J-League Division 1 , 2nd Stage , 3rd Match Day  

Urawa Red Diamonds (2-1) Sanfrecce Hiroshima  

Scorer : Kubo (12') , Emerson (84') , Abe (88')

  「10番として責任を感じている」 by アドちゃん

2001/8/25 , Komaba Stadium , Attendance [17,418]


Reds

GK : 1.Ando

DF : 19.Uchidate , 2.Yamada , 12.Nishino (4.Tsuchihashi 45') , 22.Jojo

MF : 6.Ishii , 13.K Suzuki , 20.Abe , 10.Adriano (11.Tuto 54')

FW : 18.Nagai (31.T Tanaka 56') , 36.Emerson

Sanfrecce

GK : 1.Shimoda

DF : 5.Komano , 2.Oleg , 19.Uemura , 17.Hattori

MF : 3.Sawada , 8.Morisaki (6.Okuno 73') , 9.Corica (4.Kuwabara 58')

FW : 11.Chikara "AWA-ODORI" Fujimoto , 11.Kubo , 20.Oki (18.Skachenko 62')


 いつも穏やかなホペイロのベゼーハさん

 この日も例に漏れず駒場に出動。駅からスタジアムまでの道のりで早くも一仕事をこなすという、実に精力的な活動を見せた僕であった。詳しくは後日アップされるであろうスポナビ、レッズコーナー内「サポータースマイル」で。

 さて、またこの日も(プロデューサーとして僕を搾取する)K沢佑一氏と関係者スペースで談笑していると、ホペイロのベザーハさんが現れた。「鈴木さん(彼のニックネーム)!」と声をかけると、いつものように向こうも穏やかな様子で返してくれる。

 <鈴木さん> 「ここは暑いよ〜。」

 -ブラジルよりも暑いですか?

 <鈴木さん> 「う〜ん。ブラジルも暑いねえ。でもここも暑いよ〜(笑)」

 とのことであった。

 ロクに試合も見れなかったがレッズは勝利

 さて、この日は今後しばらく駒場での試合がないために、先の分まで取材を先取りしておかなくてはならなかった。加えていつもは一緒に試合中取材をしているドン・M田かなめが血尿(欠場)。そのため、取材量はいつもの二倍なのに仕事は独りぼっちという状態に陥った。キックオフ後、しばらくモニターで試合を見ているとあっさり広島が先制。「阿波踊り」藤本が左サイドを突破し、上げたグラウンダーのボールを、レッズのGK安藤が弾いてしまい、こぼれ球を久保がたやすくボールをネットにプッシュしたのだった。その後も藤本が抜け出しあわや追加点というシーンもあったが、このシュートはわずかに左に外れ、レッズは事なきを得る。藤本の隠れファンである僕は、内心ここで決めて「阿波踊り」を見せて欲しかったが・・・。

 その後はどちらも決め手を欠き試合は膠着状態に陥る。それもあり、重い腰を上げ仕事に専念するためメインスタンドに移動。インタビューの傍らチラチラ試合を見るという感じのまま90分が終了したのだった。ちなみにゲームはエメと阿部の逆転ゴールでレッズが薄氷の勝利。セカンド開幕以来の三連敗をかろうじて免れた試合となった。

 スカチェンコ、オレグ、アドちゃん、世界の中心から都落ちした選手達(笑)

 さて試合が終わり、僕の仕事のほうもとりあえず終了すると、今度は広島のチームバス前に移動。ここからがこの日の目標を果たすときであった。まず、チームバス周辺にいた広島関係者4人(ヴァレリー監督と他3人のロシア人)と握手をかます。ヴァレリーにはちゃんと「スパシーヴァ(ありがとう)!」と言っておいたが、あれは明らかに日本の平和な空気にはマッチしていない4人であった。4人で輪になりタバコをくわえながら何やら話している姿は、日本の常識からすれば異様ささえ漂っていた(笑)。

 4人組が一度スタジアム内に戻った後、待つこと15分ほどで選手達もバスに戻ってくる。目当ての一つだった「藤本と阿波踊りを踊る」というのは明らかに不可能。ボンバー上村らと徒党を組み、バスに乗り込んでいく彼を引き留めるのは厳しいものがあった。次にロシア人DFオレグが登場。握手&スパシーヴァで試合のことも聞いてみようと思っていたが、スラヴ民族特有の性格か、それとも退場したせいかは分からないが、非常に冷ややかな態度でバスへと乗り込んでいった。そして僕が少し目を離している隙に現れたのが、今日の目玉であるスカチェンコ!実況ウィニングイレブンではシェフチェンコ&レブロフを従えトップを張っていた彼も、いまや広島のサブスティテューション。哀愁漂う彼の近頃の状況とは裏腹に、意外に上機嫌なのが印象的だった。以下はその様子。

 -(バスに乗り込む彼に向かって)「スカチェンコ!」

 (滅多に声をかけられることがないのか、乗りかけたバスからニヤニヤしながら降りるスカチェンコ)

 -(握手をかまして)「日本とヨーロッパにおけるサッカーの違いとはなんですか?」

 (5秒くらい止まって)「同じだ!」

 -「どうしてそう思うのですか?」

 「日本のサッカーはとてもよい(技術的にハイレベルという意味だろう)から」

 -「スパシーヴァ!」

 というような感じであった。できればもっともっと突っ込んだ話を聞いて、彼が帰国する際には一緒に連れてってくれるくらいの友達になりたかったが、思っていた以上にスカチェンコは英語がダメなので断念した。手塚に毛が生えたくらいのレベルであった。

 最後に、もう帰ろうとしていると彼女(?)を連れたアドちゃんを発見。以前握手している仲(?)だけに突撃しておいた。

 (僕が近づくと向こうから) 「こんばんは!」

 -(握手をしながら)「こんばんは!」・・・彼が日本語をある程度学んだのかと思った僕は、続けざまに日本語で試合のことを質問するも、アドちゃんは固まってしまった。

 <アドちゃんの彼女> 「あなた、英語出来るの?」

 -「ええ、少しなら」・・・これから後はアドちゃんの彼女を通して、英語→ポルトガル語と(アドちゃんの彼女が)同時通訳でインタビューするという初めての体験をした。

 <アドちゃん> 「お前、プレスなのか?」

 -そうだよ。ウェブサイトのスポーツナビ.com。インターネットだよ。

 <アドちゃん&彼女> 「あー」(と言いながら頷く)

 -今日の試合は交代させられたねえ。

 <アドちゃん> 「う〜ん。10番としてチームの攻撃を組み立てる立場としてはやはり責任を感じているよ」

 -(ロクに試合を見ていないのに)でもアドちゃんが交代した後も、レッズの攻撃はそれほどよかったとは思えないけど。

 <アドちゃん> 「まあ今日の試合で一番大切なことは勝利だよ。交代はチームが臨んだことだから受け入れるさ」

 -エメ&ツゥットの2トップはどうかな?

 <アドちゃん> 「いいよ、いいよ、いいよ、いいよ!でもまだコンビネーションには時間がいるね。まあでも良いと思うよ」

 という感じであった。アドちゃんの彼女は、そこそこ英語も堪能でワールドクラスのブラジル美女という感じであった。ビバ!アドちゃん! 

 

 2001/08/29

 

 HOME    Come On!Ryan!