名前という便利
ホステス時代、「源氏名」というものにあたしは開眼しました。
戸籍上の本名は、決してかわいらしいそれではなく、
幼い頃から常に、自分の名前が嫌でした。
名乗るのも、呼ばれるのも嫌でした。
「子」がつく、女の子らしい名前がうらやましかった。
妹を恨みました。
なので、妹の名前で通販で買い物しまくり、未払いで逃げました。
18であるお店デビューしたあたしには、
当時、売れてたアイドル歌手と同じ源氏名がつけられ、
皆からその名で呼ばれ、とてもうれしかった。
自分で自分のこと、「●●子はねぇ・・」と言ったりもできた。
その後、店を変わるたびにいろんな源氏名を使ってきたけど
18の時、一番最初にもらったその名前、未だに引き摺ってるあたしがいる。
むしろ本名よりも、愛着がある。
そんなあたしがネットをおぼえて約4年。
この世界では夜のお店の世界どころの騒ぎじゃないほどの「ハンドル名」が溢れてた。
たかが普通の主婦が、
腹の出た中年おやじが、
ハンドル名という隠れ蓑をまとっただけで別人になれるのだ。
あたしはその魔力から逃れることができなかった。
トラブルあれば、名前変えればいいだけだ、
そう思って繰り返してきた。
だから、同じようにしょっちゅうハンドル変えて生まれかわったんだ!、なんてほざいている奴に
無性に腹が立つ。
その精神構造が自分でよく知りえているだけに、頭にくる。
自分の甘く、人に辛い、
そんな無情女です。
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自己愛なのに・・
かつてこのセリフをよく吐いた男といわばネット恋愛をしていたときのこと。
「ごめん、嘘ついた。でも!君を傷つけたくなかったんだよ」
・・・。
はぃはぃ。
嘘ですねww
それは、「君を傷つけたくない僕」を演じる「嫌われたくない僕」です。
どうして最初から、「嫌われたくなかったから嘘を吐いてしまった」と言えないのか。
それを指摘すると学んだ彼は次回から
「君が僕に嘘を吐かせるように追い込んだんだ」と言い出しました。
つまり、自分のせい、には死んでもしたくはないわけで、
愛しているはずの相手に否をなすりつける芸当なわけです。
あたしは、ここまで手の込んだ思考回路を持ち合わせていないアホです。
だから、嘘がばれたな、と察した時点で逃げます。
一時退去するのです。
そしてその間に相手に罪悪感を抱かせます。(全て無言のうちに)
消えてしまったあたしを探し出そうと、相手は躍起になり、
自ら「僕が追い込んだせいで嘘をつかせてしまったんだね」と言わせるのです。
あ、余計、極悪ですねww
こういう手法は、何かを読んで学んだとか、
まして授業で教わったとか、あるはずありませんよね。
これらはホステス時代に培った業だと思います。
すごく嫌な女です。
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2004/1/21
正確には20日の深夜、このスペースを借りた。
こんなことをネットに書いていくのもどうかと思うが
そろそろやらねば・・・という気負いはある。。。
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