物理的な視点から、心身にあまりよくない姿勢・動作を取り上げました。このような姿勢・動作が多い人は腰痛などの痛みを覚えやすい人ですので注意してください。


【脚を組む】

 椅子等に座ったときに左図のように脚を組むと、股関節転位(股関節の角度がずれること)や骨盤変位(骨盤のズレ)を起しやすくなります。特に右側ばかり組んだり左側ばかり組んだりの癖がある人は尚更です。腰痛や膝痛等の原因になりますので、できる限り脚は組まないで下さい。

【あぐらをかく】

 あぐらをかくと股関節の角度が外側に開いてしまいます。男の人にあぐらをかくなといっても無理でしょうが、できる限りかかないよう心掛けてください。かきすぎると腰痛や膝痛、坐骨神経痛などの原因になります。

【女の子座り】

 これは最もよくない座り方です。この座り方をしていると股関節に異常が表われるのはもちろん、骨盤が開いてきてしまいます。腰痛や坐骨神経痛、冷え症や無気力感など様々な不適応の原因ですので避けてください。

【猫背】

 軽く見られがちな猫背ですが、これを甘く見てはいけません。万病の元は猫背だという考え方もあるくらい心身に悪影響を与えています。背筋を伸ばすのが疲れるという人はバンザイ体操(バンザイして背筋を伸ばす)を日課にしましょう。

【椅子に浅く腰掛ける】

 この座り方は物理的に一番腰に負担をかける座り方です。このような座り方が癖になると腰の椎間板ヘルニアを引き起こしやすくなります。気がついたら腰を深く掛けるように心掛けましょう。

【腰を使わない】

 重たいものを持ったりするときに、腰を使わずに手だけで持ち上げる人をよく見かけますがこれもあまりお薦めできません。若くて丈夫な人であっても、このような体の使い方をしていると蓄積されやがて病状として表出してきますから注意してください。

【左右が均等でない運動】

 厳禁動作とまでは言いませんが、身体のの左右を均等に使わない運動は筋肉バランスが崩れ易く骨格も歪み易い動作です。このような運動をするときは、なるべく反対の方向も行うようにして下さい。

【痛む動作を確認する】

 動かして痛む場合があると、何度もその動作をして痛みを確認したがる人がいますが、これは状態の悪化を助長しているだけです。確認したい気持ちはわかりますが、痛む動かし方をすると骨のズレや筋肉の炎症が一層増してしまいますので注意してください。

【うつ伏せに寝る】

 うつ伏せに寝ると腰への負担が大きくなります。一番良いのは上を向いて寝ることですが、寝づらいという人はせめて横をむいて寝るようにしましょう。

【腕組みをする】

 それほど重要ではありませんが、一応気をつけたほうがいいのがこの腕組みです。腕を組むと肩が前の方に出るため猫背を引き起こしやすく、また身体が縮まるのでストレスを溜めやすくなります。なるべく気をつけてください。
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