自費の種類


歯医者さんて、「値段が高い」って言うイメージがありますよね。
保険診療と自費(自由)診療があって、「保険(安い方)にしますか、自費(高い方)にしますか」と聞かれたら、「自費」と言ったらいくら請求されるかわからないので、つい「保険でお願いします」って言う人多いんじゃないでしょうか。あまり高いのは嫌だけど、「保険より、もう少しいいのを入れたい」と思っている人もいると思います。そんな時、レストランのメニュー表のような料金表があればいいと思いませんか。歯医者さんに言われた物から選ぶのではなく、患者さんが中心なのだから自分たちで選んで、歯医者さんに、こういうのを入れたいと言いたいですね。
でも、「値段が高い、安い」ってどういうことでしょう。例えば、500万、600万円の高級車でも、気に入ったものなら買う人もいるし、車は走ればいいといって軽自動車を買う人もいます。つまり、これは価値観の違いから来るものでしょう。(経済的理由を除けば)
今入れている入れ歯が、具合が悪い、違和感があると思いながら食事をしても楽しくありませんね。それよりも、もう少しいい入れ歯を入れて、楽しく食事ができればと思いませんか。


                 保険と自費は何が違うの?

保険か、自費かは、使用材料によって決まってきます。材料は、大きく分けて金属、レジン(プラスチック樹脂)、セラミックが使われています。金属とレジンは、種類により保険と自費に分かれます。セラミックは全て自費になります。また、同じ材料を使っても、前歯と奥歯でも違ってきます。また、前歯も材料によって保険もあります。



  インレー   クラウン   ブリッジ    前 歯   入れ歯




使用材料    金属    金属    金属  金属とレジン   レジン



使用材料 ・ハイブリッド 
 セラミックス  
・オールセラミ ックス
  
・ハイブリッド
  セラミックス
・オールセラミックス
・ポーセレン
・ハイブリッド
 セラミックス
・オールセラミックス
・ポーセレン
・金属と
  ポーセレン

・金属とレジン

1.ハイブリッドセラミックス・・・・・セラミックとレジンの混合                   
2.オールセラミックス・・・・・・・・・セラミックだけで出来ています。
3.ポーセレン・・・・・・・・・・・・・・・金属にセラミックを焼き付けたものです。
                    保険のレジンと違い透明感があり、対磨耗性にも優れています。
*1.と2.は、金属を使っていない為、3本以上のブリッジには、強度に不安があります。金属アレルギーの人にはいいようです。
 3.は金属を使っているので、大きなケースでも強度があります。



金属床について

金属床とは、頬側(ほっぺた側)はレジン(プラスチック)ですが、舌側(内側)は金属で出来ています。 
金属の種類は、

・ゴールド床  金色に輝きとてもきれいです。しかし他の材質に比べると重いです。
・コバルトクロム床 いわゆるメタル色です。非常にきれいな輝きでくすむことはありません。
・チタン床 


金属アレルギーの人にいいようです。
純チタンは、くすみやすいのでイオンコーティングをするとくすみにくく、表面も傷がつきにくくなります。 
どの金属より軽いです。


金属床の利点
  ・金属は熱を伝え易いので、食べ物、飲み物の冷たさや温かさ、熱さなどを感じる事ができます。
   それに比べレジン(プラスチック)は、熱を伝えにくいので、食べ物などの熱を感じるのは難しいでしょう。
   特に上顎では、面積が大きいので違いがよくわかると思います。
   この事が、食べ物のおいしさを感じることのひとつになるでしょう。
  ・金属は、厚みを薄くしても丈夫です。
   特に上顎では、厚みが0.4ミリ位です。それに比べレジンは、厚みが2〜3ミリ位あります。
   かなり舌感が違います。

上の写真は、チタンにイオンコーティングしたものです。
イオンコーティングとは、メッキみたいなものですが、メッキのように削っても簡単にはがれず、反対に表面を硬くし傷から守ります。


インプラント

インプラントとは、天然歯根の代用となる人工歯根のことです。インプラント本体は、外科手術により顎の骨に埋め込みます。埋め込まれたインプラントは、3〜6ヶ月位で骨にしっかり結合します。
入れ歯が、ガタつくとか噛みにくいとかで、入れ歯はどうしても嫌だ、また、バネを使った入れ歯でも嫌だと、入れ歯がどうしても嫌だという人にいいでしょう。ただ、誰でも必ず出来るものではありません。顎の骨の厚みが不十分な人などはムリなようです。しかし、骨の厚みを増す手術も出来るそうです。

歯が1本抜けている場合
従来のブリッジだと、支えるための歯を2本削らなければなりません。
インプラント治療だと、まわりの歯を削ることなくインプラントを1本入れるだけです。



歯が何本か抜けている場合
何本も歯が抜けている場合は、クラスプという針金のようなものを歯にかけて入れ歯を支えるか、残っている歯をたくさん削って支えにして、大きなブリッジや入れ歯を入れなければなりません。
しかし、インプラント治療だと、抜けた歯の数だけのインプラントを入れるだけ。自分の歯が元通りになったようです。

歯が全部なくて入れ歯を入れている場合
普通の入れ歯は、ガタついたり、食べ物のかけらが入って痛かったり、かたい物も噛めなくて、大きく笑えないこともあります。
インプラントを入れて入れ歯の支えにするだけで、ほとんどの物が噛めるようになります。大きな口を開けても入れ歯がずれたりしません。



自費の値段


保険は、保険点数というのが決められていて、同じ治療なら日本国内どこでも同じ金額ですが、自費は、自由診療のため各医院が医院なりの値段を決めることが出来ます。しかし、同じ地域内、地区内であまり差がない様になっています。でも、東京と大阪ではかなり差があるようです。都市部と地方でも差があるようです。ですから、下の表は参考程度です。


ハイブリッドセラミックス・・・・H.C   オールセラミックス・・・・・A.C   金冠・・・・・G