<質問4> 透析を勧められたらどうしますか。 <考え方4> じっくりと考えてください。 透析とは腎臓の機能つまり血液からの老廃物を尿として体外に排出することが能力 不足になった場合に、人工的に血液を体外へ出しフィルターを通してきれいにして 再び体内に戻す治療方法です。 透析の判断は一般的には血液中の尿毒症性物質によってなされます。体内の毒素は 毎日尿とした体外へ排出されなければいけませんので、透析も日常的に病院に通わ なければ生活していけなくなります。じっくりと考えてくださいと申し上げたのは 医療現場には見逃してはいけない事実がたくさんあるからです。 その一つは「透析をはじめたら一生続けなければいけない」ことです。つまり死ぬ までお世話になるということです。なぜなのでしょうか。人間の体は非常に素直に 出来ています。すべての部分は必要だからあるわけです。では透析をはじめるとい うことは「腎臓君おまえはもう必要ないよ」と宣告したようなものです。腎臓は自 ら俺は不要だと判断し機能を失ってしまうのです。小さな塊になり異物となってし まうのです。透析は腎臓にとって最期通告なのです。 ここでも臓器を部品化していると思いませんか。西洋医学では腎臓とか肝臓は機能 が低下してくると「再生は難しい臓器」だから移植や透析が通常のように考えられ ていますが、果たしてそうなのでしょうか。さまざまな民間療法や健康食品で再生 の実例が紹介されているのに医学的な裏づけが乏しいとの理由から、医療現場では 使われていません。 それはなぜか。わかりやすく結果が出やすい治療方法でないと健康保険制度で認め られないのです。厚生省の認可が下りていないので現場ではお金にならない治療は 行わないのです。つまり厚生省と医師会と薬品・医療機器メーカーが利益のトライ アングルを形成しているのです。予防医学や民間療法や健康食品を認めてしまうと それが崩れてしまうことを恐れているのです。しかし、一部の理解ある医師により そんなことは無視して患者のために取り入れている病院が増えてきているのも事実 なのでここでご報告しておきます。ホッとしますね。 もう一つの事実というのは病院経営の面から考えると「透析を行うと儲かる」と言 われている事です。当然これには経営ですからお客様〈患者〉を確保しなければい けません。それにはなんとこんな噂があるのです。「個人病院から透析をやってい る病院に患者を紹介すると一人あたり数百万円の紹介料が透析をやっている病院か ら個人病院へ支払われる」のだそうです。なぜなのか。これは透析患者に関する 医療保険制度からも推察することが出来ます。 透析を受けるということは障害者の認定を受け障害者手帳が交付され、その治療費 のほとんどが公費でまかなわれます。〈自己負担は1ヶ月1万円程度〉それでその費 用はどのくらいかかるかといいますと、一人の患者に対して1ヶ月50万円、1年間で 600万円もかかっているのです。 別の言い方をすると病院としては一人の患者を受け入れることで年間600万円の 収入が見込まれるのです。そしてこの初年度の費用から紹介の費用が数百万円かか るのです。〈噂では紹介料は患者一人500万円だそうです〉 ちなみにこの数字で病院の収支を計算してみましょう。患者が10人いたとします。 一年間の収入は10人×600万円=6000万円、支出は機器リース代金や人件費などの 経費が月100万円×12ヶ月=1200万円、紹介料10人×500万円=5000万円と仮定し ますと、初年度は200万円の赤字となります。しかし二年目は?患者が皆生存して いると4800万円の黒字です。と言うことは一年未満で死亡する危険の高い重症患者 は赤字となってしまいます。 そこで怖い事実が浮かんでくるのです。「軽症患者の紹介です。つまり血液中の 尿毒症性物質の数値が透析をはじめなければならない数値以下で透析を開始して いる病院」が多くなってきている事実です。 少しでも腎臓機能の低下が認められる患者は早めに専門病院を紹介されるのです。 表向きは患者のためなのですが、少しでも早いほうが当然治療期間も長くなるわ けですから病院も潤うのです。本当の怖い話というのは「早期の紹介システムで 個人病院も専門病院も医療機器メーカーも儲かること」なのです。最近あなたの 周りで病院の増築を行っているところは透析をしている可能性が高いので注意し て見てください。