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S.W.A.T. - 特殊火器戦術部隊

[特殊作戦部隊][S.W.A.T.]

コンテンツ扉絵
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 SWAT(S.W.A.T.)は“Special Weapons And Tactics”の略で、日本語訳では“特殊火器戦術部隊”になります。このSWATは一般警官が対処不可能な状況が発生した場合に出動する法執行機関の特殊部隊です。日本にはSWATにあたる“準軍事組織のSOG(後述)”として、警察のSAT(Special Assault Team:特殊急襲部隊)、海上保安丁のSST(Special Security Team:特別警備隊)があります。

実はいわゆる「工事中」というやつでして。。。(汗)しかしページを開いて「工事中」というだけでは味気がないので、現在製作中のページのさわりの部分を掲載しておきます。 m(_ _)m

特殊作戦部隊

 SWATは“Special Weapons And Tactics”の略で、日本語では“特殊火器戦術部隊”と訳されます。映画「スピード」でキアヌ・リーブスがSWATの隊員を演じていましたし、最近の映画にはよくSWATが登場するのでイメージが浮かぶ方は多いと思います。SWAT=特殊部隊というのが一般的なイメージですが、この“特殊部隊”という言葉は「特殊な専門能力を持つ小規模な戦闘部隊」という意味で捉えるのが一般的です。しかしこの特殊部隊、すなわち特殊作戦部隊(SOG=Special Operation Group)といっても、例えば有名なグリーン・ベレー(GREEN BERET)やデルタフォース(DELTA FORCE)など色々あります。そういったなかでSWATはどんな位置付けになるのか。まずこの特殊作戦部隊を大別すると、軍事組織のSOGと準軍事組織のSOG、この2つに分かれます。

軍事組織のSOG

 軍事組織のSOGでの目的は“任務完遂”です。対テロリズム人質救出作戦の場合、法規よりもテロリストの排除が第一の目的になり、この目的達成のためには犠牲もやむを得ないということになります。

 例 
グリーン・ベレー(GREEN BERET:米陸軍特殊作戦部隊)、
SEAL(Sea Air and Land Service:米海軍特殊作戦部隊)、
デルタフォース(DELT FORCE:米陸軍第1特殊部隊作戦分遣隊)、
スペツナゾフツィ(旧ソ連MVD内務省)、スペツナズ(GRU旧ソ連参謀本部情報総局)、
KGBアルファチーム(旧ソ連KGB特殊部隊)、SAS(Special Air Service:英特殊空挺部隊)、
SASR(オーストラリア陸軍特殊空挺部隊)、海兵隊(オランダ)、サイェレット部隊(イスラエル)

準軍事組織のSOG

 対テロリズム人質救出作戦の場合、人質の安全がまず第一であり、テロリストなどの犯人は逮捕が前提となります。正当な理由なくして犯人の射殺は認められません。SWATといえども犯人を射殺すれば殺人罪の容疑に問われます。

 例 
SWAT、SRT(Special Rescue Team:米警察特殊部隊)、HRT(米FBI人質対応部隊)、
NEST(米エネルギー省核緊急捜索部隊)、GSG-9(ドイツ国境警備隊第9対テロ部隊)、
GIGN(フランス国家憲兵隊)、NOCS(イタリア国家警察治安作戦中央部隊、レザーヘッド)、
GEO(スペイン国家警察特殊部隊)、UEI(スペイン国家警察特殊介入部隊)

 以上のように、グリーン・ベレーやデルタフォースとSWATでは、同じSOGでも想定される任務の性質が異なります。特にSWATは市民との距離が近い警察のSOGであり、軍隊ではありません。もともとSWATはSpecial Weapons Attack Teamと呼称される予定でしたが、軍事的イメージ払拭のために現在のSpecial Weapons And Tacticsになりました。装備のコンテンツで触れましたが、軍事組織では“スタン・グレネード”と呼ばれる特殊閃光音響弾が、SWATでは“フラッシュ・バン(グ)”と呼ばれるのも軍事的イメージ払拭のためです。また最近ではSWATをSRT(特殊対応部隊)と変更する傾向もあります。

 個人的には日本のSATという呼称を知った当初、これには驚きました。実際の任務は“戦闘”攻撃機である航空自衛隊のFSXが“支援”戦闘機の略(ファイター・サポート)であるこの日本で、よく“Assault Team”という呼称を付けられたなぁと感じたからです。(FSXについては自衛隊の性格上仕方のないことだとは思います)

S.W.A.T.

 “SWAT”という言葉が指し示すのは、一般的にひとつの部隊ではありません。例えばLAPD(Los Angels Police Department=ロス・アンジェスル市警察)、NYPD(New York Police Department=ニューヨーク市警察)等のそれぞれにSWATがあり、また編成も異なります。米国内だけではなく、モスクワSD.SWAT、台湾SWAT、タイSWAT、フィンランドSWAT、ワルシャワSWATなどもあります。このように“SWAT”はひとつの部隊を指すのではなく、主に警察、法執行機関におけるSOGを指し示しています。個々のSWATについてはそれぞれに呼称があり、例えば1番最初にSWATという名称を使ったと言われているLAPDではそのままSWAT、NYPDではESU(Emergency Service Unit)という呼称を使っています。また連邦制の米国と日本では警察の組織体系が異なるため、LAPD SWATとNYPD ESUは同じSWATでありながらその装備、編成等は異なります。なお、これ以降のページでは米国のSWATを中心に紹介していきたいと思います。

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