卵殻は昔は粉砕して土壌改良剤として田畑に撒いたり、 家畜のカルシウム補給として飼料にしていました。 ただし粉砕技術が乏しかったため家畜の消化吸収は あまり良くありませんでした。 最近では製造技術の向上によりカルシウム補給剤の ほかに食品の品質改良剤としてさまざまな分野で その効果が発表されています。 卵殻カルシウムは化学的に石灰石から作られた炭酸カルシウム とは違って多孔質の構造をしているため消化がよいのです。(写真を参照ください) 卵殻のカルシウムは胃での消化が良く、吸収率つまり骨への沈着がよいので、 カルシウム補給剤として注目されています。 ホワイトパウダーはさらにイオン化しているため消化吸収がよいのです。 利用分野ではフライ油の劣化を抑えたり、カマボコやソーセージなどの 練製品ではプルプル感が向上します。また、生麺については日持ちを向上させ、 ゆで麺のコシも強くすることが以前から知られています。 ホワイトパウダーはさらに卵殻が持っている本来の特徴を壊すことなく イオン化を実現していますので、水溶液の表面に保護膜を形成し、 生鮮食品を浸すことで鮮度保持の手助けも行います。 詳しくは下記専門書をご一読くださいい。 シリーズ<食品の科学> 「卵の科学」 中村 良 編 樺ゥ倉書店 【朝倉書店ホームページ】「卵の科学」p.74より
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