私たちが考えるメディカルアロマテラピー 

私たちが考えるメディカルアロマテラピーは、
植物から抽出した精油の可能性を考え、
何処まで使えるかを追求した治療法です。

昔から植物より薬は作られてきました。
今でも植物によって医師が薬草治療をしている国もたくさん有ります。
現代ではその植物に、どのような成分が含まれ、
どの成分に薬理効果が有るかを学び化学的に作る事によって、
即効性の有る新薬が誕生しています。

これはとてもすばらしい事で、
これによって人間は延命ができたと思います。

しかし強い薬による副作用や抗生物質の誕生により
病原菌を強くしたのも人間です。

私たちが使う精油はケモタイプという物で、
この精油は自然の無農薬の物で成分が明らかな物を使います。
1つの精油には色々な成分が約300〜400種類
入っていますが、現在私たちがこの精油を使うには、
代表的に多く含まれる数種類の成分からどれを選ぶか
判断し、精油を組み合わせ、刺激成分に気をつけ
トラブルを起こさないようにします。

一般的にメディカルアロマというと、
このように有機化学・薬理面からのみのとらえ方で使いますが、
これでは現代医薬的に副作用の少ない物として考える使い方と、
植物に含まれる沢山の成分の可能性としての考えで
使うことになってしまいます。


私たちは治療としてもう一歩踏み込んだ
メディカルアロマテラピーを考えます。

これは治療家の方だけが行うのではなく、
お母さんがお子様にと誰もが安全な知識を持てば
行うことのできる民間治療だとも考えます。
メディカルアロマのすばらしさは、
感染症に対する可能性と自律神経系・免疫系
・内分泌系への作用としての可能性があることだと思います。
精油の組み合わせで、鎮痛や鎮静・局部麻酔・抗炎症のように
即効性を求める人にはそのようなブレンドも出来ますが、
相手の体質を考え根本的な治療として
のブレンドも考える事が出来ると思います。

治療として考えた時、西洋医学もメディカルアロマも
作用の強い物を使った場合は相手の気持ちを考えなくても、
即効性を求めて効果をだすことが出来ますが、
根本的な治療法ではないでしょう。

治療と言うのは相手がなぜこのような病気になったのかも考え、
行うものもあってよいのでは無いでしょうか。

しかし大病院の先生にこのような事を言っても
現在の医療システムでは先生方も出来ないのが現状でしょう。
でも家庭で病気にならないようにとか根本的なケアを
家族の為に私たちが行う事は可能なのではないでしょうか。

そういう意味でもメディカルアロマの可能性があると思うのです。


よく、香りでストレスケアとかリラックスができると
アロマテラピーの世界で聞くことがあります。
香りはその精油にリラックス効果が有ってもその精油が
好きでなければ効果は期待できません。
又好きであっても香りを嗅いだだけで
リラックスできる人はどれだけおられるでしょう。

ひとつの例をお話ししましょう。

私は1人の入院中のお年寄りに元気になっていただくために
マンダリンの精油を選びました。
まずこれはみかんの香りだよと言って好きかどうか確認をして
好きと言うイメージを与えました。
次にみかんと言えばコタツだねとコタツをイメージさせ、
コタツと言えばお正月とイメージを与え、
お正月は孫や家族と楽しかったねと、
記憶と香りをイメージさせました。
そして今年の冬は退院して、
又みんなでお正月を迎えようねと言いました。

お年寄りにとってマンダリンは楽しくて元気になる香り
というイメージになり、病室でマンダリンの香りを使い、
年末に退院することができたのです。

確かにマンダリンにはリラックスさせる成分が有り、
お年寄りの不安を取り除くために使用したのですが、
このように相手のことを考えて使わなければ効果
は無かったでしょう。

メディカルアロマテラピーは治療の1つで、
西洋医学的な即効性の有るブレンドから、
相手の体質を考えた根本治療まで幅が広く、
知識を持てば安全で可能性があり、
誰もが行う事の出来るすばらしい物です。

そしてさらに相手を理解し、
相手のためにと言う優しい気持ちがプラスされて
大きな効果が出る治療法だと思います。


日本メディカルアロマテラピー協会は
メディカルアロマテラピーを通して自然のすばらしさを知り、
人に対するまごころを考えることによって本当のテラピストを育て、
その活動によってご家庭での幸せのお役にたてればと考え、
広い意味でのメディカルアロマテラピーを
広めて行きたいと考えています。