リンパ腫患者は「がんと闘いなさい」

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28日(水) 患者よがんと闘いなさい



 21 患者よ、がんと闘いなさい

2015年1月21日(水) 23:45 患者よ がんと闘いなさい

 以下の書籍には、
 「リンパ腫の患者さんは、がんと闘いなさい !!」
 と書いてあるのです。


しかし、
上の本を読んで、血液内科の診察室に、

 「俺を殺す気かぁっ」

と、怒鳴り込んでくる人が今もおられるそうです。

怒鳴り込むことはされなくても、
こそっと、治療は受けないと決められた人もおられるかもしれません。

 でもそれは、
 とんでもない勘違いです。

もちろん、リンパ腫の告知を受けられた人何万人の中には、
おそらくは数人、奇跡の自然治癒をされた人もおられるでしょうが、
そうされる人のほとんどが自殺行為です。

もちろん、最初からそうしようと決めておられる人はいいのです。
誰も家族がいなくて、「命は自分が絶やすもの」と考えられている人はそうしたらいい。
何もお話しすることはありません。
それでも、あなたがいなくなることを悲しむ人がいると思いますよ。


でも、これだけの表紙が並んでいるのを見たら、
何が本当かわからなくなりますよね。
近藤医師の本意でないだけに罪作りです。


最初の画像で赤丸をつけたのが、近藤医師が書かれた初本で、1996年に発行されたベストセラーです。
その本の巻末、245ページに上の記述があります。
そこで近藤医師は、

 リンパ腫は抗がん剤で治癒、延命効果が望めるので、
 抗がん剤治療(化学療法)を受けてください。
 
と書かれているのです。

近藤医師が書かれた抗がん剤関係の書籍では、そのどこかに上記が書かれていますので、リンパ腫の患者さんはそこだけ読めば、あとは読まずに捨てればいいのです。
皆様くれぐれも、勘違いをされませんように。


その証拠をもうひとつ例示しましょう。
上は、近藤医師が書かれた他の書籍「抗がん剤の副作用がわかる本」です。
その本の90ページを赤枠で囲んでいますが、それを拡大したのが下の画像です。


近藤医師は、欧米に比べて日本で効果が少なかったリンパ腫治療のCHOPを、私(近藤医師)が欧米並みの薬量に引き上げたことで、欧米並みの治療効果が得られるようになったと書かれているのです。
つまり、リンパ腫には近藤医師が自ら抗がん剤を増やしましたと書かれているのです。
矛盾はしていません。
近藤医師は、勿論今もリンパ腫には抗がん剤を使いなさいと一貫していわれているからです。

先生も、すべての関連本の最初のページに、そのことを書いてくれないかなあ、
わざと勘違いを起こすようにされているんでしょうね。
そのほうがセンセーショナルですから、本が売れるのです。

再度書きますが、


 近藤医師は、
 リンパ腫は抗がん剤で治療を受けなさいと一貫して書かれています。



このことは、1997年からずっと書いてきたのですが、
過去の日記の中に埋もれてしまっていますからね。
繰り返しになりますが、今後も時々書かせていただきます。