| スノーシューツーリング記
先日,2月4日(日)に松本市三城牧場オートキャンプ場から美ヶ原高原までスノーシューを履いて軽冬登山をしてきました。
直前までは,会社の人たちと乗鞍高原一ノ瀬園地へスノーシューツーリングに行くか,ロード(自転車)練習を行うつもりで考えていましたが,路面状況,その他もろもろ理由でボツとなりました。
「日曜日は何すんべ?」と思っていた所,信大生協職員・古賀氏から突然のスノーシュー履いて美ヶ原行きましょう!と連絡があり急遽決定。
当日の朝10:30古賀氏宅に集合し,両者二日酔いを残した状態で出発。
三城牧場は,松本のほぼ中央を東西に流れる薄(すすき)川の上流に位置しています。
通常,冬の美ヶ原までのルートは美ヶ原を挟んで松本市の東反対にある武石村から自動車で登ってくるものを差します。
松本市からの自動車でのアクセスは無理です。しかし,歩いて行くぶんには可能です。
そんな訳で昨年(1月)から【湯口君冬季美ヶ原山頂アタック】が開始されました。
昨年は,XCスキーにてよもぎば林道〜ビーナスラインを経由して美ヶ原アタックという20数Kmという行程を選びました。しかし時間がかかりすぎ途中で断念。
そして今年,古賀氏のルート開拓によって三城牧場からの林道,山道の存在を発見。
そして本日,山頂アタック。
地形図を頼りに登り口を探すが,一面の雪景色に登り口発見までに時間がかかる。沢を渡り,雪の中をラッセルする事でどうにかトレール(道)を発見。
美しの森付近を行軍中,【かもしか】に遭遇。ふさふさした美しい毛並みの彼(彼女?)はじっとこちらをみつめている。フィルムに収める。この時ばかりは,彼がかつての自分にとっての天敵で有る事を忘れてしまった。
美しの森からは,先客があったらしく登山道ほどの道幅に踏み固まれれた足跡があった。
おかげで当初考えていたスノーラッセルはなく,快適に歩を進める事ができた。
古賀氏と一緒の場合はなぜかトレーニングペースになってしまうため,走る。
途中下山してきた高齢者登山グループとすれ違う。彼らも我々のペースに驚いていたようだ。
つづら折れになっている登山道を快適に”ぜーぜー”息を切らせながら登山。登り始めて1時間30分にしてついに登頂。一面に広がる美ヶ原の雪原は,自分が夢に見た景色だった。
目に飛び込んできた光景は,TVの電波塔,鐘のなる丘,富士山,諏訪湖,浅間山,北アルプス,中央アルプスと松本が長野県の中心で有る事を実感する景色だった。
風もなく,日差しも最高です。2月の高度2000m雪景色の中,古賀氏は半袖姿。
お決まりの記念撮影をした後,探検を行う。クロスカントリースキーを持ってきたくなるほど美ヶ原は広く,平らだった。

美ヶ原山頂にて
下山です。
スノーシューを雪に沈まず歩行を快適にするツールと認識している人が多いことと思います。
しかし,スノーシューの醍醐味は,スキー,スノーボードで入り込めない急な雪斜面を駆け下りる事ができる所にあります。
”道なき雪面へだ〜っしゅ!!”登ってきたつづら折れをまっすぐ駆け下りていきました。気分は【かもしか】です。
元アルペンスキーヤー魂をくすぐるコースです。前方に立ち並ぶ木々をポールに見立てて次々に走破。
平地についてからは山岳部出身の古賀氏の”やぶコギ”魂に火が付いたのかスノーラッセルセクションのスピードがどんどんあがる。追いかけるのがやっとだ。
駐車場に到着。
今回のスノーシューは,先週(松本・牛伏寺)より締まった雪面での移動だったためラッセルをする事が少なく負荷は低かった。
このコースであれば,トレーニングとしてでなくウィンタートレッキングとして,レジャーとして来ても楽しいことでしょう。
今後は何台かのスノーシューを用意し,参加者に貸出しできる状態を作り,いろんな人を誘っていきたいと考えています。
こういった楽しい事は,松本平の裏山開拓班兼ガイドとして広くお知らせしていきます。
次回開催の時はスポーツ歴の有無等に関係なく気軽に御参加いただければと思います。
(靴,ストック,ウェアなどの基本装備は準備していただく事になります。)
どんなガイドブックにも載っていない最高のコースを開拓していきます。
アスリートには冬のオフトレとして,そうで無い人にはトレッキングとしてその魅力にはまってもらえることでしょう。
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