はじめの一歩(2002.11)

2002年11月18日
そーちゃく(10:00〜11:30)
ついに装着の日。昨日は悔いのないように思いっきり焼肉を食べました。
どんなことをされるのか、どれくらい痛いのか、まったく想像がつかないのでそれほど緊張はしなかった。ただ、インターンらしき若者たちがわらわらと見学に来て、囲まれてしまった。目線をどこにやってよいやら。ずっと目をつぶってました。
いざ装置をつけられていると、なんだかサイボーグに改造されてるような感じ。痛みはない。
今日は上の歯だけの装着。1時間ちょっとかかりました。
ちなみに全面金属のブランケットです。最初に説明を受けたときに、金属の方が強いし外れにくい、ということで金属のにしました。外れて余計な時間をくうのもいやだし、もともと見かけには自信がないんだからいいやって感じで。
装着が終わると簡単に歯みがきの説明と、食べ方の説明、装置が口の中でこすれて痛む時に装置につけるワックスをもらいました。それから忘れてはならないうれしい言葉。「お酒飲んでもいいですよ。」。これは「痛みで夜寝れない人もいるようです。痛い時はお酒を飲んでもいいですよ。眠れるし、血行が良くなって歯が動きやすいから。」という会話の一節。じゃぁ、じゃんじゃん飲んでいっぱい動かすぞっ、とほくそえむ私の心を見透かすように、「飲みすぎはいけませんよ。」。。。
●どんなことしたかというと・・・
まず、歯の掃除をしますといわれ、何やらグルルルと音のする機械で歯の表面を磨かれた。痛くないけど音がこわい。うがいをしたときに歯を舌で触ってみたら、ミントの味がしてざらざらとした。研磨剤がついてるような感じだった。
それから上の歯の表面に接着剤のようなものをつけて、ブランケットの位置を確認しながら一つずつ置いていった。接着剤は光を当てると固まるみたいで、すべて正しい位置に置いてから一気に固定したようだ。で、ワイヤーをはめた。はめる前に先生に「痛みに強いですか?弱いですか?」と聞かれた。多分この答え次第で調整の強さを決めるんだ、と察知したので「痛いのは嫌いだけど、矯正は早く終わったほうがいいです。数日後に泊まりの研修があるのでその時に困らない程度にお願いします。」と言っておいた。なので、きっと弱めにしてくれたんじゃないかな?
以上、今日私がされたと思われることだが、何しろ目をつぶったまま耳から聞こえたことと、口が感じたことなので、ほんとは何をされたのかはわかりません。あくまでも私が感じたことです。
●初食事
先生の話によると、つけてすぐには痛みは出ず、4時間くらいしてから痛み出すのとのこと。だから昼食は早めにとったほうがいいですよ、とのこと。でもなかなか食べる気にならずデパートでうろうろ。せっかく、1時間半もかけて都内に来てるのだから、痛みがないならちょっと遊んで帰ろうと、バーゲンでハッスルしてきました。
痛みはないものの、口の中は違和感でいっぱい。思ってたよりも歯からワイヤーまでに間隔があり、上唇が外側に押し広げられるような感じ。上唇の動きを気にしながら話すので少しぎこちなくなる。
初めての食事は新宿ミロードの『すうぷ屋さん』できのこのリゾット。矯正を始めたらいろんなスープを食べ歩くんだと楽しみにしていたのです。すっごく変な感じ。一口食べるたびに装置に食べ物が挟まるし、とろけるチーズはからまるし。いちいち水でブクブクしながら食べてました。
夕方、帰宅する頃じわじわとうずき始めたけど、これくらいの痛みなら余裕。でも、噛みしめると歯の付け根がジーンと痛む。
夜ご飯は、母がお粥柔らかハンバーグよく煮込んだ豚汁を作ってくれた。ありがたい。歯で噛むというよりも舌でつぶす感じなので、口の中で崩れ易いものが食べやすい。
食後すぐ歯磨き。歯とワイヤーの間にはさまった食べかすを押し出すように磨く。
歯を磨いたらうずきが増してきた。お茶を飲んでたらちょっと落ち着いた。私の場合、温かい物を口に含んだ方が痛みが和らぐようだ。昼食のときもそうだったな。
長い一日だった。明日からどんな毎日になるんだろう。
2002年11月19日
●装着後1日目
夜は痛くて2度くらい目が覚めたが、眠さの方が勝ってすぐ寝てしまった。
朝食は昨日の夜と同じ。歯磨きするとうずきがひどくなるので優しく磨くよう心掛けた。
職場の同じ課の人には、前もって矯正を始めると言ってあったので、ニッと笑って見せた。
普段、よくしゃべり、よく笑う人間が、装置を着けたからといって急に無口にはなれず、普段と変わらず大口開けてしゃべって笑ってました。その方がみんなに矯正してることが知れて、手術した後、顔が変わっても説明が楽かなと思って。
昼食はコンビニでやわらかいパンと牛乳を買って、パンを牛乳に浸して食べてみました。
なんだか歯ぐきはジクジクうずいてるし、装置をはめてから奥の一箇所でしか噛み合わなくなってしまったので、食べるのがおっくう。でも、矯正の第二の目的はダイエットだからいいの。食欲不振大歓迎。
帰宅途中、スーパーで昼食用のレトルト食品を買いに行ったところ、お粥やらシチューやらいろいろあって迷うほど。うちの職場はレンジがないからお湯で温められるやつを買ってみました。楽しいなぁ。健康なときにはあまり食べないものをいっぱい食べて矯正生活を楽しんじゃおう。
夜寝るときふと、頬の筋肉がすごく疲れてることに気がついた。しゃべる時とか結構上唇の動きに気を遣うからかな。
ちなみに夜ご飯は、お粥、柔らかハンバーグと具を小さく刻んだクリームシチュ
あー、時が経つのが遅い・・・
2002年11月20日
今日の夜も2度ほど目が覚めた。装置がうっとうしいし、うずいた痛みっていうのはなんとも嫌な感じ。それでもやっぱり眠いからすぐ寝れちゃう。
朝起きた時はかなり痛みは和らいでたんだけど、食べたり歯磨きしてるうちに痛み復活。昨日より痛いみたい。仕事してても痛くてイライラ。たまにイーッって口を横に開いて力を入れると少し痛みが紛れる感じ。誰かに見られたら変な奴だろうなと思いつつ、30分置きくらいにイーッ。
昼食は昨日買ったレトルトのビーフシチュー。温める前に中の具をつぶして、湯沸しポットに入れて3分。お椀に中味をあけて、パンをつけながら食べた。味は、レトルトじゃこんなものかなって感じ。
明日からは一泊で研修なので、固形物を食べる練習をしないと、ということで夕食はお粥とトロとサンマのお刺身。お刺身はナイフで小さく切って食べてみたけど、歯で噛むというよりも舌でつぶしてるので、身がぷりぷりしてるサンマは食べづらい。トロは全部平らげました。
2002年11月21日
今日から一泊で研修。
食事が心配だったけど、昼は夢庵で「きのこ雑炊」。クタクタに煮込んで米をやわらかくしたので食べれた。噛みしめることが出来ないのできのこはなかなか食べにくかった。
夜は会社が用意してくれたお弁当だったんだけど、から揚げ、フライ、焼き魚、お刺身。まず、から揚げを小さく刻んで食べてみたけど、力入れて噛むと痛むし、歯に挟まりそうだし、断念。フライはそんな悪戦苦闘を見てた同期の男の子が、食べてやるよ、と横取り。焼き魚は小さくほぐしたら食べれた。やっと食事できたって感じ。お刺身は昨日の練習どおり小さく切ったら食べれました。ご飯粒は、まだちょっと食べづらかった。
夜の宴会を楽しみにしてたのに痛くてつまみが食べられそうにない。
というわけで、ちゃんと自分用のつまみを持っていきました。赤ちゃんのお菓子「ハイハイン」。これはちっちゃい頃から好きで矯正してないときにもよく食べてたんだ。あと、チーズ「サンタンドレ」と「ブルサン」。両方ともナチュラルチーズでチーズ嫌いの私でも食べられるくせのないもの。クラッカーにチーズをつけて食べるように、ハイハインを一口大に割ってチーズをつけてみたけどなかなかおいしかった。
今後は、調整の日と飲み会の日をうまく分けないと、せっかくの飲み会が楽しめないな。
2002年11月24日
またしても、明日から一泊の出張。今度は旅行の引率のような感じ。
毎度のことながら食事が心配。
前の研修のように個人で注文できないから出たものをがんばって食べないと。
とりあえず今日はおじやをたくさん食べておいた。
2002年11月25日
今日、明日は旅行の引率。食事の心配をいていたけど、海産物が中心の食事ばっかりだったのでわりと食べれた。
食べやすかったのは、マグロ、甘えび、ホタテ、食べにくかったのが、イカ、サンマ。米粒は食べれないことはないんだけど、歯と装置の間に挟まりやすいんで食べにくい。驚いたことに生のイカは食べれないけど、イカの塩辛は食べられた。おいしそうでどうしても食べたかったんで口に入れてそーっと噛んでみたらなんと生のようなぬちょぬちょ感がなくて普通に食べれた。ただし、身のところだけ。足は固くて無理だった。
2002年11月30日
今日は町の講座で魚のさばき方を習いに行った。
まず、サバを3枚におろして、塩や酢にに漬けてしめサバ。
次に、竜田揚げとミソ煮用にサバを二枚におろした。
あとはイカの塩辛作り。
以上4品で今晩のおかずはばっちり!
日本酒をチビチビやりながらのしめサバはサイコ−。周りが薄くしまってて、中がナマで、やっぱり売ってるのと違ってトロリとしてるんだ。
塩辛も、まろやかで売ってるやつとはひと味もふた味も違う。
矯正しててもおいしいものが食べれてよかった。


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