心の歴史
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就職してからしばらくはやる気もありましたが、人間関係の難しさに悩まされ、うつ状態がひどくなっていきました。朝起きると頭痛がしたり、下痢をしたり、気持ちが悪かったり・・・ということがしばしば起こりました。そしてだんだん会社を休みがちになり、部屋にいることが増えていきました。就職して4ヶ月後のある日、社長から電話があり、「退職をして休養した方が良い」と言われました。はっきり言って「クビ」ということです。とてもショックでした。会社に行くのはイヤでしたが、退職をして実家に帰るのはもっとイヤでした。しばらく考えさせてもらうことにしてその電話を切りました。会社に行けない自分が情けなくて、クビを宣告されたことがショックでとても落ち込みました。どうして自分はこんなにダメな人間なんだろう・・・。
悩んだ末、仕事を続けさせてもらうことにしました。しかし、会社側の条件は正社員ではなくアルバイトとして週3〜4日だけ出勤するようにとのことでした。収入は減りますが、内心ほっとしました。毎日出勤する自信がなかったからです。気持ちが楽になったせいか、週3〜4日の出勤は無理なくこなせていました。でも、相変わらず人間関係はうまくいかず、悩んでいました。どうしても好きになれない先輩がいて、顔を見るのもイヤでした。
その先輩は私を目の敵にしていろいろな意地悪や悪口、嫌がらせをしていました。だんだん、会社を休みがちになっていきました。「死にたい」「死にたい」・・・。思うのはただそれだけでした。なんとなく、上司の態度からまた「クビ」になりそうな予感がしていました。案の定、「しばらく休養したほうがいいのでは」と告げられました。
「とうとう来たか」と思いました。もう悪あがきはしませんでした。次の日「退職届」を提出し
1ヶ月後に退職しました。