クローン病とは、1932年NYの内科医ブリル・ビー・クローン博士によって報告された病気で先生の名前を取って「クローン病」と呼ばれるようになりました。
この病気は簡単に言うと、小腸や大腸に潰瘍ができて、それに伴い腹痛や下痢が生じる病気です。薬物療法や栄養療法で病状を抑えることがある程度はできますが、大変残念ながら現在のところこの病気を完全に治す治療法が確立されていません。
発病
クローン病とは
私の、発病はおそらく1996年の夏頃だと思います。その頃から軽い腹痛が毎日のように続き1年後にはとても耐えることの出来ない激痛に襲われました。
最初は、近所の開業医に掛かり付いた病名が「過敏性大腸炎」でした。しかし、薬を飲んでも改善されず痛みは増すばかりでした。それで、妻に薦められ総合病院で診察を受ける事にしました。しかし、これもまた病状は改善されず約1月ほどが経ちました。その頃には、ある知人からの情報や新聞、雑誌等の情報から自分はクローン病ではないかと思い始めていました。
総合病院での約1月ほどの検査からも病名は判らず、CTスキャンで多分、盲腸が肥大化して破れそうになっているかもと言われ、その日のうちに緊急手術を受けることになりました。その後、手術の時に採った細胞検査の結果でクローン病と宣告されました。
病気を抱えての悩み
この病気を抱えての最大の悩みは何と言っても食事です。多分、私の周りでこの病気を理解し親身になってくれてる人はほんの数人だと思います。ほとんどの人は、社交辞令的な情けしか掛けてくれません。最初は、それに気づかずいましたが掛けてくれる言葉と行動が一致しない人がほとんどだという事に気がつきました。私は、この病気をして初めて身障者の気持ちや辛さが少し理解出来た気がします。
よくこんな人がいます。「食事を取らないで慣れたかい」と聞いてくる人がいます。最初の頃はせっかく気遣ってくれる気持ちに感謝しもう慣れましたよって言っていましたが、最近は、慣れるわけが無いので、これも社交辞令だなって思いハッキリ「慣れません」って言っています。