入院時の日記
   Home→ 5/24〜5/31→ 6/1〜6/30 7/1〜7/16



5月24日


入院が決まり、最上階の部屋に連れて来られた私は、
同室の人への挨拶もそこそこにベッドへ倒れこんだ。
部屋へ案内される時、看護婦さんに「車椅子用意しましょうか?」
と声をかけてもらったけど、断った。
なんだか重病患者になってしまうようで怖かったのだ。
でもそうやって無理して病室に着くまでの間、車椅子を借りなかったことを後悔。

看護婦さんが入院マニュアルと契約書を持って現れ、いろいろ説明してくれる。
契約書にはふらついた手で何とか書き終え、そのままベッドに横になった。
夕食も食べられずに就寝の時間がきたけど、緊張のせいか眠れなかった。

喉が渇いて、鼓動も強い。指の関節が痛くて曲げられず。
窓際のベッドから、寝つけない体を傾け夜景をずっと眺めてた。


5月25日

(熱:38.3℃)

先生来診。「水分を多めに摂るように」とのお告げあり。 量を聞いたら、「1日2リットル」!!
摂りすぎやろぉぉ・・・
同室の人達はすごくいい人達のようで安心^^
私より一つ年下の女の人は腎生検をした後のようで、ずっと横になってた。
それはいずれ、私もするのだけど・・。ひえぇ
隣のおばさんは、白血病らしい。でもそんなそぶりが全くなく、元気そう。


5月26日


(採血あり)
採血の時間は朝の6時くらい。早いな。
それにしても起きたら目の前に看護婦さんがいたので 叫びそうになった。
おーぅ、もうちょっと遠くから起こしてね。

それにしても体が痛い。そっと体を動かさないととんでもないことになる。
ベッドを起こして座れる状態になるまで5分かかる。
物を掴むのもままならない。



5月27日

夜中、歯がガチガチするほど寒気がしてナースコール。
歯のガチガチが治まらないのだ。体も小刻みに震える。
看護婦さんに電気毛布をもらう。5月って暖かいけど、その時の私は真冬の中にいたのだ。
それにしても熱がこんだけはね上がると、それだけで体力がなくなるから困ったもんだ。
(その時、39.5℃。その後解熱剤で平熱に戻る。)

朝、うつ伏せのまま起きたので、起き上がるにかなり時間がかかってしまった。
なぜなら、とてつもなく体が痛いからだ。
ゆっくり肘を立たせて上半身を亀のようにゆっくり動かし、座れる状態になるまで、
同室の年下の女の人が心配そうに見ていた。
そんな様だから、母が食事やら体を拭くのを手伝ってくれる。
今は一人では何もできないことに気が付く。
便秘気味なので薬処方してもらう。


5月28日

またしても夜中、下剤が効きすぎてお腹が強烈に痛くなって吐いてしまう。プラス発熱。
下剤と発熱がMixしたからかどうかはわからないけど、とにかくナースコール。
タオルに吐いてしまったので、後片付けが大変だった。ゴメンナサイ。
看護婦さんの肩につかまってトイレに向かう途中、足に力が入らず(というか痛い!)
倒れてしまうアクシデントも。

看護婦さん、トイレの中まで入ってきて、下痢気味の私が体の痛みと下痢の苦しみで
ヒィヒィ言ってる横でいろいろ機敏に対応してくれた。
私も恥ずかしいどころじゃないけど、「ごめんなさい。キタナイでしょう。」
と言ったら、「全然大丈夫。それよりしんどいでしょう。」と言ってくれた。感動!
ベッドに戻った私は、死んだように眠ったらしい(^^;
あぁ〜それにしても食欲は同様全くナシ。珍しい・・・

(レントゲン、心電図の検査あり。)
検査場所まで行くのに看護婦さんに車椅子で連れてってもらった。
ああ、病人ナリ。


5月29日

(殺菌用と、水分用の点滴始まる。朝と夜)

始めての点滴に好奇心&怖さでドキドキ。今日の看護婦さんはナイス腕前!
でも点滴しながらトイレに行くのが怖い。腕が曲げられないしねぇ。
しかも水分用が1時間半もかかるから困ったもんだ。

(検査=腹部エコー、心臓エコー、呼吸機能。)
腹部エコーは、こちょばい^^ ^^ ^^ ^^ずっと笑ってた。
呼吸機能の検査は、検査技師の女の人が
「息吸って〜吸って〜、吸って〜〜!!ハイッ吐いて〜〜!!」
と私の横で頑張っていた。その人は喘息持ちだそうで、「吸って〜!」
と言ってる方が私よりしんどそうだったので思わず「大丈夫ですか?」
と聞いてしまいそうになった。
検査が終わった途端、机に突っ伏していた技師さん。お、お疲れさまでした・・


5月30日

(熱:39.3℃)
(点滴)
(解熱剤服用)

左腕の血管が細いため、ほとんどの看護婦さんが右腕に点滴していく。
しかぁし!この日の看護婦さんは右腕でも失敗。
肘で失敗したので今度は手首にすると言い出した。
「痛くないですか?」と怯えながら聞いたら「大丈夫ですよ〜♪」と言うので
その言葉を信じて任せたのにツーン!とする痛みが走ったではないか?
その看護婦さんは殺気を感じたのか、別の看護婦さんを呼びにいってくれた。

お助けウーマンのその看護婦さんはナイス腕前だったので一安心。
失敗した看護婦さんは私のブラックリストの第1指名者になった。

先生来診。
病名が確定した。「全身性エリテマトーデス」と診断が下された。ちなみに略してSLE。
HPで学んでた私は予想していたことなので、別段なにも感じなかったけど、
逆に病気の名前がわかってホッとした私は変わり者か??
「自己免疫疾患」というマニュアルノートをもらう。
先生は、
・悲観的にならなくてもいい病気です(ホントか?)
・大胆かつ慎重に(あのぉ、難しいこと言わないでくださいましな)
・自分が病気だということを忘れることも大切
・開きなおることも大切
・ヒトゴミの中はなるべく避ける
・うがい、手洗いは念入りに
・風邪を引かないように
と、無理のようなそうでもないような注意をたくさんして帰っていった。



  Home→ 5/24〜5/31→ 6/1〜6/30 7/1〜7/16