E型肝炎

経口感染するE型肝炎ウィルス(HEV)による肝炎で糞口感染、貝類の摂食でも流行するといわれている。蔓延地への旅行は要注意である。最近家畜(豚、牛、羊、ヤギ)からウイルスが検出され、人畜共通感染症として注目されている。潜伏期は2〜8週で、不顕性感染もある。小児は黄疸を見ない例が多い。臨床的には、A型肝炎と区別つかないことが多い。症状として発熱、倦怠感、腹痛、食欲不振、嘔気、嘔吐などがみられる。一般検査所見ではAST、ALP、総ビリルビンなどが上昇する。
EIAによる血清抗体検索・・・・・抗HEV―IgM抗体 発症早期に陽性化し、症状の極期後少なくとも6週間は陽性である。その後、漸減する。
                   抗HEV‐IgG抗体 早期に陽性となり、発症後2週位でピーク、20ヶ月以上は持続する。
特異的な抗ウイルス剤は無く、対症療法のみである。

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