| 患者の質,歯科医の質 |
| 小学校や中学校のクラスを思い出してみてください.成績のよい子もいれば,悪い子もいます.腕白もいれば,おとなしい子もいます.全く同じように,大人の社会にも,悪いのもいれば,良い人もいます.
歯医者さんの世界だって同じです.いろんな人がいますので,どこの歯医者さんでも同じように,同じことをやっているということはあり得ません. 15:70:15の原則 そのような人たちの割合は,ごく大ざっぱに見れば 15 % : 70 % : 15 % の割合になるといわれています. 例えば,歯医者さんの質についていえば,良い歯医者さんが15%,普通の歯医者さんが70%,悪い歯医者さんが15%ということになります.同じことは患者についてもいえます.15%ぐらいの悪い患者がいるということです. そこで,悪い歯医者,悪い患者というのはいろんな意味があるのですが,一般的には,何かにつけて自分の責任は無視して,すべて相手が悪いと責任転嫁する人たちかもしれません.とくに,すぐに怒りを露わにしたり,クレームをつけたりという人たちは,患者,歯科医を問わず嫌われるタイプです. 歯医者さんの質は,どうやったらわかる? わかりません.素人の目からは非常にわかりにくいと思います.技術の善し悪しを含めて,歯医者さんの質には確かに差があるのですが,それを見極めるのは非常に難しいことです.歯科という職業が,目に見える商品を売るのではなくて,見えにくい技術を売る仕事ですから,その差はほとんどわかりません. たとえ,入れた銀歯がすぐに外れたとしても,その歯医者さんの質が悪いとはいえないのが困ったことです.質の悪い治療でも外れない銀歯はたくさんあるからです.結果だけから評価できないのです. じゃ,どうしようもないのかというと,結論的には,その「歯医者さんの人間性」から判断することになりそうです.人間性と技術が完全に一致するというものでもないのですが,人間が信用できないときには,その技術も信用できないことが多いように思います.銀歯が外れたかどうかということよりも、人柄のほうが信頼できる判断基準です.これは、患者側にも言えることですね。 |
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