アルコール依存症について

アルコールからうける影響

 酒(アルコール飲料)は昔から私たちの生活と縁が深く、冠婚葬祭をはじめ、 くつろぎのひと時に、また、嬉しいときにも悲しいときにも、酒は人生のよき 伴侶として親しまれてきました。
 しかし、アルコールはもともと薬物の一種ですから、その使用法を誤ると 「百薬の長」変じて「毒薬」となり、病気や事故など大きな不幸を招く結果になります。 学生コンパなどでの“いっき飲み”で、若者が尊い生命を失うという悲劇をよく耳にしますし、 長年にわたる飲酒生活で肝臓をはじめ、あらゆる臓器が侵され、そのため、この長寿の時代に、 わずか50代で命をおとしていく人も大勢います。最近では、脳神経が侵され、自立した 生活が送れなくなっている人達も増えてきています。

 このように、アルコールは数多くの病気の原因になっていますが、その中心に位置しているのが アルコール依存症という病気です。現在わが国では、アルコール依存症の患者数は少なくとも 240万人と推計されており、このうち約120万人が内科などの一般病院で肝障害などの 臓器障害の治療を受けている人はわずか数十万に過ぎません。
 アルコール依存症といえば、一般には「手が震える」「幻覚が現れる」「酔って暴れる」 などが特徴だと思われていますが、これらは病気のごく一部の症状に過ぎません。また アルコール依存症になる人は意志が弱いとか、嘘つきだとか、無責任な人だと思われて いますが、これはまったく誤った考えです。このようなまちがった知識は、 予防や治療の大きな妨げになります。



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