『帝国史(大嘘)』


        昔々・・・と言っても、それほど遠い昔ではない話。某ガ●トラ帝国では、例の秘密道具の話で盛り上がっていました。
       「ガストラ様!ついに出来ましたぞ!!FF5の魔獣使いの技、『操る』を応用して作りました!!!」
       「そうか!どれ、見せてみろ。(・・・「FF5」って何だ?)」
       「こちらです!その名も『操りの輪』!!」
       「ほう・・・良く出来ている。だがネーミングがそのまんまだな。これは特別なアイテムなのだから、もっとひねりが欲しい。」
       「では、『Circle Of Manage』・・・」
       「英訳しただけではないか。」
       「お、そうですな。それなら・・・」
       「もうよい。どうせお主の事だから、ドイツ語とかフランス語とか考えておったのだろう。」
       「うっ・・・・(←図星らしい)で、では今流行の『。』を付けて『操りの輪。』というのは?」
       「『モーニ●グ娘。』じゃないのだぞ。それに根本的に変わっていない。」
       「『操りの☆輪』も捨て難いですな。」
       「つのだ☆●ろか。今時そんなネタ通じる者もおるまい。帝国を馬鹿にしとらんか?」
       「お!良いのが思いつきました!『操りの・ WA!』」
       「・・・さっさと下がれ、シド。」
        こうして、あの『操りの輪』は生まれたのです。

        しかし一方で、別の問題を気にする人もいました。帝国の中で数少ない、一般常識を持つ帝国兵の皆さんです。
       「あれ、頭に付けるんだろ?寝る時邪魔じゃないか?」
       「寝る時は外すんだろうよ。操る必要ないんだから。」
       「風呂の時は外すのかな。」
       「ずっと付けてると衛生的に良くないんじゃ・・・」
       「金属アレルギーがあるかも――」
       「汗でかぶれたりとか――」
        いらぬ心配をされつつ、少女は一応健やかに成長していきました。
        そんなある日、重大な(少なくとも帝国にとって)が起こりました。

       「あ、あの、ケフカ様・・・」
       「何だ?」
       「実は、その・・・例の少女のことで・・・・・」
       「ほう」
       「えー、まあ、彼女もまだ子供ですから、こう、成長もするわけでして・・・」
       「言いたいことがあるならはっきり言いやがれ〜!私は忙しいんだー!!」
       「は、はい・・・実は、あの操りの輪が・・・きつくて入らなくなってしまって・・・」
       「・・・・・・は?」
       「何しろ彼女が小さい頃からつけておりましたので、こう、さすがに10年以上もたちますと頭回りも・・・」
       「んなもん知るか!意地で伸ばせ!気合でどうにかしろ!」
       「そ、そう言われましても・・・」
        さあ大変です。輪がきつくて入らない→操れない→大きな戦力を失う→戦争に負ける→減給(最悪の場合クビ)・・・
        おっと、余計な事まで書いてしまいましたね。
        「(そもそも、帝国にまともな考えのできる人なんていないんだ・・・ん?まともな人・・・!?)」
        そう、まともな人!帝国唯一のまともな人!レオ将軍がいました。
        『髪型が変』とか『ステータス画面の顔が怖い』とか言われ放題のレオですが、操りの輪の問題解決には協力してくれるでしょう。
        ところが・・・
       「レオ将軍は今、ドマまで出掛けているのだが・・・」
        そうセリス将軍に言われて、帝国兵はがっかりです。ああ、転職したい・・・でもこの就職難の中では・・・
       「そんなに大事な用なのか?」
       「ええ、実はかくかくじかじかで・・・」
        身振り手振りで、操りの輪の事を話しました。するとセリス将軍は、
       「簡単な事じゃないか。上から兜を被ればいい。念のため髪を結ぶリボンに結び付けておけば取れないだろう?」
        ずどーん!帝国兵の頭にサンダガが駆け抜けたような衝撃が走りました。
       「ああ!何でそんな簡単な事に気が付かなかったんだ俺は!さすがはセリス将軍です!腐っても女性ですね!」 
        この後、本当に彼の頭にサンダガが降りかかったのは、言うまでもありませんね。
        (セリスはまだサンダガ覚えていない、というツッコミは無し)

        こうして、少女は操りの輪を何年もはめられたまま、人形と化してしまったのです。
        まだまだ帝国のおもしろエピソードはありますが、今日はこの辺にて・・・。

       




    また馬鹿な話を書いてしまいました・・・今回は「ティナの話を書こう!」と思っていたのに!ティナいないよ!!
    何でガストラ書いてんだ!?――でも考え始めると結構面白かった・・・
    あ、もちろんこの話は全部嘘ですからね!信じないでくださいよ!!(誰も信じないって)



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