかったし、途中まで
全然辛くなかったのだ。うかつだった。

さて、点滴から帰ってくると、何故か菊島が異様にハイに
なっている。「中原さん、よく頑張ったねー。なでなで」
と頭をなでてくれたが、どうやらビールを飲みすぎた模様。
かなわんなー。

            <とっぴんぱらりのぷー>


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