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銀歯が外れた

 銀歯や差し歯が外れるのは嫌なものです.治療が終わってすぐに外れたりすると 「ヤブ医者だ!!」 と言いたくなります。こんな時は,その歯医者さんもすぐに 「しまった」、 「困った」、 「あれ、どうしたんだろう」 と考えます.

 保険診療では、「銀歯を入れてから2年ぐらいもてば一応いいじゃないか」と決めています。

 普通の治療をしたら、「これくらいは外れないで欲しい」という気持ちと、「これくらい持てば良いのかな」という複雑な気持ちがこの言葉の中にありそうです。

 銀歯や差し歯を入れて、2年ぐらい持てば一応合格ということが一つの目安のようです。しかし、単純に2年ということで区切りをつけられないのが、人間の体のであり、人間のやる仕事の特徴でもあります。一般の機械、器具の保証のようには行かないことがあります。2年どころか、明日にでも外れてしまうことだってあります。


 外れる原因はいくつかあります,大まかに言えば,むし歯の大きさ,接着剤の使用法,歯医者の技術,患者の管理などがその原因として考えられます.さらに大別すれば,歯医者の技術と患者の管理の二つになります.

 歯医者の技術としては,むし歯部分を十分に取り除いたか,銀歯を維持する形をうまく作ったか、接着剤を有効に使ったか,他の歯とのバランスを考慮しているかどうかなどが問題になります。この部分の難しさは、結果的に銀歯が外れないから良い治療とは言えないことです。

 すぐに銀歯が外れることは良いとは言えませんが、「外れない」 だけならば、悪い治療内容であってもあり得ます。この辺は主治医に対する信頼の問題になりそうです。信頼できる歯医者さんだったら、もしも外れたときにはそれなりの説明もあると思いますし、それで良しとすべきでしょう。


 患者の管理としては,不十分な歯磨きが最も多い要因のようです.むし歯も歯槽膿漏も,治療した歯ほど悪くなりやすいことが忘れられているようです.治療が終わったから安心ではなく,治療が終わったら,心配が増えたということでもあり、これまで以上に歯を清潔に保つ必要があるということです.

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