アトピー日記1
2000年6月〜 生後0ヶ月
生まれたての梨奈の顔には白いブツブツがついていました。
なんやろ????って思っていると、
「お母さん、妊娠中においしいものいっぱい食べたでしょう?」
って助産婦さんに言われてしまいました。
白いブツブツは脂肪の固まりみたいなもので、
甘いものや油、肉を控えておっぱいをあげていたら自然に消えるらしいです。
出産前日にお寿司食べて、2日前にステーキ食べに行ってたからな・・・。
そうこうするうちに、15キロほど増えていた体重
(直後は4キロしか減っていなかった)も2ヶ月でほぼ元通りになりました。
いいおっぱいをあげるために、間食と洋食を控え、
和食の生活にしていたことが大きかったのでしょう。
もちろん、おっぱいをあげていたこと自体も、大きな要因。
ビバ、おっぱい!!
ところが7月3日から顔に赤いブツブツが出来始めました。
私も甘いものや油ものは食べないでいたのに変やなあって、
とりあえず今までどおりしていたら、
3日間、全く回復しないからどうしたらいいのかわからず
「私の食生活が悪いせいや!!」と思い込んで一人で泣いてました。
そうしていてもらちがあかないので、
誰かに聞いてみようと思って子持ちの友達8人にメールしてみました。
そしたら
「乳児湿疹やでー」
「みんななるものだよ」
って教えてもらえたので、
その日から石けんで顔を洗うようにしたらだいぶ回復しました。
とりあえず一安心。
私も初めての育児で知識不足やなあ、ちょっとしたことで心配しすぎや、気をつけよう。
そう思ったものでした。
まあ、お宮参りはまだブツブツ顔やけどね〜っ!!
2000年7月15日〜 生後1ヶ月
目もしっかり開いてきて、声も出始め、笑ったりするものだら、
ちょっとのことで一喜一憂するバカ親になっている毎日。
8月に入ると夜中に起こされない日も出てきました。
おっぱいめっちゃ飲むのに、夜中はいいのか???と思ったけど、
楽だからほっておきました。
肌も見る見るきれいになっていって、
乳児湿疹も2ヶ月を迎える頃にはすっかりきれいになりました。
まさか、梨奈がアトピーなんて、このときはちょっとも思わなかったです。
2000年8月15日〜 生後2ヶ月
8月15日に「ちょっと湿疹がまた出てきたな」と思い始めました。
その頃から、ちょっとずつ、湿疹が増え始めてきたんです。
足の力が強くなってきて、お風呂が大好きで、夜もしっかり寝てくれる赤ちゃんで、
動物絵本を見せたら必ず笑ってくれるから笑顔の写真もいっぱいゲット出来ました。
心配なことなんて、何も無いかのようでした。
9月にはいると湿疹がだんだんひどくなってきて、
自分でも顔を触るようになってきたから
「もしかして、かゆいのかな・・・」とアトピーを疑い始め、
湿疹を掻きむしらないようにミトンをつけるようにしてみました。
そしたらミトンの手で一生懸命顔をこするのでどんどん顔が真っ赤になっていきます。
結局、ミトンの効果なし。
「あーあ・・・」とがっかりしてしまいました。
でも、
「そのうち良くなるやろ。私が悩んでいたら治るもんもなおらへん。」
そう思って、とりあえずはあまり考えないようにして、
梨奈と毎日を楽しく過ごすようにしていました。
それに、一応育児書を読んでみたりしても、
2ヶ月の段階ではまだアトピーだとしても断定できないらしいとのこと。
それやったら、悩み損やん、くよくよせんとこう。
そうやって、自分自身を励ましながら、考えないように努力する毎日でした。
2002年9月15日〜 生後3ヶ月
9月中には首もすわって一安心。
でも、夕方によくぐずるパターンにはまってしまい、抱っこ三昧の毎日。
その一方で、相手をしてあげる時はとても喜んではしゃぐから、
私も嬉しくてたまりません。
朝起きても、一人でベットの上でキャーキャーご機嫌声を出しているので、
逆にその声で私が起こされるほど。
生後100日目のお食い初めには写真屋で記念写真をとって、
お膳は適当に作って家族でお祝いをしました。(アルバム参照)
10月にはいると、顔からだんだん乾燥肌が広がってきて、
だんだん身体のいろんなところが乾燥してきました。
10月7日、朝起きて見たら、なんと顔の一部が黒くなっていてびっくり。
どうも顔をこすって傷が出来、ジュクジュクしているところが出来ていて、
その上から繊維がついて黒くなっていたみたいで、水を含ませて取り除きました。
それから何日かずっとジュクジュクのまま治らなかったので、
「育児の百科」に書いていた「筒」を腕にはめて、湿疹を掻かないようにして過ごしました。
触らなければちょっとづつ良くなるけれど、
ちょっとこすっただけで前よりひどく傷が出来てしまう・・・。
ジュクジュクしたまま傷がなかなか乾燥しない状態が続いていたから
「薬があったほうがいいのでは・・・?」と思って医者に行こうとしたけれど、
乳児湿疹の時みたいに一人で悩みすぎなんちゃうかって言う気持ちもあって、
大げさにしたくなくて、なかなか行けません。
そして、ちょっとよくなると
「やっぱり、自然に良くなるやん!!」って思い直して、
結局掻かないように努力する、それだけが続いていました。
とりあえず、蚊に刺されたって、
掻いたらずっとかゆくて、なかなか治らないけど、
掻かなかったらすぐ治る、
だからとりあえずは、掻かないように気をつけてあげることやわ、そう思って・・。
2002年10月15日〜 生後4ヶ月
あまりにもかゆがって可哀相な日が続いたので、
結局10月16日に病院へいきました。
すると、すぐに血液検査をされました。
血液をとるために、10分くらい針をさされたまま
(赤ちゃんの血液採取は、針をさして、
そこから自然に血が落ちて貯まるのを待つやり方なんですって。
かなり時間がかかります)
泣きじゃくる梨奈を見て涙が止まりませんでした。
こんなに小さいのに、血液検査なんて・・・。
変わってあげられたらいいのに。
このときも「絶対治してあげるからね」って、決意を固めていました。
塗り薬はステロイド(キンダベート)と保湿剤(ヒルドイド)を処方され、
ステロイドを塗ると一日で効果があらわれ、改善しました。
でも塗るのをやめるとまたジュクジュク。
10月25日に血液検査の結果が出て、卵白アレルギーといわれました。
そしてその場で皮膚のプリックテストもすると言われ、
テストをはじめると、卵白のところがテスト直後からすぐに赤くはれ上がってびっくり。
私が食べている卵がいけなかったのか・・・・。
とりあえず湿疹の原因がはっきりしたので幾分かホットしました。
そして、母乳に卵が混じらないように、私が卵を食べるのをやめました。
余談ですが、血液検査やプリックテスト、した方がいいのはわかるけれど、
なんだか検査づくしの様な気がしてなりませんでした。
そして、私がメモしていった症状のことには全く耳を傾けてくれなくて、
プリックテストのときなんて、
15分、このままじっとさせていてくださいねって言ったまま30分帰ってこなかったんです。
そして「ステロイドは1週間以上続けて使用しないようにしてください」ってことと、
一歳まで卵を完全除去して生活をし、また一歳になったら検査をしましょう、
といわれて帰ってきました。
プリックテストの結果も、
油性ペンでつけていたしるしが消えている部分があったので、
3日後にちょっとだけ赤く反応していた部分があったのに、
「この2つの反応は、まぐろとかつおか、枝豆とジャガイモのところなので、
卵を除去しても改善しないときは、このどちらかの2つも除去してみてください。」
とのこと。
いいかげん過ぎると思いませんか???
この病院に対する不信感、膨らみまくりました。
でも、私は専門家じゃないから、結局頼れるのはお医者さんしかいないんですよね・・・・。
卵を食べないようにしていたら皮膚の状態が明らかに違うのが感じられました。
でも一週間くらいするとなぜか悪化して、ステロイドを2日間くらい塗る、
またきれいになるけれど、塗るのをやめてまた一週間で湿疹が出る、
そういうパターンになっていました。
でもステロイドを塗らずに一週間くらいすごせるようになっただけでもすごい進歩。
血液検査では食品全部について調べた訳ではなく、
検査したもの以外のものにもアレルギーがあるかもしれないといわれていたので、
とりあえず食べ物に気をつけながら過ごしていました。
ひとつ後悔した事は先月からほぼ一ヶ月くらい腕につけ続けていた「筒」、
両腕が筒のせいで不自由だったために
両手を合わせることが4ヶ月健診の時点で出来ない状態でした。
でも卵アレルギーと分かってすぐにはずして腕を自由にしてあげると、
一週間で両手を合わせて遊ぶようになったんです。
可哀相なことをしてしまいました。
もっと自由にしたいようにさせてあげればよかった・・・。
ジュクジュクの原因がわかって初めて気付いたことでした。
10月25日にははじめて寝返りをして、
11がつに入るとぐらぐらながら座るようになってきて成長は楽しくて仕方がありません!!
りんご果汁もとてもお気に召している様子。
でも初めて会った人を見るとすぐ笑わずにジーっと見ているだけになってきました。
人見知り???
2002年11月15日〜 生後5ヶ月
11月15日の生後満5ヶ月の日に初めて散髪をしました。
切った髪の毛は勿論大切に保管!!
やはりバカ親。
寝返りしまくってごろごろ転がって、
物をつかんで振ったり打ちつけたりして遊べるようになってきました。
座って遊ぶほうが多いけどね。
なんでも自分から触ってみたいようで、
私の顔なんて触ったときにゃあ、
嬉しくて嬉しくて漫画のコマ破り(わかります?)しちゃいたいくらい。
なんでもガリガリやったり、泣くときに地面をたたきながら泣いたり、
オムツを替えるときに自分から足を上げたり・・。
本当にいろんなしぐさをするようになりました。
12月に入って、ちゃんと毎日二回、離乳食をあげるようになると
うんちもくさくなってきました・・。
この頃からなぜかaikoのボーイフレンドをかけると、
ぐずらずにすぐ寝るようになって大助かり。
でもほかの曲じゃあだめなんやけど、何でやろ・・・???
鏡とタオルも大好きです。
肌の調子は一進一退。
乾燥肌対策に、
友人の園子ちゃんに教えてもらって少しもらった分があった「馬油」を使い始めると、
これが結構効く効く!!
ステロイドの使用はこの一ヶ月間で一回、2日間のみ。
進歩!!
このまま良くなってくれることを大いに期待して、
ちょっとずつ離乳食のバリエーションも増やしてみました。
しかし、卵アレルギーなのに、
卵を除去しただけじゃあ、湿疹は治らないものなんだろうか・・・。
そういう疑問が頭から離れません。
きっと、梨奈のアレルゲンは卵だけじゃないはず。
そう思って、私が食べたものと、梨奈の肌の状況から
「たぶん」これじゃないかという食品を考え付くと、
それを食べずに様子を見たりして過ごしました。
努力も空しく、梨奈の状況は今のままでしたが・・。
0歳のうちはこんなものなのかもしれない、
少しは良くなっているんだからこのままがんばろう、
そう思って過ごしていました。
そして私はこの時期から池田市吹奏楽団に復帰。
同じ市内に住む両方の実家に週一回ずつ定期的に梨奈を預けることが決まりました。
私が梨奈の着せ替えごっこにはまり始めたのもこの頃から。
フリースとネルの生地でリバーシブルのコートを作りました。
産後きちんと洋裁をして服を作ったのは初めてやったな。
ネットでメゾピアノの服を手に入れると嬉しくって、すぐに着せて写真をとっていました!!
メゾピアノの服、かなり好きです。
2002年12月15日〜 生後6ヶ月
この一ヶ月が一番わけがわからなかった時期かもしれません。
迷路をぐるぐる回っていました。
一日中座っておもちゃで遊び、ごきげんな梨奈だけど、
年末、クリスマス頃からまた顔がジュクジュクなり始め、
ステロイドを塗ってよくなっても、一週間もしないうちにまたジュクジュクでかゆがって・・・。
私も梨奈も卵を食べないように気をつけているのに原因がわからず、
大豆製品やジャガイモなどのイモ類もやめてみたり、
考えられる食品をやめてみたりしていました。
卵の完全除去が出来ていないせいかもしれないと思って、
いろんな本を読んでみたりも。
でも状況はよくなるどころかますますひどくなり、
朝、梨奈をベットに迎えに行くと、かきむしって血だらけになっていることが続き、
そのたびに心臓がキユーっとなるんです。
毎朝ベットを見に行く時、
「今日は血だらけじゃありませんように・・・」
と祈りながら見に行くと、やはり血だらけ。
これでは毎日朝がつらくてなりませんでした。
あと、本で、除去食をしている母親の母乳は栄養が偏ることがあって、
赤ちゃんの身長が伸びないなどの弊害が起きることがあるので、
あまり自己判断で一部の食品を除去するのはよくないって知りました。
梨奈が身長平均のグラフのずーっと下にいるのは、
人よりちょっと背が伸びるのが遅いからじゃなくて、
私がむやみにいろんな食品を食べないでいるせいで栄養が偏っているからかもしれない・・・。
ただ遅いだけなら待てばいいからいいんだけど、
私の勝手で身長が小さいなら、やっぱり考え直さなきゃいけない・・・。
結局インターネットでいろいろ調べてみることに。
本はいろいろ読んだけど、どれが梨奈に当てはまるのかわからないし・・。
でも調べれば調べるほどつぼにはまって、
このまま治らないような気にさえなってきてしまいます。
調べていくうちに、
症状はどんどん変化していくからお医者さんには定期的に通ったほうがいいことを知り、
定期的な通院を進めてくれなかった前の病院以外の医者に行く決心をしました。
このまま、ひどくなったらステロイドに頼るやり方では、
根本的に何も解決していないんだし・・。
もう医者で失敗したくないのでネットで調べて、
ある子育てサイトの大阪の口コミ情報から、
割と通える範囲内に有名なお医者さん、
「さもり小児科」の名前を見つけて、電話をしてみました。
電話ではとても丁寧な対応をしてくれて、
とりあえず行ってみようと思ったんですが、
夜、だんなに相談してみることにしました。すると、旦那が
「今買って読んでる本の著者が確か、そんな名前やったような・・・・。」
と言って本を改めて見て、
さもり先生が書いている本を偶然旦那が読んでいたことがわかったんです!!
「これは運命やな」
二人でそう言ってこの偶然にかけてみることにしたのでした。
ちなみにこの時、
ネットでアトピーの子供を持つお母さんのHPをいくつも見に行って、
すごく励まされました。
やり方はみんなそれぞれ違うけれど、気持ちはみんな一緒。
一人で悩んでいるわけじゃないという事実が、すごく私を元気にしてくれました。
それは大学の軽音時代の人でやっているMLの存在も一緒でした。
ちょっと心配なことがあっても、
大学でも、親としても先輩である人たちがいろいろ語りかけてくれるので、
とても心強いものでした。
こんなときは特に、
「育児は一人でするものじゃないんやな」
と実感するんです。
まだまだ母親になって半年。
まだまだ頑張れます!!!!
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