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レギュレーション

[BB弾重量][携行弾数][パワー規定][レーザーサイト][ナイフアタック][まとめ]

 レギュレーションはサバイバルゲームを行う上で、イコールコンディションにするための規則です。ゲームルールと重なる部分もありますが、目的が異なります。ゲームルールがゲーム進行上の規則であるのに対して、レギュレーションは先述したように参加者の条件を同等にするためのものです。主にファイヤーパワーを規制するものです。サバイバルゲームをしたことのない人はイメージが付きにくいかもしれませんが、具体的にはこれ以降をお読み下さい。

BB弾の重量

 BB弾は1発の重さを指定(グラム単位)して販売されています。例えば「2200発入り、0.2g弾」などです。おそらく多くのチームのレギュレーションでは0.2g弾か0.25g弾まででしょう。BB弾は重い方が風による影響も受けにくく、またブッシュ(草)に対する貫通力も大きくなります。しかし安全性(被弾した時のダメージ)を考慮すれば0.25gまでが適切です。これ以上の重量弾は私的には「極悪弾」です。

 また、昨今は環境問題がクローズアップされている事ですし、フィールドで発射したBB弾全てを回収する事は現実的に不可能ですから、バイオ(自然界分解性)系BB弾を使用するようにしたほうがいいでしょう。水分によって膨張するのを嫌ってバイオBB弾の使用を全く考慮に入れてない方もいますが、現在市販されているエコロジー系BB弾のほとんどはその心配の必要がありますせん。実際私の使用しているセミバイオBB弾が膨張してバレルで弾づまり・・・なんてことは1度もありません。ただし、エコロジー(バイオ)系BB弾を数年に渡って長期間放置すると品質が落ちます。古くなった弾は使わない方が良いと思います。

 蛇足ですが...たまにBB弾を拾って使っている小学生を見かけます。1度使用したBB弾は少なからず変形したりヒビが入っているので、再利用は避けたほうが良いです。昨今のエアガンのバレルは精密でタイトですから、1度使用した弾をもう1度使うと、最悪の場合内部で破裂、弾づまりを起こします。

銃身。ここでは特にインナーバレル、BB弾の通り道を指しています

追記 今までは6mmBB弾だけでしたが、現在では8mmBB弾も一部使われています。[02.09.03]

携行弾数

 1ゲーム当たりのBB弾の携行弾数はゲームルールに該当する場合が多いかと思いますが、レギュレーションとしての意味合いもあるので、ココで書きます。

 1ゲーム当たりのBB弾の携行弾数は“無制限”なら無制限なりに楽しいですが、1日中無制限では面白味に欠けます。「どれだけ撃っても弾は切れない」という気持ちからゲームが大味になり、また緊張感に欠けたものになります。ブッシュに入ったまま際限無く飛んでくる敵の弾でず〜っと動けない・・・そんなゲームじゃ面白くありません。

 そこで携行弾数を決めることになるのですが、「1ゲーム300発」と決めただけでは不十分です。メインで使う長物(ライフル系)以外にも、もう1丁(特にハンドガン)装備する場合に、合計で300発なのか、それぞれ300発づつ(計600発)持てるのか?そこまで決める必要があります。「多弾装マガジン使用禁止」のゲームを1日の中で1ゲームしても面白いかもしれません。また、ゲーム中の弾の貸し借りは禁止と付け加えた方が良いと思います。

 蛇足ですが...ほとんどの人が多弾装マガジンを使っていると思います。非常に便利なのですが、弾数制限のあるゲームになると残弾数を把握しにくいのが欠点です。そこで、最後の50発程度を1本別のマガジンに入れておくと把握しやすくなり、「あと50発」と覚悟できます。

ゲーム中に所持できるBB弾の総数

パワー規定

 過度にパワーアップのカスタムをされた銃は危険です。そこでパワー規定が必要になりますが、1番簡単なのは「ノーマルのみ」です。しかし販売されている銃の中には始めからパワーの強い銃も販売されています(デ○コンとか)。おそらく全国的に多いと思われるのは「初速1.0J(ジュール)未満」という、発射されたBB弾の持つ(BB弾に与えられた)エネルギーによる規定だと思います。J(ジュール)はエネルギーの物理的な単位です。ちょっと物理の話になりますが...このJ(ジュール)は以下の式で表せます。

数式1

上が記号を使った式、下が物理単位([ ]の中がそれぞれの単位です)を使って表した式です。分かりやすく書くと次のようになります。

数式2

ここで気を付けるのは「BB弾の重量」です。計算する際にSI単位など単位系を統一しなければいけません。通常BB弾の重量はg単位で表しますから、初速の単位が[m/s]であればkg単位に直す必要があります。

 物理の話はココまでです(笑)。実際の計算手順を紹介します。
【例】0.2gBB弾、初速100m/sの場合
BB弾の重量(例:0.2g)×(初速(例:100m/s)の2乗)÷2000=銃のパワー(例:1.0J)
となるので、弾速測定器があり、電卓でジュール計算する場合は
[ 0.2 ] ÷ 1000 × [ 100 ] × [ 100 ] ÷ 2 = ジュール
になります。

Java Scriptで初速のジュール計算フォームを作りました。数値は半角英数で入力して下さい。
(例えば銃のパワー調整時に初速の測定結果→パワーを計算し、パワーの目標値(上限値)→初速を計算して目標とする初速の設定範囲を求めたり...余り役に立たないかな?)

BB弾重量[g]
初速[m/s] [J]
パワー[J] [m/s]

換算表を別ページに作りました。必要な方は印刷などして使って下さい。

J(ジュール)換算表
0.17、0.2、0.23、0.25、0.27、0.3gのBB弾、60〜140m/sまで5m/s区切りの初速に対応

 通常は弾速測定器という発射されたBB弾の速度を測る計器で初速(銃口での弾の速度)を測ります。しかし、弾速計のないところではこの初速が測れません。そこで大雑把ながら銃のパワーを測定する方法があります。0.2g弾で薄手のスチール缶を40cmの距離から1発で片面貫通できなければ、ほぼ1ジュール以下です。

 細かく規定するのであればジュール規定に加えてカスタム禁止、ギヤボックス内のカスタム禁止、スプリング交換禁止、バレル交換禁止といった規定を付け加える方法もあります。外部エアタンクを使う銃なら吐出圧力で規定する方法もありますが、混乱を避けるためにもシンプルにジュール単位で規定するのがいいと思います。

 スナイパー向けにエアコッキング式だけ別にしたり、細かい規定を設けると参加者が多いほど混乱を招きます。これはパワー規定のみならず、BB弾の重量においても同じです。「一律○g弾、○Jまで」とシンプルにした方が良いと思ってます。

マズル(銃口)でのBB弾の速度。弾速測定器で計測します。

レーザーサイト(レーザーポインタ)

 レーザーサイト(レーザーポインタ)の使用は禁止とするべきです。最近問題となっていますが、赤外線レーザーが目に照射されると水晶体を通して網膜が損傷する恐れがあります。視力低下や最悪失明といった事態を招きかねません。銃のアクセサリーとして装着していても、電池を抜いておくなどして使用しないようにしましょう。それに通常想定されるゲームにおいてレーザーサイトに有効性はほとんどありません。夜戦においても同様です。

 蛇足ですが...映画「レオン」などでレーザーサイトが赤い一直線の光となって見えますが、通常、レーザーサイトは照射した物体上にしか見えません。空気中に赤い光の直線を見ることはできません。照射したポイントまでの空気中に煙や多くのチリ、ホコリなどが浮遊している場合に見ることができます。

ナイフアタック

 BB弾を敵にヒットさせてゲットするのではなく、手やラバーナイフで相手に触れることでもヒットとするルールのことです。現在ではほとんどのチームで採用されていません。ゲームで興奮している相手に後ろから手で触れる、銃口で触れる、ラバーナイフで触れることは危険です。おもむろに振り返った相手の銃が当たったり、反射的に反撃されます(先にナイフアタックをして死亡したハズの相手に撃たれる)。ですからナイフアタックは原則禁止にした方がいいでしょう。(フリーズコールも全員に浸透していなければ通用しませんし、相手が絶対的に不利と判断しなければ反撃可能なルールですので、不採用にした方がいいかもしれません)

「フリーズ!」と声を掛けて相手に降参をうながすルール。反撃可能。あまり普及していません。

まとめ

 私はハイパワーゲームには反対です。安全性の面というのもありますが、サバゲは銃のパワーではなくテクニック、チームワーク、戦略性を競うものだと思うからです。ヒット(当たり)の判定に関しては次ページ[ゾンビ問題]で触れています。

レギュレーションチェック項目

フェイスガード着用義務の有無
→着用の徹底を推奨します
銃のパワー制限
→パワーソースなどで区別せず、シンプルに一律1.0J未満などにしたほうがいいでしょう
BB弾の重量制限
自然分解性BB弾の指定の有無
→現在の自然分解性BB弾は品質も良いので使用を推奨します
携行弾数
ナイフアタックの有無
→ナイフアタックは原則ナシにした方が問題を防げます
レーザーサイト使用の可否
使用禁止にしましょう
フリーズコールの有無
→全員がこのルールを理解している必要があります
跳弾、装備への被弾などヒットの定義
マーカー装着方法の指定
→片腕だけよりも両腕に装着した方が味方撃ちを防げます
デッドマーカー使用の有無
→使用の徹底を推奨します
無線使用の可否
ナイフ装備の可否
→装備にナイフが含まれているのは好ましくありません
暗視スコープ、ナイトビジョン使用の可否

> ヒット判定に関しては次ページ[ゾンビ問題]

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