肝臓系の不調
肝臓、胆嚢、脾臓、膵臓は、お互いに助け合って働きます。これらを
肝臓系と言います。肝臓は血液を精錬して、必要に応じて貯蔵します。そして不必要な物を便として排泄します。

肝臓は精神の影響を受けやすく、イライラ、憂鬱な気分は胆嚢を傷め
る元になります。その為にストレスは高血圧症、ヒステリー、糖尿病、胃潰瘍、ガン等になり易いとも言われています。
肝臓系に異常が出ると、眼に影響が出やすくなります。他には、吐き
気が出たり、顔や手に赤みを帯びたり、爪がもろくなる等の影響が出
ます。
=中毒性肝炎=
精神安定剤や、甲状腺機能亢進剤などの服用で起こります。

=血清肝炎=
輸血が原因で、肝臓を傷めるのが原因です。黄疸の症状が出ます。
=胆嚢炎=
胆嚢で胆汁が作られて腸に入り、胆汁・膵液・腸液がまじりあって腸
が消化をするのを助けています。栄養の取りすぎ、薬品の影響、大腸
菌が原因になって、胆嚢が炎症を起こすと胆嚢炎となります。
=黄疸=
通常黄疸と呼んでいるものは、急性肝炎です。ほとんどはウイルスの
感染で起こります。ウイルスによる肝炎には二つの型があります。

ひとつはA型肝炎(流行性肝炎)で、感染している患者の排泄物から
ウイルスが出て、次の患者の口には飲食物と一緒に入ります。

もう一つはB型肝炎(血清肝炎)で、ウイルスを持つ人の血液を、輸
血されて感染します。これらのウイルスは、肝臓の細胞を破壊するの
で、肝臓の働きが悪くなります。胆汁が濁ると流れが悪くなり、身体
の皮膚の色が、胆汁の黄色になります。
=胆石=
胆汁が濁り、それが石のように硬くなります。激しい痛みが出ます。
=脾臓=
肝臓は右肋骨下にあり、脾臓は左肋骨下にあって、対になっています。
肝臓は血液を貯蔵する役割で、脾臓は必要に応じて肝臓に貯蔵されて
いる血液を、送り出す役割をしています。お互いにバランスの取れた
働きが必要です。
=膵臓=
腸の働きを助ける成分である膵液を作り、腸に送り出しています。脂
肪や、糖分を消化する為に働いています。
=膵炎=
脂肪分の多い食品を食べると、胃が痛んだり吐き気がします。そして疲れ易くなる病気です。
=糖尿病=
肝臓系が弱ると発病しやすいので、注意が必要です。糖尿病からガン
にもなり易いと言われます。美食家、大食家、運動不足の人に多いと
されています。尿と共に糖分が出るので疲れやすく、喉が渇いたり眠
くなったりします。
=急性肝炎=
肝炎ウィルスの感染で発病します。ウィルスの型でA型、B型などの
種類があります。A型肝炎の方が症状が強く出ます。感染のルートは
食物、食器、飲み物などで口から入ります。この場合は患者の糞便が
仲介します。

注射や輸血による場合と、接触の場合と、その他には蚊、蝿、ゴキブ
リなどの昆虫を介して感染します。

感染して暫くすると、ウィルスに対して抗体が出来ますので、免疫効
果で発病しないですむ人が居ます。大部分の人は病気にならずに済ん
でいますが、免疫が出来ないと肝炎を発病します。この場合は黄疸が
出ます。

発病すると、倦怠感と食欲不振、発熱などの風邪に似た症状が出ます。
一定期間が過ぎると症状は消えて、肝機能の検査をしても元に戻って
います。慢性肝炎にならないように注意すると良いでしょう。風邪に
似た症状が出る為に、風邪の治療をする人が多いようです。急性肝炎
は安静にして充分な栄養を取ることが大切です。
=慢性肝炎=
急性肝炎と同じようにウィルスが原因で起きます。A型とB型があり
ますが、B型の方が症状が強く出ます。急性肝炎の発病に気が付かず
に、慢性肝炎になる人も多いのです。慢性肝炎になっていても気が付
かない人もいます。

慢性肝炎は安静の必要は有りませんが、治療は気長に治療に取り組む
必要があります。一部の患者の人は、短期間で肝硬変になる場合も有
りますが、大抵は短期間で肝硬変になる事は少ないと言われています。

食生活の見なおしは大切です。動物性たんぱく質を多く取り、栄養は
バランスを大切にします。そして胃腸を整えて便秘を解消する事も大
切です。
治療箱
肝臓では、炭水化物をブドウ糖に、蛋白質はアミノ酸に、脂肪は貯蔵
しやすい形にして蓄えられます。肝臓はすぐには使用しない栄養物質
を蓄えておく、貯蔵庫のような働きをする臓器です。
=肝硬変=
肝臓が硬くなる病気ですが、以前は飲酒が原因のように言われていま
した。現在は蛋白質などの栄養不足が原因ではないかと言われていま
す。
又は急性肝炎が治りきらずに慢性化して、時間の経過と共に肝硬変に
なるとも考えられています。症状は腹部に水がたまり、皮膚の色がど
す黒くなります。血管が広がると顔や背中に赤い斑点が出ます。
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