2001 J-League Division 1 , 1st Stage , 4th Match Day
FC Tokyo (0-1) Nagoya Grampus Eight
Scorer : Sakai (12')
期待したほどの試合ではなかった。
2001/04/07 , Tokyo Stadium , Attendance [27,392]
Tokyo
GK : 1.Doi
DF : 2.Naito , 3.Sandro
, 15.Ito
, 8.Fujiyama
MF : 18.Masuda (14.Yukihiko 75') , 7.Asari (23.Kina 66') , 29.Toda (17.Kaburagi 59'), 10.Miura
FW : 9.Lopes Wagner , 19.Kelly
Grampus
GK : 1.Narazaki
DF : 4.Omori , 5.Koga , 3.Y Hiraoka
, 14.N Hiraoka
MF : 8.Sakai
, 6.Yamaguchi , 7.Oulida , 13.Takizawa (21.Okayama 62')
FW : 10.Stojkovic (2.Kaimoto 75') , 11.Ueslei
帰国前から楽しみにしていた一戦
今更ながらこのページを作っているが、それでもこの試合を海外に滞在していたときから楽しみにしていたことは、はっきりと記憶している。イスタンブールのホテルに日本人が置いていった「ワールドサッカーグラフィック」誌を頂戴すると、そこに載っていたのはJリーグの日程表。海外に出たため3月10日の「東京ダービー」を見逃していた僕は、今期初の東京の試合と、ピクシーにとってラストシーズンとなるグランパスの好カードを、ぜひスタンドで見ようとこの時、心に誓ったのだった。
初めて飛田給駅で降りると、まず銭湯の煙突が東京カラー(青&赤)に塗り替えられていた事に驚いた。ロンドンから帰国したばかりだった僕は、現金な香り漂う調布の夕方に何となく気だるくなるような暖かさを感じていた。東京は昨シーズン獅子奮迅の活躍をしたツゥットをレッズに放出し、代わりに(過去の人)三浦文丈、ロペス(なぜこれが呂比須なのか)、ケリー(ダニエルに匹敵するくらい安直な名前だ)がチームに加わった。対するグランパスはジェフから酒井、神戸から海本を加えてさらに戦力アップを果たしている。その補強が功を奏したのか、ラストシーズンに賭けるピクシーを中心にここまで2勝1分けの好成績。そんな両チームが東京スタジアムで相まみえる。
この日が僕にとっては初めての東スタだったが、たしかになかなかの設備。背もたれにドリンク置きまで付いた客席、沢山あるゲート、トイレ、階段、しかし惜しくべくはサッカー専用ではないことだ。まあそれでも横浜国際、国立に比べるとマシではあるが・・・。
不満の残る内容
この日の東京はエースのアマラオまでも欠くという有様で、FWは移籍組のケリーと呂比須のコンビ。呂比須は、戦力外通告を受けたグランパスが相手とあって気合いが入っていたようだが、僕からすればスピードではツゥットに遙かに劣るし、テクニックではアマラオに劣るFWという印象しかない。97年のワールドカップ予選では日本中に感動を振りまいた呂比須だが、ここ2年ほどはプロとして煮え切らない時を過ごしている。案の定、数十分後には、決定的なチャンスを宇宙開発でフイにする彼を見ることとなった。またケリーは周囲とのコミュニケーションが取れていないのか、暴走気味のドリブルで相手にカットされるシーンが目立った。レッズのアドリアーノと同系統である。
試合は12分、ミドルレンジのパスに反応した酒井が、ゴール前で東京DFに詰められながらも強引にネットに蹴り込んであっさり1−0。パスを出したのはピクシー。ここ数年は運動量が目に見えて低下していくピクシーではあるが、要所要所の仕事ぶりは未だに一級品なのは間違いない。茶器で言うと九十九茄子並である。千利休からは「結構なお手前で」という声が掛かりそうだ。
酒井のゴールの後、残りの78分間、22人の選手達は不毛なボールの蹴り会いに終始した。僕らのいた2Fスタンドの下では東京サポーターが熱心に応援を続けていた。試合中にトイレに行った。プログラムを読み出した。手塚は何回もあくびをした。手塚の兄貴はスタンドで10分くらいだけ観戦して帰った。僕は久々に手塚の兄貴に会った。手塚からは「兄貴と話すな!」と不可解な注意を受けた。そんな手塚はイエローカードものだった。スポーツマンシップも、教員の卵としての適性にも欠ける彼。そんな彼は現在週一回、とある市立小学校の保健室前で、トランクス一枚で着替えをするという屈辱的行為を余儀なくされている。
コ〜ジ美容室は本日も営業中である。
2001/07/07