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SIG/SAUER P228
H&K MP5
H&K MP5SD
H&K MP5K/PDW

SMG:H&K MP5

[REAL GUN][BACKGROUND][SWAT][TOY GUN]

H&K MP5A5(側面) H&K MP5A5(正面)
H&K MP5A5
仕様 MP5A4 MP5A5
エアガン 実銃 エアガン 実銃
全長 880mm 880mm 490/600mm 490/600mm
銃身長 227mm 225mm 227mm 225mm
重量 2100g 2540g 1900g 2880g
装弾数 50発 30発 50発 30発
弾丸 6mmBB弾 9mm×19 6mmBB弾 9mm×19
初速 90(82.3)m/sec 400m/sec 90(80.2)m/sec 400m/sec
連射速度 750-850発/min 800発/min 750-850発/min 800発/min
メカBOX TYPE II TYPE II
バッテリー ラージ ミニ
集弾性 103mm(15m) 101mm(15m)
*エアガンは東京マルイの電動エアガンでノーマル

REAL GUN:H&K MP5

 現在SWATや特殊部隊、特殊任務用に使用されているSMG(Submacine Gun:短機関銃)で最も代表的なものといえばやはりH&K(Heckler&Koch、ヘッケラー・アンド・コッホ(コック))社のMP5シリーズです。MP5は1966年、H&K社が製造している旧西独軍制式採用ライフルG3のSMGバージョンとして開発されました。それまでのSMGはオープンボルト方式がほとんどで、セミオートの命中精度の悪さ、フルオート時の不安定さという問題を抱えていたのに対し、このMP5シリーズはハンマー内蔵のクローズドボルト方式にG3と同様のローラーロッキング方式(ボルトの後退が遅く、緩やか)を採用。これにより高い命中精度と低リコイルショックによる容易なコントロールが実現されています。

 MP5は旧西独軍の制式SMGとして採用されましたが、時を同じくしてヨーロッパではテロ活動が多発。このMP5の高性能さが対テロリズムを任務とする各国の警察や特殊部隊の目に止まりました。特に1977年に起きたフランクフルト行きルフトハンザ航空機ハイジャック事件で独GSG-9(国境警備隊第9対テロ部隊)、また1980年のイギリス-ロンドンでのイラン大使館占拠事件で英SAS(特殊空挺部隊)が使用して以来、相次いで採用され、現在では英SAS、独GSG-9、フランスGIGN(国家憲兵隊特殊介入部隊)、米SEAL(海軍シール)、米DELTA FORCE(陸軍第1特殊部隊作戦分遣隊)、各国警察SWATなど、世界各国の特殊部隊に制式採用されています。

 MPとはドイツ語でマシーネン・ピストーレ(Maschinen Pistolen)、すなわちSMG=短機関銃の意味で、MP5が使用するのは9mmパラベラム弾です(数字の“5”もSMGを表します)。H&K社の銃器は使用者側の利便性を考慮して共通の構造・操作方法を持っており、このMP5も他のアサルトライフルシリーズ同様、機関部やフレームがユニット化されていて、用途や目的に合わせて様々なバリエーションが存在します。

 まずストック形状は強化プラスチックのフィクスド(固定)ストックと、3段階に調整可能なリトラクタブル(伸縮銃床、引き出し式)ストックがあり、最初に製品化されたのはMP5(木製固定ストック)、MP5A1(リトラクタブル)でした。1970年には外装デザインが一部(ハンドガードなど)変更されたMP5A2(固定ストック)、MP5A3(リトラクタブル)が登場しました。この頃まではストレートタイプのマガジンが使われていましたが、1977年からは送弾をスムーズにするために現行の弧を描いたバナナタイプのマガジンに変わりました。そして1985年にはメカニカル3点バーストが組み込まれた新型のMP5A4(固定)、MP5A5(リトラクタブル)が登場。旧型にあったグリップのフィンガーチャンネル、トリガーグループ側面のリブが廃止され、左側面にしかなかったセレクターレバーは左右両面に取り付けられました。またセレクター表記も記号式に変更、ハンドガードは大型化されました。現在、A2・3はセミ/フルのみといった区分ではなく、トリガーグループは交換可能になっており、カタログにはトリガーグループが記載されています。

トリガーグループ _形状_ 表記 セミ 2点 3点 フル
SEF 旧型 独語*1 - -
Numerical 旧型 数字*2 - -
SF(Single Fire) 新型 記号*3 - - -
0-1-2(012) 新型 記号 - -
0-1-3(013) 新型 記号 - -
Navy 新型 記号 - -
2-Round Burst(2-RB) 新型 記号 -
3-Round Burst(3-RB) 新型 記号 -
*1 :Sicher-セーフティ/:Einzelfeuer-セミオート/:Feuerstoss-フルオート
*2 :セーフティ/:セミオート /20(25):フルオート
*3 イラスト式 セーフティセーフティ
セミセミオート
2点2点バースト
3点3点バースト
フルフルオート

 最近のSWATや特殊部隊ではフルオートはあまり使用されず、セミもしくは2点バーストが多用されているという話もあります。MP5という基本プラットフォームから派生したバリエーションとしてはMP5SD、MP5K、MP5K-PDWの他に、現在ではよりノックダウンパワーを優先した10mmパラベラム弾を使用するMP5/10シリーズが登場、米FBIのHRT(連邦検察局人質対応部隊)で採用されています。(その他にKnights Armament社のMP6(R.I.S.搭載)があります)

BACKGROUND:SMG

 第2次大戦で活躍したSMGですが拳銃弾を使用するために短射程で威力に乏しく、一般的な戦場での撃ち合いに向いていないことから各国の軍隊から敬遠され、戦後に開発され始めた射程の長いアサルトライフルが軍の主流となっています。しかしライフル弾は市街地や屋内で使用するには跳弾や過度の貫通力を発揮することになり、また敵味方が入り乱れる近接戦闘においてライフル系の長物は取り回しの点から不利になります。そこで市街地や屋内において不要な被害を最小限にとどめることのできる短射程のSMGは主要突入火器としてSOG(特殊部隊)、とりわけ市街地や建物内での使用頻度の高い警察や、対テロリスト鎮圧部隊の使用する銃器として注目されるようになりました。

SWAT:SMG

 MP5シリーズはSWATのメインアームとして当然ながら採用され、特にA4とA5が圧倒的なシェアを誇っています。射撃の安定感を重視する場合は固定ストックのA4が好まれ、実際SWATで数多く使用されていますが、最近ではリトラクタブル(引き出し式)ストックのA5もシェアを伸ばしています(空挺降下のある軍特殊部隊では、コンパクトなリトラクタブルストックが好まれます)。前項のハンドガン同様、室内エントリー用にシェアファイア(強力ライト)が装着され、他にはサプレッサーやダットサイトなど各種アクセサリーが使用される場合もありますが、最も多いのはシェアファイアだけを組み込んだシステムです。レーザー・サイトやスコープ、暗視スコープは一般的にSMGシステムには組み込まれません。

 他にSMGではUZI、BERETTA M12も使用されていましたが、今ではやはり圧倒的にMP5が使用されています。なかには5.56mm弾を使用するH&K HK53を使っているSWATチームもあります。

H&K HK53A3
H&K HK53A3

TOY GUN:東京マルイ H&K MP5(A5)

 写真は東京マルイの電動エアガンでH&K MP5A5です。SWAT装備はやっぱりコイツです。MP5A4/A5は電動エアガンシリーズの中でも初期にリリースされ、可変ホップアップの搭載、モーターがEG560からEG700に換装されるといったマイナーチェンジが施されてきました。発射モードはセミ/フルのみで3点バーストがないバーストレス仕様、通称“ネイビートリガー”です(ネービーシールズモデルと言うこともあります)。使用できるマガジンはマルイ純正品で50連、28連ショート、200連多弾装、240連多弾装マガジンです。1本のバッテリーで長く持たせたいならラージバッテリー仕様の固定ストックA4、取り回しの良さを求めるならリトラクタブルストックのA5です。

 写真ではダットサイト、レーザーポイントおよびマウントシステムとリモートスイッチ、カスタムハンドガード、マグライト(ビームライト)のアクセサリーを装着しています(資金があればシェアファイアに換装したいのですが・・・)。またマガジンは200連マガジンをダブルマガジンクリップで2本使用しています。ダブルマガジンクリップを2個使用すればマガジンを3本連結できますが、重量が増えてチャンバーおよびマガジンキャッチに過度のテンションがかかります。しかしゲームで使用する際は240連ダブルショートマガジンを使用し、レーザー・サイトは使用しません[レギュレーション参照]。

 スコープおよびダットサイトについてですが、サバイバルゲームをしない人はスコープを覗きながら撃つのがカッコイイと思うことが多いようです。実際SMGにスコープを載せている人もいますが、その場合は索敵での使用を目的としているように思います。索敵目的であれば有効性はありますが、高倍率のスコープで遠方の敵の姿を発見しても、エアガンの有効射程を超えていればサイティングに使う意味はありません。個人的にはサバゲではスコープより無倍率のダットサイトが向いていると思います。実際写真の銃に載せているのは無倍率のダットサイトです。この無倍率のダットサイトであれば両目を開けたまま特にサイトを覗きこむことなく、空中にダット(光点)が浮かんでいるように見えるので、そのダットを標的に合わせるだけです。これで素早く狙点を定めることができます。

 またバトラー・キャップも(細かい事ながら)見栄えが充実するアクセサリーです。バトラーキャップはスコープ類のレンズキャップで、ワンタッチで開閉ができます。これはレンズで光が反射して敵にこちらを悟られるのを防ぐ目的があり、射手はサイティングの段階までレンズキャップを閉め、いざサイティングという段階になった時に体勢を崩すことなく簡単にレンズキャップを開けることができます。個人的には物の割に値段が高い気がするアクセサリーのひとつではあるのですが...

エジェクション・ポート このダットサイトおよびスコープに装着されたマウントリングを取り付けるマウントベース(銃にダットサイトおよびスコープを載せる物)ですが、これには前後(左右)があります。慣れていないと前後が分かり難く、間違えて取り付けても特に支障はありませんが、ロック用レバーはエジェクション・ポートの反対側にきます(射手から見て左側)。これは実銃に取り付けることを考えればよく分かりますが、前後を間違えて取り付けるとエジェクションポート上にロック用レバーがくることになり、カートリッジを排莢する時に邪魔になります。これを考えればマウントベースの前後左右が分かると思います。

 次にレーザーサイトはサバゲではあまり意味がありません。映画などでは効果的に使われますが、日中に山林で行われることの多いサバイバルゲームではレーザーサイトを使用しても照射された光点が見えません。また距離が遠くなれば肉眼で確認できないのは当然で、その場合は倍率のあるスコープを覗くことで光点を確認するシステムにする必要があります。ただしゲームでのレーザーサイトの使用は気を付けて下さい[レギュレーション参照]。

 シェアファイアはサバゲにおいても夜戦で効力を発揮します。一度夜戦で対峙した敵にシェアファイアの光を浴びせられましたが、周囲が真暗な状況下でいきなり強い光を見ると当然驚いて行動が取れなくなりますし、視界を奪われて敵を眼で補足できなくなります。ただし小型のマグライトなど光が弱いと逆効果になります。

SWATスリングの取り付け方法
▲SWATスリング取り付け方法

 スリング(日本語では「負い革」。銃を肩から吊り下げるベルト)も重要なアイテムで、実際にSWATでは犯人に手錠をかける際に銃から手を離す必要があり、その時スリングが役に立ちます。またスリングを使って銃を固定する射撃方法もあります。サバイバルゲームでもフィールドへ移動する時や崖を登る時などスリングは大変便利です。SWATなら当然「SWATスリング」ですが、SWAT装備でない人にもこのSWATスリングはオススメです。銃の取り回しの良さが他のスリングとは断然異なります。ただ銃への取り付け方が少々複雑なので、SWATスリングの取り付け方法を掲載しておきます。同様なタイプのスリングにPDスリングがありますが、これは銃ストック側が容易に取り外しできるようになっており、スリングを肩に掛けたまま銃からスリングを取り外すことができます。しかしその利点が逆に移動中に外れてしまうというデメリットにもなります。実際私は何度か移動中に外れてしまったため、現在では使用をやめています。

 問題点 
 MP5の問題点としてまずセレクターレバーが挙げられます。TYPE IIのメカBOXを使用しているMP5はセレクターレバーのセンターが微妙にズレており、これによりセーフティ/セミ/フルの切り替え操作を行った際に無理な力が加わってセレクターレバーが壊れることがあります。実際に私も1度壊しました(SD6)。これを防ぐ、または修理をする時は別売りの強化セレクターレバーに換装します。(マイナーチェンジ後に強化された記憶もありますが、少し記憶が曖昧です)

 またコッキング・ハンドルも強度が低いパーツで、これも実際に私は折れました(SD6)。このコッキングハンドルはダミーなので使用に影響はありませんが、強化パーツが出ていたかどうかは記憶していません。

 そして弾づまりが起こりやすいという問題点があります。これはTYPE IIメカBOX特有の問題でMP5に限らず、TYPE IIメカBOXを使用している他のM16系などの機種も同様です。したがって弾づまりが「起こりやすい」というのは他のメカBOXを使用している機種に比べて、というレベルです。これはBB弾が発射されるときにBB弾がチャンバーパッキンを巻き込んでしまう事が原因です。巻き込んだ結果チャンバーでBB弾がつまった状態になり、もしそのままフルオートでトリガーを引き続けた場合、エアーが逃げる場所がほとんど無くなっているにも関わらずシリンダー内でピストンが無理に動作し続けることになり、最悪のケースではメカBOX内のギアの破損をもたらします。

 この弾づまりを回避するにはチャンバーパッキン後端(ストック、メカBOX側)の下側の内側部分を、カミソリを使って非常に薄く削り取ります。これによってBB弾がパッキンを巻き込むのを防ぎます。尚この方法を試す場合は慎重に行って下さい。(この方法を試して銃に不具合が生じても当方では責任を持てません)

 最後にこれは銃本体ではありませんが、ダブルマガジンクリップがマガジンを固定する力が、使用するにしたがって緩くなってくる点です。この対処法については[このページ]に記述しました。

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