★☆0才からのココロの傷、あなたは気づいていますか?アダルトチルドレン(AC)や神経症、嘔吐恐怖や強迫性障害、パニック障害で悩んでいる、多くの大人たちへのメッセージが、ここにあります。








あなたの心を作る子供時代

性格や性質、物の考え方といったものの多くは子供時代に作られます。もちろん、遺伝などの生まれ持ったものもありますが、乳児期〜思春期くらいまでの「環境」もまた絶大なものがあるでしょう。子供の人格形成に大きく影響を与える要素にはどんなものがあるのでしょう?

<母親とのかかわり>
一説によれば、親が子供に与える影響は母親が8割、父親が2割と言われています。それくらい、母親とのかかわりは大きく影響します。乳幼児期に母親から十分な愛情がえられなかった子供は、不安神経症になりやすく、一方過剰愛により母子が分離できないと、境界性人格障害になりやすいと言われています。

<家族構成・家庭環境>
兄弟構成、祖父母の有無、家族内の雰囲気、父親の存在感、両親の子供に対する接し方などが性格形成に大きくかかわります。

その他の要素としては、学校生活、病歴、家族をはじめとする身近な人達の接し方などがあげられます。

特に親などの影響が強いことですが、「○○ちゃんはできる」「頑張っているね」等のプラス言葉をかけられて育った子供は伸びると言われ、「アンタはバカなんだから」といったような、マイナス言葉をかけられて育った子供は、伸びなくなると言われています。


子供時代は、人格の形成をすると共に、自己像(自分に対するイメージ)を築いてゆきます。この大切な子供時代に深く傷を負うような言葉を投げかけられると、子供はそれが自分なのだと思い込んだまま大人になってゆきます。

子供は、自分の内面にある不安や葛藤を言葉で表現することが不得意です。そして、身体的な症状として現れることが多々あります。大人になって、心の問題が現れる人が「よく子供のころからお腹を壊したり、頭痛がしたりすることが多かった」と言うことがありますが、これはこのためかもしれません。


愛に飢えた大人たち

子供時代に十分な愛情を受けられなかった大人たちは、大人になってやっと自分の本当の気持ちに気づくことが多いようです。長い間心の中にしまい込んできた気持ちが少しずつ表出されてゆくのでしょう。この時期に、心の病を発症したり、強い不安や葛藤、ゆううつ、悲しみといった気持ちに駆られることが多いようです。

この時期、子供は親を恨みがちになるようです。恨むといった強い気持ちまでには至らなくとも、複雑な感情を抱くようです。逆に、自己卑下の気持ちがとても強く、、全て自分が悪いと思い込む人もいるようです。

この時期は、非常に辛い時期ですが、結局のところ時間は元に戻りませんから、今まで気づいてあげられなかった自分の心をいたわり、「自分で自分を愛してあげる。」それしかないように思います。


世代間連鎖について

虐待を受けて育った子供は、子供にも虐待をしてしまう傾向があるという話は、ご存知の人も多いかと思います。アダルトチルドレンや、親の愛情を感じることができなかった人たちにもそのような傾向はあるようです。近年は、「自分は子供を殺してしまうのではないか」「子供のことを愛せない」といった育児相談が多いようですが、原因には自分が愛情を受けられなかったため、子供にどう愛情を注いであげればよいのかわからないからではないかいう指摘があります。

このことからも、愛に飢えた大人たちや、傷を負った大人たちが親になって、同じことをしてしまう。つまり世代間連鎖が起こってしまう可能性も否定できないでしょう。また、そのような不安を抱えている人も多いようです。

しかし、自分を愛することができれば自分の子供も愛せるのではないでしょうか?「自分を愛する」これはそう簡単なことではありません。自分との闘いと言ってもいいくらい難しいことです。だからこそ、自分と向き合い、自分を愛し、存在を認める。それができれば、自分の子供も愛せるようになる思います。少なくとも私はそう思いたいです。