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今回はヘディングの際における手と首の使い方についてはなすことにします。
アルゼンチンの選手は特にヘディングが強く、つい最近ジーコジャパンが対戦した代表チームでもアジャラのヘディングはとても強烈な印象を残してくれました。
私自身実際にアルゼンチンに行ったときに見せられた彼らのヘディングの強さ、特に競り合いでは相手をはねとばしながら遠くへボールを跳ね返す様子は今も強く脳裏に残っています。 ここでは彼らのヘディング練習方法の中でとても興味をひかれたものを中心に触れてみたいと思います。 ボールを両手で何回かキャチしたあと、ボールをつかむように前に出していたその手をボールが触れる直前にはずしヘディングをおこないます。 このタイミングをマスターすると腕の力を利用したとても強いヘディングになり、ボールを遠くまで飛ばせるようになります。
![]() 次に飛んでくるボールに対して身体を横に向け、ボールを頭の上に挙げた片手でキャッチします。 これも両手の場合と同様に何回か繰り返した後、片手をキャッチの直前にはずしてヘディングをします。
![]() このヘディングの技術を覚えると、競り合いの時に相手を身体の堅い部分で受け止められます。 さらに上に挙げた手のおかげで頭を強く振っても相手とバッティングする心配もなくなります。 そのうえタイミング良くジャンプすれば相手を抑えることにもつながります。 ここでの首の振り方ですが、金槌で釘を打つ場面をイメージしてみてください。 手首を固定して釘をたたいても効果はありません。 しかし手首を返すと釘は木材の中に打ち込まれていきます。 私は選手に、この手首の使い方を意識してヘディングをするようにアドバイスしています。 かつて日本で活躍した選手にブラジル代表キャプテンでセンターバックをしていたオスカーという選手がいました。 彼は自分がプロとしてやっていられるのはヘディングのおかげだと言っていました。 彼がヘディングのトレーニングをしているのを見たことがあります。 それは両手を背中で組んで使えないようにしてヘディングをするという、その当時としては奇妙な練習光景でした。 このやり方では手が使えないので首を強く振るしかボールを遠くに飛ばす手段がありません。 このようにして、彼は首の使い方をマスターしていたようです。 ヘディングがうまくなりたい選手は是非ためしてください。 手と首がうまく使えるようになれば、自分でも信じられないくらいボールを強く遠くへ飛ばすことが出来るようになります。
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