● 物の数を減らす決意をする
物の数を減らすと決心したとき、私は人生を新しくやり直すぐらいの気持ちでいろんな物を捨てまくりました。その結果、確かに新しく快適な生活を手にしました。そして、捨てた物については、ほとんど後悔していません。
物を大量に捨てる、というと抵抗がある方も多いと思います。
でも、まずはリサイクルや換金よりも自分の生活を立て直すことを優先させましょう。
牛乳パックで小物入れを作るのは、物の数が少なくなり、すっきり落ち着いた生活を手に入れてからにしましょう。
ストッキングで排水溝ネットを作るのは、すっきり清潔な台所を手に入れてからにしましょう。
● 残すものを決める
さて、想像してください・・・。
あなたは今、あなたが理想として夢に描いていた、快適な部屋にいます。
清潔で光あふれる、充分な広さの部屋です。そこにはあなたが座るための快適なイスと、あなたが眠るための快適なベッドがあります。あなたは十分満たされています・・・。
さて、いま、あなたは立ち上がり、今日一日の生活を始めようとしています。
まず顔を洗いますか?・・・はい、洗顔フォームが現れました。
歯を磨きますか?・・・はい、歯ブラシとコップです。
出かける準備をしよう、とあなたは考えます。
鏡が現れ、化粧道具、くし、シャツ、スカート、上着、靴下、・・・・・・・
あなたが必要と思うとき、必要な物が一つづつ現れます。
あなたは鞄を手に取ります。外出に必要な物は全てその中に入っています。
あなたは必要な物を全て持って、快適な部屋に鍵をかけ、出かけてゆきます。・・・・・・・・・・・・
あなたは用事をすませて、清潔で快適な、あなたの部屋へ戻ってきました。
あなたは鞄を元あった場所に置き、くつろぎます。
服を脱ぎたいなら、脱ぎましょう。脱いで、洗いたいなら洗濯機の横にあるかごに、
洗わないなら、ハンガーに掛けてクロゼットに入れましょう。
あなたは快適な部屋の中で、好きなことをして、くつろいだ一日を過ごします。
一日の終わりに、ベッドに入り、眠ります。あなたのために用意された、清潔なベッドです。
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さて、部屋の生活はいかがでしたか?
快適なあなたの想像の部屋では、必要な時にだけ、必要なものがその都度あらわれました。
一日で、どれだけの物を使ったでしょう。
本当に少しだけでした。
少しの物だけあれば、快適な生活が送れるのです。
「物を減らす」という作業をするとき、私はいつも、想像の理想的な部屋を思い浮かべ
(そのモデルは以前一度だけ泊まった清潔なビジネスホテルです)、
その部屋に近づくように、と考えながら進めました。
「この物はあの快適な部屋に必要だろうか。」と考えました。
そして逆に、「毎日使う、最低限の物は残し、それ以外の雑多な物はすべて捨てよう。」という基準ができたのです。
極端な基準でしょうか。
でも、私はきっと他の人よりも、管理できる物の量が格段に少ないんです。
私ほど極端でなくても、「いまの生活で必要なもの+α」以外は思い切って処分しましょう。
これから自分はどのように身の回りの物とつき合って行くのか、というあなた自身の基準を考え直してみるといいと思います。
● 捨てるかどうか迷ったとき
捨てるかどうか迷うくらいなら捨てましょう。・・・・・・・では答えにならないので
お金を出して買えるものなら捨てても大丈夫。→もう一度欲しくなっても大丈夫です。
同じ物があるなら捨てても大丈夫。→はさみは一家に5本も10本もいりません。
人からもらったけど趣味に合わないものも、捨てましょう。→もし捨てたことを気付かれてしまったら・・・また新しく物をもらうことも無くなるでしょうから一石二鳥です。
では、心の準備が整ったところで、作業に入りましょう。