双錘
双錘は、両手でそれぞれ一本づつの錘を持って操るものです。
錘とは、大きな鉄球に木の柄をつけたもので、容易に連想できるのが巨大なハンマーでしょうか。
この双錘を振り回し、敵を打ち砕いていく。
鉄球部分は、十二面体の角張ったものと、球体のものの二種類があり、
また球体のものには、完全に球体のものと、瓜のような形状のものの二種類があります。
以下に、私達が学んできたものを紹介します。
通背双錘(通背門)
祁氏五行通背拳小架式に伝わる技法で、通背拳の風格そのままに、
双錘を大きく振り回していくのが特徴。
全部で六段と長く、激しい動作が多い。

陽湖麒麟双錘(陽湖門)
常州の陽湖拳に伝わる技法。友人でもある王寧師兄が得意としている。
一動作々が力強く迫力がある。
少林双錘(少林門)
河南省出身の郭茉莉女史に、参考にと学んだ技法。
技はオーソドックスで、動作もやや早く行う。