濾胞性リンパ腫の予後は20年

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2015年8月29日 濾胞性リンパ腫の予後は20年



 09 濾胞性リンパ腫の予後は20年

2015年8月09日(日) 15:18 濾胞性リンパ腫の予後は20年
米国国立がん研究所が、

 濾胞性リンパ腫について、とんでもないことを書きました。

以下は、その翻訳版からの引用です。

予後および生存率
NHLは以下の2つの予後グループに分けることができる:潜行性(indolent)リンパ腫および侵攻性(aggressive)リンパ腫。

潜行性(indolent)NHLは比較的予後が良好で生存期間中央値は20年にも及ぶが、進行期においては通常治癒は期待できない。 [3] 早期(I期およびII期)の潜行性NHLでは、放射線療法単独による治療が有効な可能性がある。潜行性のほとんどのものは形態学的には結節性(または濾胞性)である。

侵攻性NHLは、自然歴が短いが、集中的な多剤併用化学療法レジメンによって、相当数の患者に治癒の可能性がある。

一般に、NHL患者に対する現代の治療法によれば、5年全生存率は60%を超える。侵攻性NHL患者の50%以上で治癒が可能である。大多数の再燃は治療後2年以内に起こる。潜行性リンパ腫と侵攻性リンパ腫の両組織型が混在する患者では、遅発性再燃のリスクが高くなる。 [4]

潜行性NHLは免疫療法、放射線療法、および化学療法に反応するが、進行期には一定した再燃率がみられるのが一般的である。しかしながら、組織型が低悪性度のままでいる間は再治療により相当の成功を収めることができる場合が多い。侵攻性NHLの患者やこれに移行する患者では、多剤併用化学療法レジメンか骨髄または幹細胞移植を伴う積極的地固め療法によって持続的な完全寛解が得られる。

米国国立がん研究所(NCI)のPDQ®の翻訳版が、上記のように更新されていました。更新されたホームページの翻訳版は、ここをクリックです。


治療が行われた時期と治療の内容、再発の時期、再発治療の時期と治療の内容、再再発の時期、再再発治療の時期と治療の内容などが書かれたモデルケースが提示されないと、いきなり「平均20年」と書かれても信じ難いですね。
リツキサンが出る前の在来薬治療で10年(実際は5年~15年と書いても両端の処理にに問題が残る)といわれてきて、最近はリツキサンの登場で14年以上と上乗せされてきたのですが、その程度なら初回治療や再発治療で私が知っている多剤併用の治療法を当てはめればなんとなく見える部分(←勝手な根拠のない推測)があるのですが、さすがに20年といわれると、そこまで延ばせません。最近この日記に書いているように「あと3年~5年で、濾胞性リンパ腫に使える新薬がブレークスルーしそうな気がする」という新薬も含めての話しでしょうか、やみくもに「20年」といわれてもねえ、まあ、すでに臨床試験段階にある新薬を含めると、20年はすでに射程距離にあるといえますし、私には原文を読む力がないので、これ以上は難しい。
どちらにしても、濾胞性リンパ腫患者にとって朗報です。


「生存期間中央値が20年」ということは、1995年に濾胞性リンパ腫の告知を受けられた人達が中央値の20年後を生きておられるということです。
アメリカでリツキサンが使われ始めたのは1997年ですから、まだリツキサンが使えない時代に告知を受けられた人達です。
その人達の半数が今も生きておられるということでしょうか?

「20年というのは感覚的な数字です」
なんて非科学的なことをアメリカでは採用しないでしょうから、なんらかの臨床試験が絡んだ結果だと思います。その詳細に強い興味がありますね。


いつもいいますが、マージャンで何を切っても当たるついていないことがあります。
得てして、そういうときは当たり牌が余ります。
上位の熟練者は、運を含めたその日の自分の流れを見極めるそうです。
ときには、「自分は今こういう流れにある」と決めた上で打つこともあるそうです。
もちろん、場合によってはその結果によってまた自分の位置を変えます。

そういう、途中で自分の立ち位置を変更することも含めて、「私は20年生きる」という前提を置いたこの病気に向かえば、少しは楽になるかもしれません。ただし、その中には30年生きる人もおられれば、残念な人もおられるのです。丁半博打と同じで、根拠がなくても「私は20年生きる」と最初に決めてしまえば、もう少し心に余裕ができるかもしれません。

初回治療を終えて半年後に再発した私は、その後、もう長くないだろうなと思うことが3度ありました。それでも、18年あまり経った今も生きていますから、わからないものです。
「私はもうだめだろう」
と思った人でも生きられる。
「自分はもうだめだ」
と思った人がみんなだめになるのではないのです。
人生は、不思議なものです。




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ここに私が書いていることで、治療に関することは、あくまでもリンパ腫の患者である私個人の場合です。ホジキン病や、非ホジキンでも濾胞性や瀰漫性の違いだけでなく個々の患者さんによる違いが大きなものだと聞いています。読んでいただいて思われることがありましたら、主治医の先生に相談されることをお勧めします。