アトピー日記2![]()
生後7ヶ月から一歳まで
2001年1月15日〜 生後7ヶ月![]()
1月11日からとうとう母乳を断念していたんです。
梨奈の食べるものと私の食べるもの、
両方からアレルゲンを推測するのはとても難しいから、
せめて梨奈の口に入ったものだけでも細かく把握して、
かゆくないようにしていこうと思ってそう決めました。
ちょっとは母乳に未練があったんだけど・・・。
でも血が出るほど掻くんだから、そんなにかゆいのはかわいそうやもんね・・・・
そう思って断念したんです。
しかしまだまだ1日に何度も飲んでいただけに
母乳の生産量が多くて、
いきなりやめてもお乳がパンパンに張って岩のようになり、
熱を持って痛んで辛くてたまらないものです。
眠れぬ夜を二日続けて三日目には発熱、
そして7ヶ月に入る頃には首と肩に激痛が走って鎮痛剤を常用する羽目に・・。
一方で梨奈はというと、何事も無かったように哺乳瓶でミルクをごくごく・・。
結局なんでもいいんやね・・。
さて、1月15日、
7ヶ月目に入った初日にさもり小児科へ行ってきました。
とても感じのいい先生で、
なんと言っても30分くらい話を聞いてくれたのがとても嬉しかった!!!
いろいろ指導を受けたんですが、
■ 卵アレルギーの人は牛乳にも弱いことが多いのでミルクはアレルギー用を使うこと、
■ 掻き傷は強酸性水と漢方の紫雲膏で治していく事、
■ 身体を洗う石けんと洗濯石鹸を変えること、
■ 入浴は毎日、漢方のお風呂に入れること、
■ 毎日食物日誌をつけること
が主でした。
食物日誌・強酸性水・塗り薬・石けんと洗濯石鹸・漢方の入浴剤は
全てさもり小児科で分けてもらえました。
そういうことでこの日は、たくさんの荷物を持って帰ったのです。
効き目があるのか、とても期待しながら・・。
驚いたことに、
授乳後のたびに強酸性水で傷口をスプレー消毒したあと、
漢方の塗り薬を塗っただけで、
翌日には傷がふさがっていたんです!!!!
おかげでジュクジュクからは何とか開放されました。
そして一週間後にまた通院してからは、
■ 卵以外にも乳製品と仮性アレルゲン
(ほうれんそうやバナナやチーズなど、
かゆみのもと、ヒスタミンなどが多く含まれる食品)
はしばらくやめてみることにしました。
アレルギー用ミルクは明治の「のびやか」に。
でもどうも梨奈には合わなかったみたいです。
「のびやか」を飲み始めたらうんちの色が変わってしまい、
下痢をしてしまうので、
すごいオムツかぶれになってしまい、
とうとうお尻が出血して、
うんちやおしっこをする度に号泣するようになってしまいました。
下痢をしているからうんちの回数も半端じゃなくて、
その度にお尻をほうじ茶で洗って
(効くんです!!先生が教えてくれました。)
薬を塗って、何とか一日で出血は止まったものの、
「のびやか」をやめるまで下痢は止まりません。
結局全く甘味がないという森永の「ニューMA1」にして、落ち着きました。
「ニューMA1」は甘くないどころか少し苦味があるので、
母乳やミルクの味を知っている赤ちゃんは
嫌がって飲まないことが多いって聞いていたけれど、
またもや梨奈はごくごく・・・やっぱりなんでもいいんやね・・・。
そうこうしているうちに肌の様子も改善してきてホッと一安心かと思ったら、
もうすぐ生後8ヶ月になろうかという頃にはまたもや逆戻り・・・
なんでやろ・・。ジュクジュクになってるわ・・・。
とりあえず今のやり方を続けることにしたものの、
本心は
「こんなにいろいろやってるけど、これでほんまにあってるん??」
っていう気持ちでいっぱいでした。
結局この時点で食べられる食品は、
■野菜 大根・はくさい・キャベツ・小松菜・ちんげんさい・ブロッコリー
■主食はおかゆ
■たんぱく質は天然の旬の白身魚
■味付けは昆布だしかかつおだし、しょうゆ
■果物 りんご
■母乳からアレルギー用ミルクに変える
これだけを5日回転の回転食でやっていました。
しょうゆもほとんど使っていなかったので、野菜は全てだし味です。
ほかにもクレハ薬局でやっている栄養相談とダイエーでやっている育児相談に
この2月から毎月通うようにして
栄養士さんの意見も聞きながら毎日の献立を考えていました。
これだけの食材を飽きさせないようにって考えていたらメニューを考えられなくて、
夜眠れないことが多かったです。
明日は何を食べさせよう、考えるまで明日になれないのに、思いつかない・・。
そう思ってたらもう何も食べさせてはいけないような気持ちになって、
もう生後7ヶ月なのに、
まる一日ミルクだけしかあげなかったこともありました。
今まで頻繁に使っていた
■たらの切り身(切り身の魚全部)
■ホワイトソース
■チーズ(ベビーダノン)
■ほうれんそう
などなど、使えなくなったものが多かったのに加えて、
一日使ったら次にその食材が使えるのは5日経ってからしかだめ。
今までの料理法が全て覆されてしまったのですから・・。
肌の具合以外では梨奈は一日中ごきげんな、手のかからない赤ちゃんです。
いろんな音や、プーさんやドラえもんに反応して大喜びしたり、
全く人見知りをしない子で人に話しかけられたらご機嫌モードに!!
容姿はともかく、愛想のよさは天下一品!!!よし、女は愛敬や!!
あと、うつ伏せ嫌いで全く寝返りをしなくなり、
ハイハイする兆しも見られないのですが、
座った格好のまま、お尻だけでずりずり移動している・・・・??!!
方向転換までするからすごいものがあります。
赤ちゃんせんべいを自分で持って食べるようにもなりました。
私自身もこの時期からは
梨奈を連れて近畿圏内の友達のところに遊びに行ったり、
地域の育児サークルに通い始めたり、
梨奈を実家に預けて友人の結婚式に出席したりするようになりました。
近所に梨奈と同じ歳の子供を持つ友達が出来はじめて、
ちょっと話をしたりしていると、
「ああ、みんな同じように頑張ってるな」って、
私自身も気が引き締まる思いです。
よし、がんばるぞ!!!
ただほかの赤ちゃんと一緒に育児サークルに参加していると、
ほかの赤ちゃんや子供たちのつるつるな肌がうらやましくなってしまいます。
「梨奈のせいじゃないのに。」
そう思うと胸が締め付けられる思いがしました。
あと、おやつの時間。
育児サークルではおやつの時間があって、
ほかの子供たちは楽しそうにおやつをもらって食べています。
もうすぐおやつが食べられる時期になったら、
ほかのみんなが食べている中を梨奈にだけ我慢させなくてはいけなくなります。
その時を思うと、やはり辛い気持ちになりました。
しかし、母乳は楽だった・・・!!!
ただで楽できる、ありがたいものだった。
授乳のたびにお湯を冷まして(この間に待ちきれないあかんぼが泣く泣く!!)
ミルクを作って、飲み終わったら洗って・・・。
ああ、めんどくさ。
産後直後からこれをやっている人を尊敬します、本当に。
2001年2月15日〜 生後8ヶ月![]()
ちょうど生後8ヶ月目の2月15日、
口の中に下の前歯二本が顔をのぞかせていました。
ああ、とうとう歯が生えてしまったか・・。
歯が無い口で笑った顔が赤ちゃんぽくて可愛かったのに・・・。
こうやってどんどん大人になってしまうんやなあ・・。
そんな風になぜかさみし〜い気持ちになりました。
哺乳瓶を自分で持って飲めるようになったけど、
相変わらず座ったままずりずり移動するくらいでハイハイの兆しは無し。
うつ伏せ嫌いは相変わらずで、
「意識してうつ伏せにしてあげたほうがいいよ」
といろんな人に言われたので、
毎朝うつ伏せにすることにしました。
すると、泣いて泣いて、うつ伏せのままずるずるとバックしていくのです・・・。
面白くて、泣いているのにビデオ撮影してしまいました。
今のお気に入りはドラえもんとアロエリーナのコマーシャルと音楽。
音楽に合わせて座ったまま前後左右に身体を動かすのが笑えます。
肌の調子はやっぱり一進一退。
前ほどひどい状態にはならなくなったけれど、おなかの湿疹が消えません。
ただジュクジュク状態からか開放されたので、
自己判断でミルクを普通のミルクにしました。
やっぱりどこかでまだ、一生懸命な母親になりたくない気持ちが残っていたんですね。
子供のちょっとしたことで大げさに騒いで、おたおたする母親になりたくなかったというか・・。
それに梨奈のアレルギーがたいしたことないって、
やっぱり思っていたかったんです。
牛乳アレルギーって決まってるわけじゃないのにアレルギー用ミルクなんて・・・。
そういう思いで判断して変えました。
ジャガイモを試して食べさせてみると反応無しで大丈夫そう。
ただ豆腐はちょっとだけ湿疹が出たので佐守先生に相談すると、
「パックのじゃなくて、豆腐屋さんの豆腐にしたらきっと大丈夫」
と言われて試してみました。
すると、本当に反応なし。
どうも、防腐剤かなにか、化学製品が駄目やったんでしょうね。
今月に入るとだいぶ食べられるものが増えて、
■野菜 大根 かぶ キャベツ 白菜 小松菜 ちんげんさい
アスパラガス ジャガイモ かぼちゃ さつまいも
ブロッコリー カリフラワー
■主食はやはりおかゆ
■たんぱく質は 白身の旬の天然魚 豆腐
■調味料はだしは昆布とかつお、しょうゆ、みそ
■ミルク
■果物 りんご
このように、だいぶ増えてきました。
でも、一般に出ている「離乳食レシピ」なんて、全く無理でした。
たくさん本を買っていたんですけど・・。
カラフルで、いろんな味付けで、きっと赤ちゃんが喜んで食べるんやろうなあ。
そう思うと、やはり辛い。
本人が辛い思いをしないためにも、
今、私が頑張らなくては・・・・・。
とりあえず今のやり方でだいぶ肌の調子が安定している様子。
やはり、さもり小児科に行って良かった!!!!
口の周りがちょっとあれているくらいで
見た目は本当にきれいになったものだなあと、嬉しくなっていました。
実はお腹の湿疹はまだ残っていたけれど・・。
確かに毎日食物日誌を書いて
回転食を少ない食材で考えていくのはとても大変だけど
通院の度に話をきちんと聞いてくれて、食物日誌をチェックして
診察のときに専門の栄養士さんと先生とで3人で考えてやっていける。
(さもり小児科にも栄養士さんが来ているんです)
毎日保湿は「馬油」でして、傷のところは「紫雲膏」で対応。
ほんとうにそれだけ。
乾燥はしていてもジュクジュクや出血はほとんどないので
私も精神的にだいぶ楽です。
食生活って本当に大切なんだと、
身にしみて思わされる毎日です。
2001年3月15日〜 生後9ヶ月![]()
満9ヶ月の日、ジュクジュクのない肌で上機嫌の梨奈を
こっちもご機嫌でビデオ撮影and写真撮影。
こんなにきれいな(ましなだけ)肌の梨奈を見たことって今までなかった・・・。
感無量の一日。
しかし、梨奈に異変が起きました。
3月18日、2回目の離乳食を食べている途中でいきなり泣き出した梨奈。
味のないものばかり食べているのにいつも食事中ニコニコで
食欲旺盛な、勢いのいい食べっぷりのはずなのに
2口しか食べていないうちから大泣きし、食事を拒否。
そして、首の周りを狂ったように掻き始める・・・。
眠かったのかな、嫌なことがあったのかな。
思い当たることがない。
でも、梨奈は泣きつづけ、あやしても変わらず、
そしてだんだん首の周りが掻いたせいか、膨れて来たのです。
結局大好きなドライブに連れ出すと泣き止み、
一時間後には腫れたところも元の状態に戻りました。
同じように3月27日。
夕方4時ごろにいきなり勢いよく泣き始めて狂ったように掻き始めます。
見てみると、いろんなところがむくんだように腫れている・・・。
何をしても泣くのも掻くのもやまない状態で、なすすべもなく、
この日は旦那がいないのでドライブにもいけず
ベビーカーで外に連れて行って気分転換させてみることにしました。
それでもひたすら状況は変わらず、何が起きたのかわからず、
ただ、かゆがっているから、食べ物のアレルギーの一種なんやろうと
漠然と思っていました。
ただこの日の腫れ方はすごかった・・。
耳なんていつもの2倍くらいの大きさになってて、
そのまま翌日の朝になるまで治らなかったのです。
よく掻いていたからなあ・・。
9ヶ月に入ったので
うどんやパンを食べさせてみようと確かにあげ始めていたけれど
でも、今まで何回か食べても何ともなかったから、
やっばり小麦と判断は出来ないし・・・。
ほかに何かよくないものがあったのかも知れない、
気をつけてみて、4月の診察のときに先生に相談してみよう、
そう思っていました。
実は3月31日付で引越しをすることになり、
もうこの一ヶ月はバタバタとただ引越しで忙しくて、
毎日の離乳食を作るのとスキンケアで精一杯でした。
でもどんどん状況は悪くなり、
この一ヶ月で梨奈の肌は前と同じようにジュクジュクに戻ってしまいました。
身体のいろんなところが切れて傷になっているほど・・・。
ただ、ストレスも肌の調子を悪くすると言います。
引越しも、赤ちゃんにとってもストレスになっているのかもしれません。
引越し準備で部屋も汚れているし・・・。
とりあえず引越ししてから頑張ろう、
それまで待っててね、そう思っていただけの時期でした。
しかし、引越しを済ませて4月に入り、
かなり気合を入れてケアしたり食事をしていたのに
肌の調子は良くなるどころか、ジュクジュクと出血がひどい。
一週間も経つとかなりめげてしまい、
「ああ、とうとう火事を消すための消火器を使わねばならないか・・」
と言うことで、ステロイドを塗りました。
せっかく佐守先生のところで頑張ってたのに・・・・。
ステロイドを塗る状況まで落ち込んでしまったのはかなりショックでした。
佐守先生のところに通い始めて、やっと快方に向かったと思っていたのに。
考えれば考えるほど、自分が無力で情けなく思えてきます。
食べ物は、先月とさほど変わらないものを与えていました。
■野菜 大根、かぶ、キャベツ、白菜、カリフラワー、ブロッコリー
小松菜、ちんげんさい、たまねぎ、じゃがいも、かぼちゃ
さつまいも、アスパラガス
■主食 お米、パン、うどん
■調味料 だしはかつお、こぶ、いりこ
しょうゆ、みそ、オリーブ油
■白身の天然魚、刺身のマグロと鮭(もちろん火を通して)、豆腐、納豆
■果物 りんご
ネットでアトピー関連のHPを見て、自分を励まし、
「ステロイドはこれが最後にするぞ!!そうなるように頑張ろう!!!」
そういう前向きな気持ちを持つように努力していました。
しかし、成長はやっぱり楽しい!!
ハイハイより先に、つかまり立ちができるようになりました。
なんだか感激で思わず涙がポロり。
あと、バイバイの手振りができるようになったのでめちゃくちゃ面白い!!
買い物に出ると、レジの人にまでバイバイをするほどです。
2001年4月15日〜 生後10ヶ月![]()
ショックの多かった、この一ヶ月間。
4月の佐守先生の健診で、先日の「むくみ」のことを話しました。
私「そういえば先生、アレルギーって顔とかが腫れたりする場合もあるんですね。」
先生「えっ?いつのこと?」
そして、私が先日の2つのケースを話していくと、
だんだん先生の顔つきが変わってきます。
「アナフィラキシーやん、お母さん、すぐ血液検査、しよう!!」
そしていきなりの血液検査。
私には何がなんだかわからなかった。
歯を噛みそうな、聞いた事もない名前。
栄養士さんが言いました。
「知らなくてかえって良かったね。
知ってたらビックリしてかえって何も出来ないもの。」
とても簡単に言うと,
アナフィラキシー・ショックとは、一種のアレルギー反応なんだけど
今まで食べていた食べ物に対してからだがいきなり拒否反応を起こし、
(アレルギーの原因が食べ物とは限らないのですが)
次からショック(発作)を起こしてしまうと言うもの。
もともとアレルギー体質の人はいきなりなったりすることも多いといいます。
かゆみ、むくみ、ぜん息、めまい、呼吸困難などの症状ののち
意識がなくなったり、心停止を起こすかもしれない発作らしい。
小学校などでいきなり倒れて死んでしまったりするケースは
アナフィラキシーショックを起こしたことが原因であるらしいです。
聞いていて、血の気がひくと共に、涙が出てきました。
アレルギーで命に関わることがあるなんて、知らなかった。
梨奈の場合は一度目はパン、二度目はうどんを
それぞれ数回目に食べたときになりました。
先生から、家の中に小麦製品を一切「置かない」ように言われました。
「死んでしまうかもしれない」そう思ったら、何でも出来ます。
小麦粉、パン粉のような粉製品、パンやお菓子、揚げ物も絶対駄目です。
血液検査の結果を待つ一週間、毎日のように泣き暮らしていました。
アナフィラキシー。
これは治るものなんだろうか・・。
幼稚園に行くようになったら
友達の食べているものを欲しがって奪って食べるも知れない。
取替えっこをしたりするかもしれない。
そんなこと、防げるのだろうか。
小学校に上がったら家庭科実習もあります。
小麦製品を扱うときは、欠席することになるのだろうか。
食物アレルギーだったら、
いつか食べれるようになるかもしれないって希望があるけれど
アナフィラキシーは果たしてどうなのか・・・・。
頭の中を不安ばかりがぐるぐる渦巻いて、
ただ、梨奈が不敏でなりません。
そして、ふとしたことで、私が知らないうちに
ショックを起こして死んでしまったら・・・・・・。
考えただけで涙が止まらなくなります。
このときばかりはどんな前向きな考えも浮かびません。
アレルギーは、甘く見ていてはいけなかったのです。
妊娠中から、いえ、妊娠する可能性がゼロでないのならもっと前から
私自身が食べ物に気をつけていればよかった。
そうすれば、少しは違っていたのかもしれない。
いろんな後悔が後を絶ちません。
そして血液検査の結果を聞きに行ったら
今までも駄目だったの「卵白」のほかに
「牛乳」と「小麦」に新しく陽性値が出ていました。
ああ、私が勝手にアレルギーミルクから普通のミルクに変えた、
そのこともいけなかったのです!!
とりあえず半年くらいはこの3項目は完全除去です。
血液検査で陽性値がある程度下がるまでは。
私のかなり真剣な食事研究が始まります。
食べ物に対する本を片っ端から読みました。
買い物にはめちゃめちゃ時間をかけます。
火を通すときもレンジはやめて、しっかり鍋で炊くようにします。
あく取りも一層気合が入ります。
そして食事は除去を目的にするのではなく
「自然治癒力を高めるための身体作り」のためにするという意識を
今まで以上にしっかり持つようになりました。
アレルギーを持つ人は「体質改善」するってよく言いますよね。
そうです、これからは
「食事による体質改善」をしていくのです。
それでも4月の下旬は最悪でした。
今まで食べられていた天然の鯛やいとよりをたべたあとも、
首の周りが少しむくんだり、異常にかゆがって食事をしなくなったり。
呼吸がゼイゼイいっている事もありました。
どんどん食べたらあかんものが減っていく・・・・。
危機感が募ります。
4月29日、ゴールデンウィーク。
いつものように「マンマンマン」と言いながらご機嫌で朝食を食べていた梨奈が
途中で突然大泣きをして食事を食べなくなりました。
しかし、むくみもないし、かゆがったりすることもありません。
旦那がいるので気晴らしにドライブに行こうかと、
食事を中断して外出の用意をはじめます。
しかし、泣きつづける梨奈。
もしかしてどこか、痛いのではないか、そう思ったので
「どうせやったら車で病院に行こう!!」と決めます。
すごく強く泣くのに、時々泣き止んでうっすら笑ったりもし、
何がなんだかわからないうちに車に乗ると
泣き止んでいる合間に目がうつろになっていることに気がつきました。
意識がどこかへ行ってしまっている・・・・・。
おかしい。
病院の待合室で何かがひらめきました。
泣いたり泣き止んだりが続く・・・・。
「腸重積・・・・?」
その疑問を救急の先生に言ってみると
はじめいぶかしげにされてしまったものの
育児書には自分から言わないとただの腹痛で済まされてしまい
手遅れになって死んでしまう可能性があるとあったので
大げさかもしれないけれど、引き下がらずにいました。
結局小児科の先生を呼んでもらい、
超音波で調べて、「腸重積」と判明。
24時間以内に治さないと死んでしまうので
準備が出来次第すぐに「整腸」しますと言われます。
肛門から管を通して水を入れ、ひっくり返った腸を元に戻すのです。
しかし、手術前に先生から呼ばれました。
「小さいお子さんなので麻酔の副作用があるかもしれません。
でも、麻酔をしないと作業は出来ないです。
整腸で腸が元に戻らなかったらおなかを切ります。」
「麻酔しないと手術できないんですよね。」
「そうです。」
「手術しないと死んじゃうんですよね。」
「そうです。」
「・・・・。」
「この子、食物アレルギーと、アナフィラキシーショックが出るんです。
麻酔、大丈夫ですか?」
「やってみなければわからないです。」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「よろしくお願いします・・・・。」
手術中は、ずっと泣きながら祈っていました。
局部麻酔のために、弱々しく泣く梨奈の声が聞こえます。
きっとこのことは一生忘れないと思いました。
結局「整腸」は成功で、再発も無く、
一泊の入院で退院することが出来ました。
このことで思い知ったことがあります。
友達ってありがたい、すばらしい。
「腸重積」は手遅れになると死んでしまう赤ちゃん特有の病気です。
発見が大切ですが、医者に連れて行ってもわからないことがあるといいますから、
母親が気がつかなくちゃいけない、病気です。
それを出産後すぐに教えてくれたのが友人のみずみちゃん。
そして、腸重積について詳しく書いてある育児書
「育児の百科」をお祝いでくれたのが、友人のおしゃぴん。
この二人がいなかったら梨奈の命は助からなかったかもしれなかったです。
ほんとうにありがとう・・・・!!!
4月下旬にやたらといろんな食べ物が駄目だったのも
腸重積になる前に腸が弱っていたため
敏感になっていたせいのようです。
食べられる物は先月より減っていて
■野菜 先月一緒
■主食 お米
■たんぱく質 白身の天然魚、赤身の魚を刺身で買って調理する
豆腐屋さんの豆腐
■果物 りんご
■飲み物 ほうじ茶(ほとんど飲みませんが)
アレルギー用ミルク「ニューMA1」
■おやつ あかちゃんせんべい(卵殻カルシウムの入っていないもの)
そして梨奈もしゃべるようになりました。
「まんま」「ワンワン」「だいだん(階段)」の3つです。
伝いあるきもするようになりました。
そして5月10日にはやっとハイハイガスタート!!
いっぱい驚き、泣いて騒いだ一ヶ月でしたが
腸重積の後は、毎日とてもご機嫌で、明るく元気にすごし
なぜか肌の調子も驚くほどよくなってきたのです。
暖かくなって、湿度が上がってきたためでしょうか・・・・・?
2001年5月15日〜 生後11ヶ月![]()
満11ヶ月の5月15日は今まで無いくらいのきれいなお肌。
ビデオや写真をいっぱいとって、新しく写真たてに飾ってしまったほど。
動きが活発になってきたせいか、立っている姿勢が多くなったせいか
首ができてきて??なんだかすっきり見えます。
独特の赤ちゃん体型も可愛いんだけどなあ・・・。
ぱっと見た目はアトピーだとわからないくらいになってきたけれど
まだまだアトピー生活は続きます。
まずひじの裏の関節がいつまでもジュクジュクのまま。
暖かい日が続いているから汗をかきはじめてきたのかも。
周りの子供たちは早くも半そでに衣替えをはじめているけれど
こんなにジュクジュクじゃあ、なかなか思い切ることができません。
気がつくと長袖の関節部分に「しる」がこびりついているのですから・・。
昼間ほとんど触ったり掻いたりしていないと思っていたら、
夜寝ながらその部分を掻いているようです。
掻かないように半袖にするのはちょっと待って、
数日間だけステロイドを塗ってみました。
しかし、良くはなるけれど、止めたらすぐに元に戻ってしまいます。
「掻かなきゃ治るのに・・・」
そう思って、包帯を巻いたりバンドエイドを張ったりしてみたものの
りなが面白がってすぐにはがしてしまうので一緒です。
でも誕生日の日には私が作った半袖のワンピースを着せたいので
集中的に「誕生日までに治す」と決めてがんばっていました。
そしてアナフィラキシー。
5月の下旬には小麦を除去していても何度もそんな感じのことが起きました。
食事をしている最中にいきなりかゆがって泣き始め、
首の周りからむくみ始めて、呼吸がゼイゼイいってきます。
どこでどう判断して、どこに駆け込めばいいんだろう。
そう思って途方にくれて泣きたくなりながら、
すぐにりなを横にして様子を見ていると、30分以内には収まります。
でも、やっぱりゼイゼイ言い始めるとかなり頭が真っ白になります。
そういうことがおきるのが決まって魚を食べている途中なので、
魚を無しにしてほかのものを食べさせるとなんともありません。
天然の魚をお店で頼んでさばいてもらって持ち帰り、
一度火通ししてから一回分ずつラップしてジップしていたのですが、
それがどうも良くなかったようです。
刺身用の魚を買って生のまま冷凍させておいたものは
調理して食べさせてあげても何とも無いのです。
冷凍しても鮮度は落ちますものね・・・・・・。
でもどういう原理なんでしょうか・・・???
本当に何がおきるかわからないので、油断は禁物です。
それでも6月に入るとそういうことも起こらなくなってきました。
ひじの裏の関節のジュクジュクは相変わらず一進一退ですが・・。
食事は一週間の献立を大体決めてしまうことにしました。
そうすれば毎日悩まなくてもすみます。
月 米 納豆 こぶだし
大根 キャベツ カリフラワー アスパラガス チンゲンサイ
火 米 かつお しょうゆ こぶだし
大根 キャベツ もやし ブロッコリー チンゲンサイ
水 米 鯛 いりこだし
大根 白菜 もやし ブロッコリー かぼちゃ
木 米 いとより いりこだし
大根 白菜 さやえんどう かぼちゃ
金 米 ウマヅラ 味噌 かつおだし
たまねぎ じゃがいも さやえんどう にんじん
土 米 とうふ かつおだし
かぶ さつまいも 白菜 カリフラワー 小松菜
日 米 鮭 かつおだし
かぶ キャベツ カリフラワー アスパラガス 小松菜
タンバク質、根菜、淡色野菜、緑黄色野菜を満遍なくとり
抗原値の低い淡色野菜はほかの野菜との組み合わせを変えて4日ずつ
緑黄色野菜は2日ずつ続けてもいいことにして
抗原値が割と高めのものや緑黄色野菜は
一度食べたら4日空けてから使い、
タンバク質は一週間全部種類を変える。
毎日考えていると頭がこんがらがってしまっていたのも
とたんにやりやすくなりました。
味付けが相変わらずだし味中心なのがかわいそうな気もしますが
梨奈はものすごい勢いでおいしそうに野菜を食べまくるのです。
そうやって何でもおいしそうに食べるところを見ていると
梨奈のためにはこういうのが良かったのだなあと思えるようになってきました。
一度りんごジュースは100パーセントのものでもあげないように
佐守先生から指導を受けたことがありました。
果汁は甘いから、だといいます。
果物で食べるとそんなに量はとらないですが
ジュースにするとあっという間にたくさんの甘いものが体に入ります。
甘い味や濃い味を一回覚えてしまうと
薄味のもの、野菜などを食べなくなるという偏食になりやすいそうです
そういう偏食に悩まなくてすんでいるのですから
食事療法もいいものだと思います。
もちろん、甘いものや濃い味のものは体にいいことも無いですしね。。
そうそう、梨奈と二人で何とユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました。
ほとんどの人に「よくやるわ・・」と言われましたが・・。
ただでチケットが一枚だけもらえたので無駄にするのも忍びなかったので
思い切って0歳児を連れて行ってまいりました。
ビデオとカメラと、りなの食事をお弁当に詰めて持っていき、
半日雨の中、それでもかなり楽しく過ごすことができました。
子連れのお出かけはちょっと努力が必要だけど
頑張ってみる甲斐はあるものだと本当に思わされました。
写真やビデオを残せるだけでも、かなり価値のあるものでしたしね!!
さあ、もうすぐ一歳のお誕生日です。
周りの子供たちが甘いお菓子を食べている中、
いつも赤ちゃんせんべいばかり食べていた梨奈に
何とか誕生日ケーキらしいものを食べさせたい私。
近所のケーキ屋さんに相談に行っても小麦粉を使わないケーキはありません。
3大アレルゲン除去ならあるのですが・・。
佐守先生のところでとてもいいレシピの本を紹介してもらえたので
そこから何か作ってあげることに決めてフードカッターを購入。
さてさて、どうなることやら・・。
アトピー日記 3 につづく
