| 2003年のお正月前後から、私達の父(当時61歳)の様子が明らかに普段の父とは違うようになってきました。最初私達は、本来の父の性格〜頑固で細かいことに口うるさい典型的な「昔ながらの父親」〜というものが、単に歳と共により偏屈になり、本来の性格も強調されてきたのだろうと思っていました。しかし、毎日のように周囲の家族(母・姉・私・弟)とどうでもいいような些細なことで衝突するようになり、父と話し合いをしても一切聞く耳持たずで、全く折り合いがつかなくなってきました。「これは何か様子がおかしいんじゃないか」と思い、本やインターネットでいろいろ調べたところ、躁鬱病(=双極性障害)の症状にピッタリなのに気がつきました。
鬱病に関する本やサイトはとても多いものの、躁鬱病についてはとても情報が少なく、私達も精神科の先生にカウンセリングに行くまで非常に時間がかかりました。カウンセリングに行くまでの間に我が家で起こった数々の問題のために、父親と家族間の溝が深くなってしまい、一度深くなってしまったらその溝を元の通りに埋めるのは容易なことではないと実感しています。同じような悩みをもつ方々に、ぜひ何か少しでもお役に立てればと思い、また、ひた隠しにして家庭内だけで解決しようとせず、できるだけ早く精神科の門を叩いていただきたいと思い、このたびサイトを立ち上げることに致しました。
(筆者:患者の娘) |