安くて近い上海

なんと言っても上海は近い。成田空港から3時間半後には着いている。それにビザの取得も早い。準備は2週間あれば十分。上海への旅行を決めたのは休みをとると決めた日の約1週間前。2−3の格安チケット店に電話した結果、今回は、ビザの手配、航空券の購入とも新宿の「アクロス」にお願いした。

通常のビザ手配(\8,000)は1週間かかりぎりぎりだったので、手数料は余分にかかるが、緊急(3日以内、\12,000)でお願いした。航空会社はユナイテッド航空で上海往復\52,000だ。シーズンオフであればもっと安いと思う。ユナイテッドは毎日1便就航しているので便利だ。とても海外旅行とは思えない手軽さだ。

出発日は、98年3月21日(土)UA837で成田発19:10 - 上海着21:35。帰国は、3月25日(水)のUA838で上海発11:10 - 成田着14:40。正味滞在日数は3日間と短い旅行となった。もし1週間あれば上海周辺を自転車で走ろうと思ったのだが。

初めての中国旅行であったが、全く緊張感はなかった。上海に知り合いがいて空港まで迎えにきてもえることもあったが、日頃からたくさんニュースに接し身近に感じていたからだろう。3月下旬の上海は雨のためか東京よりもずっと寒かった。地図で見ると上海は緯度的には北緯約31度、九州の最南端の佐田岬と同じくらいなのでさぞ暖かいだろうと想像していたのだが、実際は東京よりも寒かった。今ごろ雨季でもないのに、滞在した4日間のうち3日間はしとしとと雨が降っていた。私が上海に着いた日の朝は珍しく(今年初めて)雪が降ったそうだ。翌日、周荘。蘇州にドライブに行った日は、よく晴れて日差しがとても暖かかったけど、日陰はひんやりと涼しかった。

上海の町の印象は、開発途上の香港といった感じだ。(もっとも私は開発途上の香港というものを見たことはないのだが)。外灘(ワイタン)という河口沿いに1920年代の租界時代に建てられた欧米様式の古いビル建ち並び、歴史を感じさせる一方、空港に近い虹橋地区はホテルやオフィス、外人用高級マンションの高層ビルが立ち並ぶ。その間の中心街には東西に伸びる南京路沿いに、デパート、商店が軒を並べ、地元の人、あるいは、中国の地方の団体らしき人が買い物を楽しんでいる。山が迫っている香港と違って、上海の郊外には空き地がたくさんあって建設中のビルも多い。

お勧めは、周荘。ガイドブックにも、上海の郊外の一都市として見開き2ページぐらいでしか扱ってないが、昔の中国の面影を感じさせる町だ。日帰りでの観光はもちろん、小さな旅館で1-2泊して地元に人と知り合いになるともっといいかもしれない。

中国で意外だったのは、どこの発展国でもいる客引きがほとんどいなかった事だ。それだけ中国、いや上海が豊かになったということだろうか。

帰国の日、上海の町中を出たのが、午前8時50分で、東京の品川区の自宅に着いたのが午後4時50分。1時間の時差を考えると7時間で戻ったことになる。飛行機に乗っている時間は行きが3時間半、帰りが2時間半と、距離がそれほどないのになぜか1時間も違う。定刻でこの時間なので、たまたま気流が乱れたということではないはず。気象については素人だが、よほど強い偏西風が吹いているのだろうか。

アクロス
新宿区西新宿1-19-6 山手新宿ビル5F
http://www.across.co.jp Tel3340-6745 Fax3340-6832




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