観戦レポート2001(現地取材?)

●6月10日:日本選手権(東京・国立霞ヶ丘)

 前日のような好記録を期待して、日本選手権の観戦に行った。午前中にあるレースに出場したため、到着が15時40分頃になってしまった。メインスタンドに入ってみると、男子100mやハンマー投が行われることもあり、かなりの観客がいた。そこで驚いたのは、競技中の女子走幅跳の記録だった。砂場の横に書かれていた上位選手の記録を見ると、1位が6m82,2位が6m78だった。すぐに「日本記録じゃないか!誰の記録だ?」、「追風参考か?」と考えた。その後、6m82は花岡麻帆(office24)、6m78は池田久美子(福島大)の公認記録だとわかり、もう少し早く着いていれば…と悔しい思いをした。まだ3回目だったから、幅跳びを見ていたが、その後好記録は生まれなかった。
 今回は男子100mと女子10000mに期待して観戦に行ったが、どちらも期待はずれだった。男子100mは前日の予選で10秒25の世界選手権参加標準記録を突破した朝原宣治(大阪ガス)が貫禄勝ちしたが、向風2.0mだったため10秒45の平凡なタイムに終わった。また女子10000mは、1000mの通過が3分05秒という速いペースだったが、その後は3分12秒前後ですすみ、5000mの通過が16分前後という32分を少し切るぐらいのレースになってしまった。結局残り4周ぐらいからペースを上げた野口みずき(グローバリー)と、それについた岡本治子(ノーリツ)小アまり(ノーリツ)の勝負になった。残り1周で野口と小アの一騎打ちになったかと思われたが、ラスト200mで後ろから猛然とスパートしてきた岡本が2人をかわして、そのままフィニッシュ。優勝タイムは31分50秒39だった。2位には31分50秒56で小アが入り、ノーリツがワンツーを決めた。雨降りになったからかもしれないが、世界で戦うにはこんなレースをしていてはダメだ。31分30秒を切るレースをしてほしい。
 今回観戦に行ってすばらしいと思った記録は、男子400mの小坂田淳(大阪ガス)45秒26ぐらいだろう。この記録は彼のセカンド記録で、昨年のスーパー陸上で出した45秒05がフロックでないことを示した。世界選手権でもこのような記録で走れば準決勝進出も可能だろう。
 2週間前に観戦に行ったゴールデンゲームズinのべおかに比べると観衆も少なく、静かで寂しい大会だった。日本一決定戦なんだからもうちょっと盛り上げようよ。

男子400m・男子100m

女子10000m

6月9日:日本選手権・男子ハンマー投予選(東京・代々木公園)

 都合が悪く、国立競技場に日本選手権に行くことができないので、せめてとも思い、代々木(織田フィールド)で行われた男子ハンマー投予選の観戦に行った。室伏広治(ミズノ)が出場することもあり、予選にもかかわらずテレビカメラも来ていたが、残念ながら観衆は競技場内に入れず、私を含め20人ほどが柵の外から観戦した。注目の室伏は一投目に76m01を投げ、楽々予選通過記録の62m00をこえた。室伏は競技をそれで終え、ファンのサインの要求に応じた後、足早に国立競技場に向かった。気軽に柵越しのファンの要求に応じるなんて、いい人だなぁと思った。これでこそスーパースター選手であろう。よく考えたら彼はミズノ所属だ(笑)。


男子ハンマー投予選(室伏)